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RPGの世界で生き残れ! 恋愛下手のバトルフィールド  作者: 甘人カナメ
第二章 設定・小話まとめ 【第一章の時期のおはなし】
44/132

44.用語解説



*ブルフィア


 RPG『ブルーバード・ワルフィア』シリーズ。

 全三部作。通称ブルイチ、ブルニ、ブルサン。

 美和が好んでプレイしていた。

 近世欧州風の生活様式を元にしているが、親しみやすさのためか、かなり現代日本風にアレンジされた文化となっている。

 フル3DCGで描写されている関係で、登場人物は皆整った顔立ちをしている。




*ラヴィソフィ地方


 ブルフィアシリーズの主要地域。ゲーム内のデフォルト名ではなく、美和の名付けた名前となっている。

 フェイファー神聖国との国境を抱える辺境地域。

 辺境伯家の現当主は、レオナルド・ウォーレン・コールマン。




*メーヴ城


 ラヴィソフィ領都にある城。

 表側と裏側の2層構造になっており、表は軍事拠点、裏は領主居城。

 表だけで一つの街が形成されるほどの規模を誇る。




*クルスト軍


 RPGの主人公軍。ゲーム内のデフォルト名ではなく、美和の名付けた名前となっている。

 ビエスタ国援軍2部隊(国軍7番隊・8番隊)、エルフの森からの援軍1部隊(後に2部隊)、傭兵隊3部隊、ラヴィソフィ騎士遊撃隊1部隊、志願兵2部隊からなる。

 ブルイチ・ブルニでは辺境伯レオナルドが率いている。ブルサン終盤で主人公が軍主となり、ラスボスの邪神討伐を行う。




*ラヴィソフィ国


 現ラヴィソフィ地方とフェイファー神聖国を領土としていた亡国。

 古の邪神を封印する使命とそのための方法を持っていた。

 邪神復活とフェイファー家によるクーデターにより、解体に追い込まれた。

 現ビエスタ国ラヴィソフィ領都のメーヴはラヴィソフィ国の首都であり、現フェイファー神聖国皇都神殿は国家宗教都市アルバーノだった。




*クルスト王家


 ラヴィソフィ国を治めていた、古い起源を持つ王家。

 古くに神と契約した関係で、王家の血筋は邪神に対抗する力を持ち、力を行使するための王杖を代々伝えてきた。

 フェイファー家によるクーデターの際に、主人公以外の血は廃されてしまった。




*聖女


 邪神への対抗手段として神が遣わす女性。

 ラヴィソフィ国の国家宗教都市であったアルバーノ大神殿に、聖女の力を引き出すためのティアラが保管されていた。

 邪神に対抗するためには、現メーヴ城南西方向にあるユタル神殿で、ティアラの力を解放する必要がある。

 回復魔術は聖女のみが使用できる術とされている……というのが、ゲーム内での説明。




*ビエスタ国


 現ラヴィソフィ地方が属する国家。

 旧ラヴィソフィ国とは友好関係を築いており、フェイファー家によるクーデターの折、現ラヴィソフィ地方の保護を目的とした併合を行い、亡命者も受け入れている。

 クルスト王家に伝わる邪神を打ち倒す王杖も、代理として保管を続けている。




*フェイファー神聖国


 ブルイチでは敵対する国。2作目以降はビエスタ国に併合される。

 ラヴィソフィ国崩壊後に興った国で、クーデターを主導したフェイファー家が新国主となった。

 アルバーノ大神殿一帯を皇都として整えたため、現在もアルバーノ城内には神殿が存在する。

 フェイファー家がクーデターを起こした理由、現在の国の方針などは、作中の現段階では明らかになっていない。




*フェイファー神聖軍


 フェイファー神聖国第三皇子シヴァを司令官とする軍。

 ゲーム内では、聖女とされるエマの奪還を目的として編成されていた。

 シオンが現れる直前までは同じく聖女奪還のための軍だったが、現在は聖地として伝わるユタル神殿をフェイファー神聖国へ取り戻すことが使命となっている。




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