4話 試合前に飲み過ぎない
さあその日曜日。
昨日は新入生テストがありその勉強で昨日長い時間眠れなかった。
まあマルは最初から部活の特待生だからバカでいいし、大中も普通科だから点数が悪くても問題はない。
ただ自分は学力奨学生だから点数悪いと奨学金がなくなるので勉強しないわけにもいかないわけだ。
だから他の奴らが練習しているときに勉強、寝ているときも勉強状態だったので、昨日はきつくて練習とか言ってられる訳がなかった。まだ自分は仮入部というのを理由を盾にして午後4時から何もせず爆睡。10時に1回起きたが飯とシャワー浴びる気力しかなく再び爆睡。今5時。合計半日近く寝たことになる。
「こんなに眠れた・・・でももうちょっと・・・」
という訳にはいかない。まだ正直眠い。でももう起きて準備をしないと。
睡魔を制しシャワーを浴び、新しく買った練習用のユニフォームに袖を通し、朝飯を簡単に作って食べ、エナメルバックに荷物を詰め込む。天気を携帯で確認して外に出る。 外に出るとってあれ?後島さん?
「あの〜まだ試合開始までかなり時間がありますけど。」
「いえ、この時間くらいにならもう出て来る思って。」
これは行動パターンを読まれているということか。何か嫌な予感しかしないな。 話しは少し変わるが彼女は野球部のマネージャーになってくれる。 くれたと書かないのはまだ彼女が入部してないから。
「無理してマネージャーしなくていいんだよ。特進だし・・・」
してくれるのはもちろんうれしい。だがそれで彼女の学力が落ちたら責任は彼女自身にいってしまう。
「大丈夫ですよ。ちょっと不安ですけど仕事は先輩に習っている途中ですし。スコアの書き方プロ野球で練習したんですから。」
意思はつよいようだ。これでさらに反対するのはちょっと気が引ける。また泣きそうだし。
「んじゃいこうか。」
グラウンドに人はいない。集合は8時半。9時プレイボール。それまでにアップを済まさねばならない。グラウンドにはもう白線がひいてありもう人と道具があればいつでも試合ができるよという状態だ。こんなアバウトな集合のかけかたも納得がいく。
さて・・・走りますかな・・・
グラウンドをスパイクをはかずに2周して。体操をする。
「はえーなやっぱり。おーい。」
この声はマルだ。他の寮の奴らや寮には住まず自宅からきている生徒もいるらしい。
マルたちがキャッチボールができるようになるまで持ってきたタオルでシャドウピッチングをしてフォームの確認をする。体を冷まさないためでもある。
マル達がしている間に先輩が到着し始める。どうやらみんなでという考えはないらしい。2人か3人で走ったりとかしていが特に仲間割れとかそういうのではないらしい。
おっ、マル達も終わったようだ。キャッチボールをしなくては。
キャッチボールをやってトスバッティングをして自分達が座るらしい1塁側ベンチに入る。自分の席をきっちり確保。ここにいるのは後島さんを含め16人。ベンチの数と大きさからしても十分に足りる。
まだピッチャーとして肩を作るのは早い。作るのは早くても3回あたりからだ。
「オーダー決めようぜ。」
大中の声が聞こえる。そういえばそんなのあったな。
んでこの前の練習や希望ポジション等から決めてこうなった。
1番中 小牟田
2番三 広田
3番遊 森
4番一 丸山
5番右 梶本
6番捕 大中
7番左 平田
8番投 高梨
9番二 平岡
このうち自宅からきているのは広田と高梨、平田と平岡。控えはは大中が呼んだピッチャーの矢島と外野の控えの伊藤しか寮に住んでいないちなみに伊藤は同じ特進クラス。
控えの選手だからといってヘタイというわけではなく自分とマルと大中と他県からきた小牟田と梶本とピッチャー以外の3ポジションの中で希望を取り、その中でジャンケン。その結果このオーダーになった。
まあこの3ポジションについては交代していく予定だし、俺らについても打てなかったりエラーを重ねたら変わるつもりだ。まあ大中についてはキャッチャーがこの学年に1人しかいないので変われないが。
ピッチャーについては一応高梨3イニング矢島3イニング自分3イニング。こちらも調子が悪いようなら変わっていく。
ブルペンでは高梨と矢島がピッチング練習をしている。まあ2人ともまだキャッチャーを立たせたまま投げているが。
時刻は7時50分。
早く来すぎたな・・・
(後書きを書き換えてます)やっと次に試合。アップは試合なら早くなりそれ以外だと遅くなりそう。




