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クロノロク  作者: 此糸
2/2

エピソード:0.5 彼の親友曰はく、

今、俺は葛藤していた。


内容は至ってシンプルだ。要は教室に入るか入らないか、である。

ついさっきまでクラスメイト達とバスケをしていた俺の体は水分を欲している。しかしあいにくと財布は教室のロッカーに入れっぱなし。

すぐ返すから貸してくれ、なんて頼んでみても「教室までダッシュだな」「つか往復じゃね」「がんばれー」なんて言葉が返ってくる始末。

なんて友達甲斐のないやつらだ、と泣く泣く走り出そうとした俺の肩にぽん、と腕が置かれた。

振り返ればそこにいたのは我が親友・在原一色。

もしかして、と期待のこもった目で見つめる俺に向かって奴はこう言った。


「Don't mind☆」


殺してやろうかと思った。


ドンマイでいいじゃねーかなぜ略さなかった。ていうか無駄に発音いいんだよ英語が3の俺に対するあてつけか!

ありとあらゆる罵詈雑言が頭の中で大氾濫を起こしたが、頑張って俺は口から出すことなく飲み下した。

在原はいわゆるイケメン(死語か?)とかいう人種で、運動が大得意な上に勉強も平均よりできるというなんとも殴りたくなる男だ。対して俺はちょっとそこらを探せば見つかりそうな村人A,もとい少年Aである。あんまり下手なことをしてはクラスの女子達から睨まれてしまう。なんて理不尽な世の中だろう!


そういうわけで、爽やかに親指を立ててくれやがった在原に背を向けた俺。そして今に至る。


改めて言おう。俺は猛烈に喉が渇いている。教室に入って財布をひっつかんで自販機までダッシュしたい。しかし、入るには入れない。教室にいるのは女子だけで、話をしているからだ。今入れば俺は間違いなくKYの称号を与えられるだろう。

何故ならば、聞こえる声から察するに、交わされている会話の内容は、

いわゆるコイバナとかいうやつで。


結局5分くらいどうすることもできずに教室のドアの前で突っ立っていた俺は、ようやく結論を下した。


(……俺には、無理だ…っ)


ああここに在原がいなくてよかった。見られて「本当、お前ってへたれだよな!」なんて言われた日には絶対に殴る自信がある。

幸い少し時間が経ったせいか、渇きもいくらか治まっていて、もうしばらくくらいなら耐えられないこともなさそうだった。仕方なく体を反転させて、とりあえず教室から離れようとする俺は、聞こえてきた言葉に思わず足を止めた。


「私は、在原君かなあ」

「おお、やっぱ人気だねえ。在原君は」

「せやけど、意外やなあ。ミオはあんまりそういう話興味無い方やと思っとったで」

「まっさかあ。イスズちゃんの偏見ってヤツだよそれは!ミオちゃんだって女の子なんだし」


ああ、やっぱり在原かよ、と落ち込む。ついでに中にいる面子が1人は分かった。関西弁でイスズという名前の女子はうちのクラスに、というより学校に1人しかいない。ぶっちゃけ大阪でもないのに関西弁をしゃべる奴がうじゃうじゃいたらそれはそれで引くが。ていうか何だそのカオス。


厳原 五十鈴。名字が読めなくて「いつくはら」と言ってしまい、思い切りどつかれたのはまだ記憶に新しい。忘れられないくらいアレは痛かった。


「…ちょお待ちぃ。もしかしてうち以外皆好きな人おるん!?」

「女の子だし」

「女の子だもん」

「あはは」

「何やねんソレ。遠まわしにうちが女の子やない言うとるんか」


ぶすくれた厳原の声に沈黙が返された。


「え、なんで黙るん?ここ否定するとこちゃうんか?ミオも笑っとらんでフォローしてほしいんやけど」

「……五十鈴」

「おん」

「ただ今優しさは出かけております」


途端弾けた笑い声。「ご用件の方はピーッという発信音の後にお名前とご用件を――」なおも続く愉快そうな響きを含んだ“ミオ”の声。「今すぐ戻って来い優しさカムバーーーーック!!!」叫んだ厳原にいっそう楽しそうにクスクス笑う声が増す。


「ひど。皆ホンマにひどいで。ええやん別に、トキメキとか何やそれ。お腹はいっぱいにならへんで」

「胸がいっぱいになるのよお子ちゃまめ」

「五十鈴っちは花より団子だねえ」

「うわうっざ。何なんコイツらマジうざいわー。ミオちゃんはうちの味方してくれるやろ?親友やし」

「捜索願は出したんだけど…」

「まだ帰って来とらんのかい優しさァ!!?」

「それにしても在原君ってカッコイイよね。ミオちゃんの気持ちわかるなあ」


話が変わった。


「なんか行動力あるし、グイグイ引っ張っていってくれそうだよね」

「えー。でもアレやん。ミオはマイペースやん。ちゅーかペース崩されるの嫌いやんか。余計に在原の何処がええんかわからんわ」

「じゃあ顔とか」

「運動神経も良いよね。体育の時とか目立つもん」

「頭も悪くないし、将来性を買って!とか」


あーだこーだと議論できるほどに魅力を次々に挙げられる在原が心底憎たらしい。

思わず厳原が何か言うたびに「もっと言え!」と茶々を入れたくなってしまう。


「で、結局ミオは何で在原が好きなん?少女漫画の如く子犬と戯れて無邪気に笑うその姿にどきーん☆とかそういう事か。ギャップ萌えとかいうやつか」

「少女漫画からギャップ萌えとかいう言葉に至る五十鈴っちの電波っぷりには脱帽だね!」

「え?うちコレ褒められとるん?貶されとるん?」

「とりあえずミオちゃんが何も言えないでいるから五十鈴ちゃんは黙ればいいと思うよ!」

「この子笑顔でひどいこと言ったで!?」

「まあ五十鈴っちはほっといて。ミオちゃんどうぞー」

「ええ?何か言いにくいなあ」

「そんなこと言わない。ほら吐けー」


きゃあきゃあと楽しそうな雰囲気に、そろそろこのまま立ち聞きしているのが辛くなってきた。

別に在原のいいところとか聞いてても全然楽しくないし、ちらちらと向けられる不審そうな目が痛い。廊下で立ちっぱなしなのだから、いい加減「何やってんだコイツ」と思われてもしょうがないと言えばそうなのだが。…戻るか。


「私、彼に愛されてたから。――前世だけどね」


踵を返そうとしていた俺は硬直した。


「…え?」

「…え?」

「……んんー、ちょお耳おかしなったみたいやな。すまんけど、もう一回言うてくれる?」

「だから前世でそういう関係だったからつい目で追っちゃうんだってば」

「…あかん。何やミオが電波ゆんゆんな事言っとる幻聴が聞こえるわ」


俺にも聞こえた。うちのクラスにこんな妄想癖ありそうな女子いただろうか。


「ミオちゃん、とりあえず、現実見てみようか」

「ダイジョウブ、ミオチャンガ デンパデモ ズット トモダチダヨ」

「片言やし!めっちゃ信用できへんやん!」

「ミオちゃんどうしよう、私ものすごく傷ついたよ!五十鈴っちのせいで。」

「五十鈴…めっ、だよ!」

「裏切られた!?」


何だかんだで話は流れたようだが、俺はそう簡単には流せなかった。

何せ前世云々に名前が挙がっているのは仮にも俺の友達なのだ。こういう電波な奴ってたいてい頭おかしいから、ストーカーとか無理心中とか、在原が被害に遭う確率はゼロとは言い難い。


多分、正体不明のストーカーよりも、誰だか分かってた方が少しはマシ、だと思うし。

そう思った俺が在原の所へ行こうとした瞬間、ガラリとドアが開かれた。


「あれ、どないしたん?何か用?」

「え、あ、いや。別に」

「なんや、ごっつ挙動不審やな…ま、ええわ」


厳原は俺をちらりと一瞥すると、さっさと廊下を歩きだした。


「ど、何処行くんだ?」


しまった。声をかけるつもりはなかったのに。

自分でもどうして呼び止めたのかわからないくらいだ。呼び止められた厳原は一層不審そうに俺を振り返った。


「買い出し。自販機でな。アクエリ2つとカフェオレ」

「パシリか?」


あ、つい思ったことを口に出してしまった。


「アホ。単にジャンケンで負けただけやっちゅーねん。失礼にも程があるで」


で?と厳原は聞き返してきた。


「で?って…何がだよ」

「何でんな事訊くんやっちゅー話や。ストーカーか気持ち悪ぅ」

「スト…つーかキモ…」


流石にショックだった。むしろ俺が危惧していたのはこの目の前にいる厳原の親友である“ミオ”のストーカー化だというのに、何がどうなって俺が厳原のストーカー疑惑。呆然としていたのがあからさまに表れていたのか、厳原は呆れたような表情になった。


「何マジで取ってるん?冗談に決まってるやろ」

「な…っあせったじゃねえかバカ!」

「バカ言うなやド阿呆!」


厳原が持っていた財布でどつかれた。金具の部分が丁度頭に当たって、痛さのあまり声も出ない。


「何やっとんねん。リアクション、オーバーすぎるわ」


理不尽な目の前の女はやれやれとでも言うように軽く肩をすくめた。


「お、お前こそバカって言ったくらいで殴ってくんなよな!ほんの軽口じゃねえかよ!」

「関西人にはバカやなくてアホ言うんが鉄則やさかい」


だから殴ったんやけど、文句あるのん?と続ける厳原に俺は


「さいですか…」


とすごすご引き下がることしかできなかった。だから在原にへたれとかからかわれるんだ、俺。


「もう用無いなら行くで」

「無いッス…すいませんでした…」

「ん。許したる」


俺立場弱ッ。

「ほな」と言ってひらりと片手を上げ歩いていくその仕草は厳原の顔立ちが整っていることもあってやけに恰好がついていた。きっと俺がやってもちょっと冷めた目でみられるだろうが、在原がもしやれば女子が何人か顔を赤くするに違いない。

……なんだかやたら在原が憎たらしくなってきた。やっぱり伝えるのはやめようか。



      *      *      *



「“ミオ”…?あ、あいつじゃねえの、綾瀬」

「あー…」


うちのクラスで“ミオ”って名前の奴いたっけ、と在原に問いかけてあっさり返ってきた答えがそれだった。

名前(しかも漢字も分からない)だけじゃ分からなかったが、名字なら流石にわかる。

綾瀬 澪。珍しく髪も染めていない、わりとおとなしめの子だったと思う。腰まで、とまではいかなくとも長く伸ばされた紙を、厳原が楽しそうに縦ロールにしていたのを見たことがある。そういえば使っていたコテを風紀委員に没収されていた気がするが、あれが一体どうなったんろうか。謎だ。


「で、綾瀬がどうしたんだよ。告白すんのか?」

「しねえよ!お前の中の俺って一体何なんだよ好きなクラスメイトの子の名前も知らないような奴なのかよ!?」

「え、一目惚れしたんじゃねえの?」

「在原クン、今何月なのか言ってみようか」


アンサーは夏も間近な5月の終わりである。


「つかクラス名簿で調べりゃよかったのに」

「しゃーねーだろ読めなかったんだから!」


国・英ともに苦手な俺は典型的な理系だ。自慢じゃないが音読で詰まらなかった事がない。


「さんずいに漢字で数字の零だろ?読めるだろ」

「読めねえよ」

「あいっかわらずダメダメだなお前。あーでもさっきの休み時間にみーみー言いながら掲示板とこでにらめっこしてた理由が分かったわ」

「え」


マジか。口に出してたのか俺。


「猫になりたい願望でもあるのかとばかり」

「なあ本当にお前の中の俺って一体何なの?」

「親友なへたれ、もしくはへたれな親友。どっちがいい?」


キラキラと効果音がつきそうなほど爽やかな笑みを浮かべた在原が出した選択肢に俺は顔を引き攣らせた。もはや選択肢じゃねえし。がっくりと肩を落とした。


「『返事はYes or はい』並みに選ばせる気ねえじゃんかよ…」

「いーだろ別にー。この俺の親友ポジションと友情が不滅だっつってんだぜー?有難がれよ」


確かにそこはちょっと感動しないこともなかった。なかったけども!!


「とどのつまりへたれも不動だって言ってやがるよな!?」

「嬉しいだろー?崇め奉れ」

「死ね!」


俺が死んだらお前泣くだろー、と頭を軽くはたかれた。泣かねえよ、と言うといや泣くね、と自信満々に言い切りやがった。


「ま、俺が死んだら俺の部屋の本はお前にやるよ、マンガとか」

「マジで。俺あのバスケの欲しいんだけど」

「おーやるやる。ただし、」


『例のブツの処理は頼んだ。』


「あ、ハモった」

「言うと思った…」

「もちろんお前が死んだときは俺がばっちり処理してやるから安心しとけ!」

「持ってねえよんなモン!」

「だからへたれなんだよお前」


在原はわざとらしくため息をついた。ちなみに例のブツとは…薄々ながら察している人もいるだろうが……要はエロ本である。親に見つかったらすげえ気まずい。


「で?」

「で?って」

「いや、綾瀬が結局どうしたんだよ。初恋じゃねえんだろ」

「当たり前だ!んなわけあるか」

「分かるぜ。お前の初恋は幼稚園の先生だもんな」

「ま、まーな…って違えよ!全然違えよ!!」

「照れるな照れるな。誰もが通る道じゃないか分かるぜその気持ち」

「本当に違うっつの!俺の初恋は母さ…」


時が止まった。


「……」

「……」

「………ぶっふー!」

「黙れええぇぇえ!」

「や、いいんじゃね?別に。アレだろ、『わたしパパのおよめさんになる~』逆verばーじょん.…ぷくすー」


体震わせつつ言っても全く説得力ない上に、最終的にふき出してんじゃねえか。


「…笑うなら笑えよ、ムカツクから」

「あっはははははははははぎゃはははははははっげふっごふっ…はははは!」

「笑うな!」

「何その理不尽!…っあーウケる。淋チャンかわいー|(笑)(かっこわらい)ー」

「かっこわらいってなんだ、かっこわらいって!わざわざ口で言うんじゃねえ」


ぐいーっと無駄に長い襟足を引っ張ってやれば、流石に止まる笑い声。


「痛い痛い引っ張んなって!コレで俺がハゲたりしたら女子が敵にまわんぞへたれ!」

「ぐ…っあながち嘘ってわけでもないところがムカつく…!」


しかしそれは歓迎できる事態ではないのでおとなしく手を放しておいた。…ぷちっと2,3本抜けた気がするが、まあ気にしないでも平気だろう、多分。


「…こほん。それで、“ミオ”…もとい、綾瀬のことなんだが」

「おう?」


かなり回り道をした気がするがようやく本題に入る。


「綾瀬はお前のことが好きらしい」

「おお、さすが俺。淋チャンとは違うな」

「黙りやがれ。で、その理由だが…」

「俺ってば心当たりありすぎて困っちゃーう」


…こいつ本当に死ねばいいのに。しかしこんな奴がストーカー被害に遭ったりしても俺の心は痛むらしい。なんていう聖人君子なんだ、自分。今ばかりは自画自賛したところで誰も何も言うまい。


「なんでも、前世でお前の恋人だったらしい」

「へーなるほどーさっすがお、れ……?」


ぎ、ぎ、っと音がしそうなくらいぎこちなく俺を窺った在原は、その固まった表情を隠しきれていなかった。


「イマ、ナント オッシャイマシタカ…?」

「だから、恋人だったらしいぜ。お前と、前世で」

「はあ!!?」


あいつ頭おかしいんじゃねえの、と在原が呟く。全くもってその通りだと俺も思う。なんて言うんだっけ、イカンながら?イカナガラ?…あれ?ナイアガラの親戚か?

在原に訊くと「遺憾ながら、だろ」とあっさり答えてくれた。


「つーか…本当に遺憾な事この上ないっつーの…うわあ、こっわー」


ややげんなりした様子で在原が言う。


「万が一、ってこともあるから伝えておいた方がいいかと思ったんだけど、言わない方がよかったか?」

「あ――――――…どーだろ…?いや、さんきゅ。多分今のがダメージ少ないと思うし。助かった」


ほんとマジでありえねー。ぶつぶつ言いながらも在原は何か考えているようだった。

その目にふと物騒な光がちらついたような気がして、俺はあわてて声をかけた。


「あ、でも、まだお前何の被害も遭ってないんだろ?だったら気にしなくてもいーじゃん。もしかしたら冗談だったのかもしれないし」

「おい、話持ってきた張本人が何言うか」

「は、はは…」


渇いた笑いしか口からは出なかった。今冷静に考えてみると、仮に綾瀬が本気で前世云々を信じていたとしても、おとなしそうな綾瀬のことだ、何もする気なんてなかったんじゃなかろうか。言い出した俺が今更そう考えるのも、どうかとは思うのだけど。

それに、今日綾瀬とつるんでいた奴ら、厳原達がストッパーとなってくれたんじゃないか、とか。…本当に、今更だけど。

結論として、俺のしたことって結局取り越し苦労にすぎなくて、ついでに言うと綾瀬の恋路、思いっきり妨害してんじゃ…


…………。


なんだかとても申し訳なくなってきた。俺、余計なことしちゃったんじゃねーか、この感じ。

そんなことを思いつつ、心の中でこっそりと綾瀬に土下座をしていた俺は、何にも気づいちゃいなかった。


何かを思案していた在原が小さな声で「先手必勝、だな」と呟いたのも。

綾瀬がどんな気持ちで在原を見ていたのかも。

事態が俺の行動によって予想外の方向に転がりつつあることも、気が付いた時にはもうその軌道は修正なんてできなくなっていたのだ。


それを理解できたのは、『彼女』が華麗に右ストレートを繰り出した時だった。

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