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夢憑依Ⅰ(次元夢旅行、変な能力に目覚めたらしい)  作者: 夢未太士
[第1章] — [第1部]夢だから
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夕食は男子校です

夕食は男子校です


時間は午後7時半晩飯を頂くにはちょうど良い時間になった。


俺は部屋を出て地下1階の食堂に向かった。

さすがマンモス校、食事時となると食堂には100人以上の男子が集まっていた。


(イヤー壮観だな)


男子寮は経験したことがなかったので少し戸惑ったが店の近くにある大学の学食を思い出し、なんとなく昔見た景色を堪能しながらトレーをもらうため並んでみた。

うん静かだ 要するに馬鹿笑いしたりふざけあったりがほとんど無い。

ほとんどが食器の立てる音のみで、この人数での食事風景としては静かすぎる。

ブレーンイメージライター(BIW)のおかげで知識が高いからみんな大人な対応である、ふざけたり大声出したりしたら逆に浮くだろう事この上無い。

ワゴンに置いてあるトレイを取ると列に並んで本日の日替わりメニューの皿を乗せる、少し見回した後空いている席を確認し座ることにした。

周りは男の子だらけしかも美形ぞろい、そちらの趣味の人にはウハウハな状況かもしれないが自分には全く興味がないので早速食事に手を付けることにした。まずは野菜のサラダ うん新鮮だ トマトにレタス タマネギ ニンジン アスパラガス2020年の野菜事情とほとんど同じかもしれない、肉は生姜焼きのような10㎝大の肉片が3枚とおしんこ(ピクルス)のようなものとスープそしてこれはナンかホットケーキか?小麦粉に何か挟んでプレートで焼いたようなチジミのようなものが2枚。

味はなかなか美味しい簡素ではあるが全体にバランスが取れている、デザートにヨーグルトとドライフルーツが付いている。            

このメニューは日替わりらしく選択は出来ないらしい、逆に選ぶのが面倒な俺にとっては楽で良いと思うけどね。

ヨーグルトは非常にコクが有りなんの乳?か知りたくなったぐらい濃厚だった。


(羊かな それとも鹿とか)


この時代ではまだ他の動物を見ていないのでそちらの興味がわいてきたが、とりあえずは目の前の食物を堪能しよう。

食事をしているところで(ポーン)という電子音が耳に響く、メールだメールの着信音は今も昔も変わらない、当然音は選べるが面倒なのでそういう設定はいじらないのが〇、そして内容を確認する為持ってきたタブPCを見ると先ほど注文した品物の到着日時の知らせだった。

ちょっとがっかり、何故って?女子からのメールのやり取りを確かめた後なのでそっちの対応かなと思われたからだ。


(少しドキドキするね こんな時は)


食事の終わり際に今日の戦闘に参加した何人かが挨拶に来た、お互いの無事を確認し軽く話すと皆さわやかに食堂を後にした。

本当にみんな大人だ 心がおじさんな自分から見ても、ここまで大人な対応だと皆調子悪いのかなと思ってしまう。行儀が良すぎるのがかえって心配だと思うのは俺がおじさんだからなのかもしれない。

男は調子悪い時でもつらい顔をしないのが漢だ、と昔何処かのアニメや映画で聞いたことがある確かに俺も心配かけるのが嫌で我慢したことはかなりある、特に女子の前だとかなり我慢するねそれはもう100%我慢する。


しかし歳をとるとどんどん心配性になるよね、余裕ができるからか他人のことまで考えてしまう、単に俺の悪い癖なのかもしれないが。

部屋に戻ると添え付けのロッカーや引き出し棚などを確認、私物を検証すると自分はブルー(色)が好みでシャツのサイズはL足のサイズは28センチこの時代ジーパンは無い、スラックスと短パンそれにトレーニングパンツ。

インナーはピタッとした水泳の競技用パンツに似た仕様で、トップは腹の部分がないへそ出しウェアーかピタッとした肌着が多く。アウターは襟付きのシャツが標準 材質はよくわからなかったがこの時代の新素材らしい。

制服は灰色シルバーグレーで襟付きネクタイのようなワンタッチ式のものか棒タイでも可または蝶ネクタイ、女子はほとんど蝶ネクタイらしい。


シャンプーやリンスは特に目新しい特徴は無い柑橘系の洗い上がりさっぱりなもの、美容師の俺から見ても高品質なものと言える。香水の瓶が一つオーデコロンかもしくはオードトワレか、蓋を開けると俺も好きな柑橘系のさわやかな香りが広がる。

見たところ2020年60歳おやじの好みとあまり変わらなく、趣味もあまり違和感が無い物ばかりだった。

おじさんがおしゃれするとおかしいかな?最近のおじさんは結構おしゃれだと思うけどね。

ちなみに俺がこの年の頃にはオーデコロンは必需品だったよ、外見のおしゃれはおかねがかかるが臭いはそんなにお金はかからないからね。だって学生時代って制服が多いわけだし下着はそんなに見せ合うことないからね。

(男の場合)

アスラも多分同じような気がする、変な癖がある子だったら心配だったのだがひとまず安心だ。

消耗品の補充は全て学院でまとめて仕入れているみたいだ、ケミカル品は特別趣味趣向がない限り無料の支給品を利用する。もちろんお金に余裕があれば指定外のお高い化粧品類を使用することも可能だ。                         


色々部屋を検証していると(ポーン)と電子音。

ドキドキしながらタップしてみると表示名にミサの文字が、軽くタップし文面を見てみると、今日の事そして社会科歴史のテストの事、買い物の事が書き記してあった。

読んでいると違う電子音が(ピーン)ビクッとしながら画面をタップすると。


「アスラ今暇?」


とミサからの音声通信だった、メールの意味ないじゃん。


「おう 暇だけど どうした?」

「明日又買い物に付き合ってくれない?」

「先生からの頼みごとが入らなければかまわないが、また必要なものが見つかったのか?」

「うん 強化シールって知ってる?」

「いや 知らないが」


「膝や肘に貼る強化テープの新製品が明日発売されるのね、だけど混みそうだから確実に手に入れようと思って手伝って欲しいのだけど」


「かまわないけど そんなに人気なのか?」

「肘用各種と膝用各種の凡用2サイズ発売なんだけど売り場が各サイズ別になってるのよね」

「手分けして購入するってことか、かまわないぞ」

「ありがとう、じゃまた明日ね おやすみなさい」

「あ忘れてた 借りてた防具明日必ず返すから おやすみなさい」


なかなかドジっ子なミサさんでした。

9時半俺は風呂を浴びにこの階の共同浴場へ向かった。

5階ごとにある共同浴場は8・9人が一度に入れる、洗い場にシャワーが7つ。

脱衣場にカゴは無いその代わり洗濯乾燥機のようなものがありそこに入れるようになっていて、風呂から上がると洗濯の終わった衣類が自動でボックスの中に収納されるという仕組み(抗菌防臭済み)ここはランドリーも兼ねている、人がいない間は通路も風呂場も小型の自動掃除機で常に清掃をしてくれる、至れり尽くせりな仕様となっている。

各階には点検とちょっとした清掃などをするように、風呂場のすぐ前の廊下の壁にモニターが設置してあり日付けと担当者の名前が表示されていたりする、学生寮ではよくある事だ、いくら機械化が進んでも最終チェックに人の手は必要だからね。


まあ代わりの下着がいらなかったとは、至れり尽くせりのようでこれならいつでも清潔を保てる、でも一応下着のローテはしておかないとね。

風呂から上がると5月の割には肌寒い、建物は空調で一定の温度に保たれているが。                              

今夜はなんとなく妙な胸騒ぎもする、気功術のせいかそれともこの夢が本当のところ何の為かいまだに説明がつかないが、夢が覚めれば解るのだろうか?転生なんて信じられないから勝手に夢だと決めつけているが、とりあえず風呂場から出るとクリーニング済の下着を手に取りタオルで体をふきながら浴場を後にする。

ちなみに男子寮なので、すっぽんぽんで歩いても誰も文句は言わないようだ、まあ自信が無い子は下着を履いても良いのだが本来そっちが普通だよね。

部屋に戻るとすぐに警戒警報のサイレンが鳴り響く、マジか…


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