第12話 クライマックス3 「閃光の刃、猛牛の角」
※お詫び
本文中で「タイミング:ダメージロールの直前」の特技を何個も使ってしまっています。
書き起こし中に気付きましたが実際の卓ではそのまま通していたので、そのままおこしております。
次回よりGMPL一同気をつけますのでご容赦下さいませ。
GM :では次、イスキューロンの手番ですね。
ニーグ :どうしようか……。 敵が全員突っ込んでくるなら、皆で少しずつ前に出る?
GM :一応補足しておくと、リースの攻撃をカバーした場合|《投げ飛ばし》で1sq強制移動させられます。コレジャナイ!(ポーイ)ってw
ましろ :1sqなら動かされても何とかなるから、神様もD7に移動してきます? ……あ、でもこいつ、フレアじゃないと攻撃通りそうにないな。
GM :うん、〈炎熱〉以外は殆どダメージ入らんよ。 さっきリオンにやられたダメージも粗方回復してるし。
ましろ :お前何やってんねん!?w
ニーグ :うーん、リースはダメ―ジ通りそうにないなら……。後ろの敵にも届かないし、近づいてくるのを期待して待機で。
GM :はい、では歩兵と騎兵の行動。マイナーで「硬直」解除、全力移動ドーン! 終わりっ!(コマをD7に動かす)
ましろ :一気にきたなw
GM :現状、リースとローラン、リオン、そして騎兵と歩兵がD7に密集しています。
で、次が弓兵の行動。マイナーで3sq前進して、メジャーでリオンとローランに矢を射かけます。命中3d6+7……(コロコロ)16。
amida :《イルード》使って、〈知覚〉で3d6+11(コロコロ……)19で避けた。
ななむ :「放心」で-1dだから、3d6+8か……(コロコロ)こっちも19。だいしゅきホールドされながら避けてるんやな……w
ましろ :離れろ離れろ! って暴れてたら、なんか当たらんかったんやろw
***
「俺たちの無念を思い知れぇ!」
怨嗟の叫びを上げ、前進してくる洗脳兵達。 歩兵と騎兵はローランとリオンに群がり、弓兵もまた矢の雨を降らせる。
――だが、そのどれもが意味をなさない。
前衛は先ほどの魔法で足を挫かれ、矢もまた念動力で散らされる。結果として、フレア達には何の痛痒も無かった。
「操られてるとはいえ、ここまで来ると虚しいね。さて……」
彼らを完封したリオンは、ちらりと横に目を向ける。そこには、未だに取りつかれたままのローランの姿があった。
「フォローはしたよ。 根性見せてよね、おじさん……!」
***
GM :これでこっちは行動終わり、次待機組どうぞ。
ましろ :どうしよっか。 リース仕留めにいってもいい?
ななむ :うん、先にそれやってもらって、それからどうするか決めたいかな。死にかけだったら追撃するし。
ましろ :OK、それで行こうか。じゃあ、神様から加護もらっといていいですか?
ニーグ :いいよ、撃とう。天運1消費して、《偉大なりし加護》で命中+1d、ダメージ+3d。
ましろ :ありがとうございます! じゃあ、マイナーで《鋭刃の印》からの《光翼の印》。剣を強化しながらD7へ移動して、メジャーで《疾風剣の印》で攻撃デス! ダメージ入れば「出血」「放心」「炎上」だ!
GM :リースへの「出血」ダメージは、《冷たき腸》の効果で半分になります。「炎上」は……痛い(切実)
amida :じゃあ、ここに歩兵の部隊特技《挟撃》も乗っけて、命中+1dにダメージ+5だ。
GM :ヤバそう(白目
ましろ : とりあえず命中が5d+12、喰らえ!(コロコロ……)あークリティカルせず、29!
GM :一応《溶けゆく黒影》使って、〈隠密〉で回避します。4d6+8で(コロコロ……)当たります、ダメージどうぞ。
ましろ :更に精鋭兵の《乾坤一擲》でダメージ+15、そして《閃光刃の印》! 消費天運×10のダメージで、自前でまず3つ使います……(チラチラ
ななむ :1個渡すよー。
ニーグ :こちらも1個。
amida :リオンも1個渡そうか。
ましろ :やった!じゃあ合計6個乗るんで+60、ダメージが10d6+103です!
***
「その妄念、私の炎で浄化してあげるわ」
フレアが突きの構えをとると、右手の聖印が更に光り輝き、炎剣がその剣身を伸ばしてゆく。加えて背に光の翼が展開され、ふわりと宙に浮きあがった。
――聖印の光は信念の具現であり、想いを力に変えるもの。それは時に、君主自身のみならず配下の想いをも汲み取る事がある。
部隊の先頭で、光の翼を背負い空を駆けてゆくその様は、まるで兵たちの想いを背に受けて飛んでいるようで――宛ら、戦士を導く戦乙女のようであった。
「はぁああっ!」
高空より降下し、落下の勢いと炎熱を込めて突き出された刃が、ローランに取りついたリースの背中に突き刺さる!
***
ましろ :(コロコロ…)なんか6めっちゃ出た! 合計144点〈炎熱〉ダメ、合わせて「出血」「放心」「炎熱」です!
ニーグ :いやー、ミドルの鬱憤を晴らすような火力だw
GM :「ひぃやぁあああ!!」と暴れまわりながら、ローランも一緒に振り回します。……あ、誤射とかはないけど、当たりたかったらカバーしてもいいよ?
ななむ :そんな趣味あるわけないだろ(食い気味
GM :デスヨネーw ……まぁ、相当痛そうですねw
amida :デバフのフルコースだしなー。
GM :では、残りはローランとイスキューロン。どっちから動く?
ニーグ :どうしようか。 イスの攻撃は範囲1(1マス)やから、密集してるうちに撃っておこうか?ダメージ低いけど。
GM :(選択)って付いてないなら、味方も巻き添えだけど大丈夫?
ましろ :まぁ、PCは多分避けれるし大丈夫でしょう。
ニーグ :OK、じゃあ「輝きの神弓」使って、D7に範囲攻撃。(コロコロ……)達成値は19です。
amida :3d6+11なら避けるやろw (コロコロ…)出目1,2,3、達成値17です(白目)
ましろ :フラグ立てるからぁ!ww (コロコロ……)フレアは回避。
ななむ :(コロコロ……)こっちも回避です。
GM :リース達も全員当たりました、ダメージどうぞ。
***
「これをこうして、こうじゃ! 信心無き者に天罰を!」
そう言ってイスキューロンが弓を引き絞ると、弦に雷が番えられ、そのまま敵兵へ――なぜかリオンを巻き添えにして降り注ぐ。
「えっちょっと待って、なんで僕まで――うわぁあ!?」
***
ニーグ :ていう感じで、〈武器〉36点ダメージ。ダメージ通れば「放心」付与です。
ましろ :つまり、リオンは神様を信仰してないから当たったとw おい信仰しろよ!
amida :ま、まだリオンには《キネティックバリア》があるからw19軽減。
ニーグ :ワシを信仰するというのなら、《遣わされし守護者》を飛ばしてやらんでもないぞ?(ニヤニヤ)
amida :い、いや、まだリオンは屈しない!
ニーグ :まぁ、そういう者も助けてあげるのが神様の務めだからねw 《遣わされし守護者》で(コロコロ……)ダメージ全止めだ(ドヤァ
ましろ :さすが神様! もうね、フレアはキラッキラした目で神様を見てるよw
GM :えーと、敵側はリースが騎馬兵をカバーしてダメージ0、歩兵隊は瀕死です。
ましろ :じゃあ次は、ローランが「離れろ!」ってぶん殴る番かw
***
「全く、信仰すると一言いえば助けてやったものを……」
「そんなマッチポンプに僕は屈しないからね!?」
服の裾を焦がしながらも、なんとか雷撃を凌いだリオン。
一方で、リースもダメージこそ負わなかったが、度重なる妨害に我慢の限界のようだった。
「えぇーい、折角おにぃちゃんに憑いてるのに、邪魔ばっかりしてぇ!」
そう言ってローランから口を離し、イスキューロンを睨み付けた瞬間――
「好き勝手してくれたな、この野郎……!」
――ローランが両腕を振り解き、逆にリースの頭を抑えつけた。
***
ななむ :よーし、じゃあマイナーで「出血」を解除、メジャーで《獣の猛襲》! 部隊修正で【筋力】が上昇して、命中は3d6+12……(コロコロ)21!
GM :ん? 折角殴ってくれるのに避けるわけがないじゃないか!!
一同 :wwww
ななむ :もうやだこの変態――!?(泣
GM :おう、ダメージあくしろよ。
ななむ :とにかく当たったんやな!? じゃあ、《乾坤一擲》も使ってダメージが4d6+57で……(コロコロ)70点〈武器〉ダメージ! 更に《吹き飛ばす猛獣》だ!
GM :あ、言い忘れてたけど、《だいしゅきホールド》中リースはローランの攻撃をガード出来ません、ゼロ距離だからね。それと一緒に移動ってのも変だから、《吹き飛ばす猛獣》の強制移動を1sq減らす代わりに「捕縛」も解除できることにします。
ななむ :よっしゃ引きはがせる!w
***
「えっ? えっ? おにぃちゃん……?」
戸惑うリースを余所に、ローランは思いっきり上体を仰け反らせる。更にメリメリと怪音が鳴り、角がもう一回り大きくなった。
「ひょっとして――殴ってくれるの?」
一秒後に、その角が自分めがけて降ってくる――だというのに、リースは弾けんばかりの笑顔を浮かべた。
「その顔を――止めろと言ってるだろうがぁ!!」
「んギモッヂイィ!!?」
***
GM :と、ローラン渾身のヘッドバットを受けたリースは、とても恍惚とした顔でD6に吹っ飛んでいきました。
ななむ :ひwどwいw
ましろ :これリースじゃなくてGMが変態なんじゃないかな?
GM :そんな褒めんなよ、照れるじゃねぇか///
ましろ :いや褒めてねぇよ!?
GM :……はい、ではこれで1ラウンド目は終了。クリンナップで「放心」が解除されて、次のラウンドへ行きます。