44.用語解説
*ブルフィア
RPG『ブルーバード・ワルフィア』シリーズ。
全三部作。通称ブルイチ、ブルニ、ブルサン。
美和が好んでプレイしていた。
近世欧州風の生活様式を元にしているが、親しみやすさのためか、かなり現代日本風にアレンジされた文化となっている。
フル3DCGで描写されている関係で、登場人物は皆整った顔立ちをしている。
*ラヴィソフィ地方
ブルフィアシリーズの主要地域。ゲーム内のデフォルト名ではなく、美和の名付けた名前となっている。
フェイファー神聖国との国境を抱える辺境地域。
辺境伯家の現当主は、レオナルド・ウォーレン・コールマン。
*メーヴ城
ラヴィソフィ領都にある城。
表側と裏側の2層構造になっており、表は軍事拠点、裏は領主居城。
表だけで一つの街が形成されるほどの規模を誇る。
*クルスト軍
RPGの主人公軍。ゲーム内のデフォルト名ではなく、美和の名付けた名前となっている。
ビエスタ国援軍2部隊(国軍7番隊・8番隊)、エルフの森からの援軍1部隊(後に2部隊)、傭兵隊3部隊、ラヴィソフィ騎士遊撃隊1部隊、志願兵2部隊からなる。
ブルイチ・ブルニでは辺境伯レオナルドが率いている。ブルサン終盤で主人公が軍主となり、ラスボスの邪神討伐を行う。
*ラヴィソフィ国
現ラヴィソフィ地方とフェイファー神聖国を領土としていた亡国。
古の邪神を封印する使命とそのための方法を持っていた。
邪神復活とフェイファー家によるクーデターにより、解体に追い込まれた。
現ビエスタ国ラヴィソフィ領都のメーヴはラヴィソフィ国の首都であり、現フェイファー神聖国皇都神殿は国家宗教都市アルバーノだった。
*クルスト王家
ラヴィソフィ国を治めていた、古い起源を持つ王家。
古くに神と契約した関係で、王家の血筋は邪神に対抗する力を持ち、力を行使するための王杖を代々伝えてきた。
フェイファー家によるクーデターの際に、主人公以外の血は廃されてしまった。
*聖女
邪神への対抗手段として神が遣わす女性。
ラヴィソフィ国の国家宗教都市であったアルバーノ大神殿に、聖女の力を引き出すためのティアラが保管されていた。
邪神に対抗するためには、現メーヴ城南西方向にあるユタル神殿で、ティアラの力を解放する必要がある。
回復魔術は聖女のみが使用できる術とされている……というのが、ゲーム内での説明。
*ビエスタ国
現ラヴィソフィ地方が属する国家。
旧ラヴィソフィ国とは友好関係を築いており、フェイファー家によるクーデターの折、現ラヴィソフィ地方の保護を目的とした併合を行い、亡命者も受け入れている。
クルスト王家に伝わる邪神を打ち倒す王杖も、代理として保管を続けている。
*フェイファー神聖国
ブルイチでは敵対する国。2作目以降はビエスタ国に併合される。
ラヴィソフィ国崩壊後に興った国で、クーデターを主導したフェイファー家が新国主となった。
アルバーノ大神殿一帯を皇都として整えたため、現在もアルバーノ城内には神殿が存在する。
フェイファー家がクーデターを起こした理由、現在の国の方針などは、作中の現段階では明らかになっていない。
*フェイファー神聖軍
フェイファー神聖国第三皇子シヴァを司令官とする軍。
ゲーム内では、聖女とされるエマの奪還を目的として編成されていた。
シオンが現れる直前までは同じく聖女奪還のための軍だったが、現在は聖地として伝わるユタル神殿をフェイファー神聖国へ取り戻すことが使命となっている。




