遅めの昼食
遅めの昼食
現在食堂で遅いランチを摂っている 目の前にはかかと落としのミサ様がいて斜め横には先ほどの一撃でカブト(ビートル)を葬むったアキラ君がおいしそうに口をモグモグさせている。
あのグロイ戦闘後よく飯が食えるなと感心していると。
「先輩おいしいですネ」
アキラは名前が似てるがアスラと兄弟と言う訳じゃない、でもこの学園の方式では血のつながりはあまり関係なさそうだ。なんせ全員12年間寮生活なのだから。
「アスラ~午後の授業後一限残ってるけど出る?」
どうやら俺達は戦闘後授業をキャンセルできる特例が発生しているので午後はこのまま帰宅してもOKらしい、戦闘に参加していない一般生徒は1時間の居残りとなる。
カースト上位にいる特権みたいなものだが、早引けできると言っても一応保健室によって身体チェックは免れない。
タブPCを見ると残り一限は体育らしい。
「今まで体動かしてさらに体育ですか うむむむ」
「どうせ出ないならアスラ・私寄りたいとこあるんだけど付き合ってよ♪」
何で俺が付き合わなきゃいけないのかとは言えずそっぽを向きながら。
「まあ 良いけど・・」
まともに直視するのがなんか恥ずかしい。
「先輩たち熱いですネ」
ミサの顔が途端に赤くなる。
「違うわよ、この間借りてた防具返すのにどうせなら新しいの買おうと思って一人じゃ専門的な事判らないから教えてもらおうと思っただけよ」
「そうだアキラ君も一緒に来ない」
「あはは 自分は遠慮しときますよ、お邪魔蟲は自分のポリシーに反しますから。それではお二人とも今日はありがとうございました、また機会があったら色々教えてくださいネ。」
「青春ですね~」
アキラは去り際につぶやきながら、トレーを返却口まで持っていくと出入り口の方へ去って行った。
「なんだ あいつはオヤジか?」
(12歳で青春ですね~はおかしいだろ)
これもブレーンイメージライターの弊害か俺は何とも言えない忌避感を持った。
(中身60歳 俺のお株を取られた気分)
昼食が終わり、食堂を出ると外出の許可を得る為保健室へと向かう。
保健室でリサ先生にメディカルチェックを2人で受けていると、おせっかいにも言われてしまった。
「ちゃんと避妊はしないとだめよ♡、そうだこれ持っていきなさい」
そういうと小さな袋に入った例のゴム製品を渡してくれた、もちろんだが使うことは無いし使わないと断じて言える。
2人共お互いの顔を見ることができたのは商店街を歩いて少し経ってからだった。




