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グランクレストRPGリプレイ 「新編:アロンヌ建国紀」  作者: 七無
第二章 千本の剣のもとで
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第12話 ミドルフェイズ6 「悪路の試練と知恵の試練(前篇)」

GM   :はい、では休憩も終わったところで、MAPを開示していきましょう。


 挿絵(By みてみん)


GM   :今PC達がいるのがこの「城下町」で、その次が「城門」、これには鍵がかけられています。で、その左右にそれぞれ道があって、ていう感じですね。

ななむ :ふむふむ。

GM   :左側は「悪路」、通るのに【反射】判定が必要です。で、右側の方は「謎解き」。通るのに【知力】判定が必要になっています。

ましろ :え、判定? 実際に俺らが謎かけ(リドル)解くわけじゃないんや?

GM   :俺、そういうの苦手なんでw

ましろ :なんや、俺「謎」って聞いた瞬間わくわくしてたのにw

GM   :左右の道の先にあるのが、「図書館A」と「図書館B」です。で、今皆さんは「城門」に移動してきたところですが……


***


 オドネ :「う、うわぁ……」

 フレア :「これはまた……近くで見ると、圧迫感が違うわね……」


 休憩を終え、再び最深部への探索を始めたフレア達。

 フレアの案内のもと、巨人がいると思われる方向へ歩みを進めて来たのだが……そこにあったのは、今までの街並みに輪をかけて巨大な城壁だった。

 城門の大きさだけでも、魔境へ入る時に押し開けた扉の倍ほどもあり、力でこじ開けることはできそうも無い。門の左右には、滑らかに彫られた石造りの巨人像がそびえたち、前に立つフレア達を睨み付けていた。


 ローラン:「この向こうに、お目当ての巨人がいんのかねぇ?」

 リオン :「だろうね。でも、これじゃあ通りようがないよ。どこかに鍵でも見つかれば……」


 と、リオンの声に反応したか、ギラッ!と石像の目が赤く光り輝く。そしてゴゴゴゴゴ……と鈍い音を立て、左右の石像がゆっくりと口を開けて喋り始めた。

 


 石像A :「ココハ俺ニ任セテ……」

 石像B :「俺、コノ戦争ガ終ワッタラ……」


 そこまで言うと、2体の石像はどちらも口を閉ざしてしまった。どうやら、これらの台詞に繋がる言葉を探す必要があるようだ。


 フレア :「さっき上から見た時に、城壁の両側に図書館みたいなものがあったわ。多分、そこにいけば見つかると思う」

 イスキュ:「成程。しかし、妙な合言葉じゃのぅ……」


 首を捻るイスキューロンを余所に、一行は図書館を目指すこととなった。


***


ましろ :……これ、調べる必要ある?w

GM   :例えPLが知っていたとしても、「万一」知っていたとしても! PCは知らないので、ちゃんと情報収集してねw

ましろ :クソがぁ!w

ななむ :残念w

ニーグ :か、神様の《異界の知識》で分かったりは……

GM   :ダメです!(断言

ましろ :なんで片方「私は死なないわ」にしてくれんかったん、フレアなら「皆が守るもの」って分かるのに!w

GM   :だからだよぉ!

一同  :wwwww



amida  :……しかし、これ悩みどころだなぁ。ちゃんと全員で回った方がいいのか、二手に分かれればいいのか……

ましろ :分かれた方が絶対いいやろ。

ニーグ :ラウンド進行的になぁ。

ましろ :分かれるとしたら、フレアは主様(ぬしさま)と一緒がいいかなぁ。守ってもらわなあかんし

ニーグ :逆に、自衛力のある邪紋使い(アーティスト)二人とは別れた方がいいかな?

amida  :まぁ、リオンは絶対「謎解き」に行くから……

ましろ :じゃあ、その護衛にフレアと主様ってことで。

ななむ :じゃあ、僕らが「悪路」の方か。

ましろ :まぁ、邪紋使い(アーティスト)なら「悪路」もいけるやろ!w失敗してもHPあるからなんとかなるし。

電磁炉 :ななむさん、頼みます♡(ちょっと可愛い感じの声)

ましろ :あっ! あいつあざといぞ!?w

ななむ :「あ? 降りかかる火の粉を自分(てめえ)で払えなくて、何がドラゴンだ!?」

GM   :はーい、そろそろいいかーい?

ましろ :いいよー。

GM   :じゃあ「悪路」の方から行きましょう。移動でターンも+3ね。


***


 城門に向かって左側、「悪路」の試練にやってきたローランとイスキューロン。

 彼らの眼前に広がるのは、急勾配の山肌にへばりつくように通っている山道だった。

 幅が細いだけでなく、枯葉や砂利で滑りやすくなっており、足を踏み外せば谷底へ真っ逆さまに滑り落ちてしまいそうだ。


 オドネ :「この道は……僕には厳しいかもしれないです……」

 ローラン:「あぁ、この狭さじゃ竜化できねぇな。……まぁ、一遍引き受けたんだ、やるだけやってみようぜ」


 オドネットを励ましつつも、ローランにも余り自信は無かった。

 平野を駆けまわるのは得意だが、足場を気にせず飛び回るような身軽さにおいては、フレアに比べると一歩劣る。

 果たしてどこまでやれるのか……。不安を押し隠しつつ、ローランは山道に足を踏み入れた。


***


GM   :では「悪路」、足場の悪い道が続いています。無事に渡るには、このエリアに来た全員が〈運動〉12に成功する必要があります。

ましろ :全員が……。しかも達成値-2やから、実質14やね。

GM   :そう、失敗したら2m落下します。合わせて復帰に1ターンかかる。

ななむ :ほいほいほい。……落下ダメってどうなったっけ?

amida  :2mなら、2d6+20の〈衝撃〉ダメージ。だけど〈運動〉の達成値分軽減出来たはず。

GM   :ぶっちゃけ、これは【反射】の高いフレア向けでしたw 

ななむ :今回は、〈力技〉でブーストもらうのは無理か。とりあえず振って……(コロコロ)出目13、だけど-2で11。イチタリナイ!

電磁炉 :僕も失敗です、落ちました……。

GM   :はーい、では変異律も合わせて、2d6+24点〈衝撃〉ダメージどうぞー。そのあと〈運動〉判定で軽減ね。

な&電 :はいはーい。 (コロコロ……)

ましろ :27と、23やね。これに〈運動〉達成値を引いて……。

GM   :防具の〈衝撃〉防御力も忘れんなよー。

ななむ :(コロコロ……)諸々引いて、ローランは15。オド君は13点喰らいました。


***


 オドネ :「うわぁっ!?」

 ローラン:「おい、オドっ!?……うぉおっ!?」


 お互いに足を滑らせ、谷底へ落下していってしまうオドネットとローラン。

 幸い二人とも頑丈なため、大怪我には至らずに済んだが、それでも体中に生傷を作る事となった。


 オドネ :「やっぱり、僕ではこの道は無理そうです……」

 ローラン:「あぁ、そうみたいだな……お前は姫さんの方に合流してくれ」

 オドネ :「すいません、ローランさん……」

 ローラン:「気にすんな。竜の巨体と怪力で、壁になんのがお前の仕事さ。こっちは俺が何とかやってみる」

 

 そうしてオドネットは引き返し、単独で再度突破を試みたローラン。しかし再び失敗し、更なる傷を負うことになってしまう。


 ローラン:「くそっ、この程度、いつもなら越えれるはずなんだがな……」


 魔境の影響か、それとも他の原因か。普段の力が発揮できず、ローランは一人悪態をついた。


***


ましろ :いやぁ、オドはともかく、ローランは【反射】低いと思ってなかったんやけどなー。

ななむ :いや、ローランに関しては、完全に僕の出目が腐ってる(泣き

amida  :【反射】7やろ?2d6で7なら、期待値のはずやからな。

GM   :えーと、現在ローランが18ターン目で、戻るかもう一回挑戦するかを考えてるところ。オドが19ターン目で「城門」に戻って来た所、ていう扱いにします。

電磁炉 :「皆に知らせなきゃ……!」と、息せき切って走ってます。

GM   :「これマジであかん!」って感じやろうなw ……じゃあ「一方そのころフレア達は」って形で、次は「謎解き」組の方に行きましょう。




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