捕虜モブ(♀)(シャル・レズ)の場合
「あた、し…にこんなことして、どうなるかわかってんの?」
「さっさと拘束をほどけ!くそが!」
「レズ一家と全面戦争をする気?あんたにその覚悟あんの?」
「あんたの親玉はこの事を知っているの?あんたの独断だろ?」
「あんたはもう終わりだ。おねぇ様が必ずお前をみつけだし、あっあん。やめっ。むぐぅ」
再び口をガムテープでふさぐ。口からつばをだしてはがしたようだ。
ガムテープも万能ではないな。
今のところ縛った手足はあばれてもほどけてないようだが、
男の方は大丈夫だろうか?力はあるだろうし、ガムテープだけでは心もとない。
一度様子をみてきたほうがいいかもしれない。
この女はしゃべれるようになったら
マシンガンの如く騒ぎだした。言葉も汚いし、
声も高くキーキーとやかましい。苦手なタイプだ。
「むーむー。」
こんどは何枚も厳重にガムテープを口にはってから、
ベットにうつぶせにさせる。
振り向き、抗議の表情をみせてきたが、
抗議したいのはオレのほうだ、
ずかずか不法侵入して捕まった捕虜が生意気な口をきくな。
立場をわからせる必要がある。
肉付きがあまりいいとはいえないが、
手を振りかぶり、胸よりかはいくぶん存在を強調しているお尻を叩く。
べシィ
「むぐぅ」
気持ちいい音が響く。
でるところがでている先ほどの少女フリル・ククリのお尻を叩いたら
もっといい音がするのだろうか?
いい音をならしたお尻をなでる。このお尻はもうおれの所有物なのだ。
これは太鼓。オレの楽器なのだ。
いつ叩こうがオレの完全なる自由なのである。
おもわず笑みがこぼれる。
少女が「むぐぐぐぐ~!」と呻き、そんなわけないだろうとばかりに、暴れる。
「うるさい!」
べシィ
「むーーむーー。」
「騒ぐな!」
べしぃ
騒ごうとするたびに叩くことにする。
オレの手が赤くはれあがってきたころ、
ようやく学習したのか声をあげなくなった。
一度つかんでいた手を離す。
女は涙目で体制をととのえるべく身をくねらせていた。
この程度で屈服するとは思えないが、
ひとまず静かになったので一度しきりなおそうと、部屋を退出する事にする。
と、いうのも
男の方もガムテープで縛っただけで大丈夫なのか
不安になってきたのである。
部屋の扉は木製の木に簡易な鍵がついているだけのもの
大の男が体当たりをすれば壊されてしまう。
「今度きたとき、騒いでいたら問答無用で尻をたたくからな?」
高圧的に言い放つ。少女はいくぶん顔をあおざめさせているものの
かわらず、にらみ返してきた。
縛られた少女に涙目ににらまれ、ぞくぞくしたものを感じる。
きっとおれは騒がなくても、叩くだろうな、と思う。
もっとイタズラして楽しみたい。決して逃がさない。
これはおれのおもちゃだ。
彼女の意思ある目はオレの支配欲を刺激する。黒い欲望がオレの中に渦巻く。
ガムテープがどこまで有効なのかわからない。
逃げられないよう捕虜は
足を痛めつけておくべきなのかもしれない。
とはいえ、
そういう行為は慣れてないし苦手である。
それに、もし奴属の首輪をつかい、手足として使うなら
怪我をさせてしまっては使い物にならなくなる。
一度は去ろうとしたが妙案を思いつき
振り返り、少女に近づく。
その行為は完全な不意打ちだったようで、少女はおもいきりびくっと
のけぞった。
思わずいもむしのようにはって逃げ出そうとする少女をつかまえ、
お尻をもう一度なで、感触を楽しんだ後、
ひざまでのショートパンツを足首まで一気にずりおろす、
「@kむhっ!」
下着姿をあらわにされた少女は混乱したかのように身をよじるが、
力で押さえつけ、そのショートパンツを足首できつく縛った。
女は抵抗を試みたが、再びわめくたびに、
尻をたたくと、
程なく抵抗しなくなった。あきらめたのだろうか。
しつけは大事だな。
少女はさらに涙目ながら未だににらんでくる。
「その縛りがほどけていたら、次は、もっとひどい事をするからな?」
改めて少女を見る。
上が普段着で下だけ下着姿とはそそるものがある。
アイテムボックスには制服も入っていたはずだ、こんどだぼだぼのYシャツを着せてみよう、
そんな事を考えつつ後ろ髪をひかれつつ部屋をでる。
部屋をでるとそこにはちょうど清掃用のスライムがいた。
いやがらせで、モブ少女の部屋に放り込むことにする。
少女全体をきれいにさせておくよういうとスライムは
こくりと、うなずいたようにみえた。
ほどなくして、再び部屋が騒がしくなる。
ばたばたと少女が暴れているようだ。
狭い部屋。縛られた状態。逃げられるはずがない。
清掃用スライムは、主にダンジョンをきれいにする魔法生物だが、
風呂のかわりにしてもいいだろう。
スライムになぶられると人は、激しい痒みを感じるようになるらしいが、
汚いよりはいいだろう。
後でフリルの部屋にも放り込んでおくべきだろうか。
そんな事を考えつつ、次の部屋へと足を踏み入れた。