表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
槍ませんか  作者: 金子よしふみ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/1

修羅場

 修羅場の語源をご存じだろうか。阿修羅とインドラの喧嘩した場所


 見事な果実が満月を浴びて艶やかな形状のシルエットを描き、芳醇な香りを部屋に充満させている。

「よかろう?」

「どちらにする?」

 わずかに朱を帯びた頬を見せつけるように二人の美女が布団の中に潜り込んできていた。

「ッ、まずは離れて。それからちゃんと服を、その寝巻を着崩さないで、よかろうも悪かろうも、どっちも こっちもそっちもあっちも棚に上げるので、各々の寝所で安らかにお休みください」

妖に化かされているわけでもないのに金縛りになっているのは身体だけであり、そのせいか口だけが熟達した和菓子職人の手さばき並みですばやく動いていた。

 すると。

 けたたましくふすまが開けられた。

 修羅がいた。もとい修羅場になった。

 隣人で幼馴染の志伊那爽果が野々宮の体にひっついたままの美女ツワモノとナイトを見下ろしていた。

「爽果姉! 助かった!」

 仁王が光矢の眼光を放った。

 もう一度言おう。修羅場はあくまで二神の争いの場、ここにはもう一人仁王がいるのである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ