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太平洋戦争開戦日一日前にタイムスリップした凡人  作者: スーパーケンケンゴリラ
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1941年12月7日柔道大会

始めぇぇぇえぇええええ!!!

柔道大会が始まった。

瀬田「行きますよ。剛田さん」


剛田「手加減したらぶっ殺すからな!!」


瀬田と剛田は、組み合った。


瀬田健吾のプロフィール

身長172cm

体重72kg

ゴツい体をしている

柔道歴5年初段

得意技は、背負い投げ、袖釣り込みなどの手技


剛田雄一のプロフィール

身長163cm

体重65kg

がっしりとした肉体をしている

柔道歴10年黒帯

得意技は、払い腰、大腰などの腰技


剛田は、瀬田の奥襟持ち払い腰を掛けた

瀬田は、間一髪でよけた。


瀬田(剛田さんは、めちゃくちゃ強い。長期戦になれば、確実に負ける・・・!!)


剛田「どうした!?お前は、でけぇだけかぁ!?」

剛田は、また、瀬田の奥襟を持った。


瀬田(この瞬間だ!!剛田さんが僕の奥襟を持つ時必ず脇が空く!!その時に袖釣り込みを掛けれれば、勝てる!)


剛田は、払い腰を掛けた。しかし、瀬田は、よけれなかった。投げられた。


瀬田(大丈夫だ・・!完全に背中が着いていない、一本じゃない。)


瀬田「まだまだ・・!!」


剛田「チッ、運のいい野郎だぜ!」


瀬田と剛田は、組み合った。

瀬田は、袖釣り込みが入りやすい体制に組み合って、わざと剛田が奥襟を掴みやすいようにした。


剛田「瀬田!どうした!?奥襟がガラ空きだぜ!」


剛田は、奥襟掴んだ・・・その瞬間瀬田の猛烈な袖釣り込みが決まった、


100番!!!!!


剛田「チッ、負けたぜ。おめぇなら優勝できるかもな。隅で応援してやるよ!チッ」


瀬田「剛田さんありがとうございました。」


剛田「ふん」


62番!


31番!


7番!


どんどん減っていく。瀬田は、辺りを見渡して気づいたことがある


瀬田(みんな、得意技に関係なく奥襟を持ってる!!相手が奥襟を掴んでくれると一本背負いとか背負い投げとか掛けやすいんだよね

俺!優勝できるかも!!)


「よろしくお願いします!!」


瀬田「よろしくお願いします。」


瀬田(やはりこの人も奥襟持ってきた・・!!)


瀬田は、完全に組む前に一本背負いで仕留めた。


瀬田は、そのあと同じようなやり方で次々と倒しとうとう決勝まで来た


剛田「いけぇぇぇえぇぇええ!瀬田!!てめぇならそんなでかぶつぶったおせる!」


瀬田(口悪いなぁ・・剛田さん)


でかぶつ(こいつ、そこそこ大きいがまぁ俺よりかは、チビだ。必ず勝てるぜ!)


でかぶつは、瀬田の袖を持った瞬間、力を込め瀬田の体制を崩し、さらに奥襟を持ち、ネジ伏せようとした


瀬田(こいつ・・!!力で!くっ!こういう奴は、あの技でしか勝てない!!)


剛田「頑張れぇぇえぇえ!瀬田ぁぁああ!」


瀬田「うぉおおおお!!」


審判「ひゃくい・・・!!?」


でかぶつは、飛ばされた。ドン!畳におもいっきり叩きつけられた。


審判「巴投げか・・!!27番!!!!!」


瀬田「よっしゃああああ」


剛田「やったな!瀬田!!」


剛田は、瀬田に抱きついた。


瀬田「ちょっ!剛田さんやめてくださいよ。」


剛田「照れくせえこと言うんじゃねぇよ!ウフフ」


瀬田「ゾク!」


審判「101番の方、ステージの方へ来てください!!」


瀬田「あっ!はい!!」


瀬田は、一時間後に東條閣下と試合することを聞かされた。


〜休息室〜


剛田「瀬田!おめぇよく見るとわけぇな年いくつだ!」


瀬田「16です。」


剛田「!!!!!!!」


瀬田「?」


剛田「お前一般人か!?この大会わな。軍人しかでちゃーだめなんだよ!!


瀬田「本当ですか!!?」


剛田「本当だよ!!お前もし、バレたら牢獄にぶち込まれるぞ!!」


審判「101番!」


剛田・瀬田「ビク!」


審判「東條閣下がお見えになられた。すぐ、試合を始めるぞ!」


瀬田「はいわかりました。」


剛田「お前、適当に負けて、もう、目立つな!帰りは、俺がなんとかしてやるから!わかったな!」


瀬田「はい!」(帰る場所ないけど・・仕方ないか・・)


大きな演奏とともに東條閣下がお見えになられた。東條閣下は、瀬田に近寄った


東條閣下「君が私の相手かよろしく頼むよ!」


瀬田「よろしくお願いします!」(明日、開戦っていうのに・・やっぱり今も昔も政治家は、糞なんだなぁ〜)


審判「試合!始め」


瀬田と東條閣下は、組み合った。


瀬田(あれ?この人、見かけによらず弱い!くそおどうやって負ければいいんだ!!そうだ!大外刈りを掛けて、返されて、勢い良く投げられよう!!)


瀬田「どりゃあああああ!!」


瀬田は、勇ましい声を出しながら弱い大外刈りを掛けた。東條閣下は、投げられた。


審判「い・・一本」


瀬田「勝っちゃた・・・」


武道館の中に戦慄が走る!!





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