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詩*見つめて*

進め文字よ

作者: a i o

文字が呼吸をして

歩み始める羅列

進め進め

孤独なひとも

そうではないひとも


瞳の中で輝くのを待っている

胸の高鳴りを

嵐の夜に撫でる手を


掠めるような挨拶は

ささやかなお近づきのしるし

時に

突き放しては

引き寄せる

身軽さの中で

重い息を吐いて


あなたを知っている

間の取り方も

区切り方も


文字が呼吸をして

走り出す羅列

息切れの中で

求めてる

進め進め

孤独なひとも

そうではないひとも


会いたかったと言って

会えて良かったと言って


結び目の片方は

あなたにあげるから


文字が呼吸をして

羽ばたく羅列

放たれた心から

進め進め

孤独なひとも

そうではないひとも






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― 新着の感想 ―
[良い点] 文字が呼吸をして/歩み始める羅列 進め進め…… 第一連が強烈です。 このリズム感は凄い。 言葉って、口にするものだから、 リズム感は言葉のいのちだと思うのです。 [一言] わたしも リズ…
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