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1 「あいうえお。かきくけこ」

 異世界。


 その言葉を聞いて、思い浮かぶのはなんだろうか。

 僕は、静かな意識の中で、異世界恒例イベントについて考えることにした。

 実は、あのゆがみ美少女見習い魔術師の召喚ゲートで、召喚場所を失敗したせいで、僕はこの草原に出現してしまった。そして、今からその美少女がこちらに走ってきて「け、契約のキスよ」と言って、僕のファースト・キスを奪う――とか。

 実は、この世界はあらゆるゲームによって勝敗が決まり、僕は、長年のゲームで培ってきた頭脳を駆使して、最弱種族の美少女とともに唯一神という頂点をめざすため、勝っていく中でさまざまな美少女と仲良くなり、ハーレムを形成――とか……。


「むふふふ、むふ、むふふふふ」


 考えるだけで、笑いが止まらない。え~っと、声はどんな感じかな~。お姉さん系……いや、小動物系でもいい! なんでも来い――ッ!?

 瞬間、目の前に光が広がった。

 ――目を開けると、視界いっぱいに草原が広がっていた。先の方には山が見える。後ろを振り向けば、遠くに森が見えた。

 こんな風景、見たことない。そう、見たことがないからこそのォォォォ――


 出ました、異世界!


「ひゃっほう!」


 それを確認した僕は、その草原を走り回った。吹き抜ける風、自然のにおい、心地よい太陽の日差し。リアル! 何もかもがリアル! これは現実だ!

 さて、もうそろそろ、美少女が「たくろーう!」とか言って走ってくるころだろう。

 びっしょうじょ~♪ びっしょうじょ~♪

 …………。

 ………………。

 ………………………………………………。

 はて。これはどうしたことか。

 かなりの時間待ってみたが、美少女どころか人一人通ることはない。太陽は、てっぺんに上っている。


「…………」


 あれ? これ、大丈夫か?

 不安が押し寄せる。風が草を鳴らす音が、僕を笑っているようにも聞こえてくる。


『……うん。絶対』


 再び、あのもやもやとした感情がよみがえる。

 後悔か? 現実逃避の代償か?


「いや、違う!」


 気がつけば、森の方に駆け出していた。

 お願いだ! 森の妖精でも森の守り人でも森のお姉さんでも誰でもいいから現れてくれ!

 走る間も、ずっとそのことを考え続けた。しかし、なかなか人を見つけることができない。次第に木が増え始め、視界にある緑の色が濃くなってきた。

 くじけそうになったが、もう後には引けない。

 生い茂る草木を払いながら、何とか進み続けていると、かすかに水の音が聞こえてきた。どうやら川があるようだ。

 はたして、そこには川が流れていた。小川よりは規模が大きいくらいだろうか。水は透き通っていて、小魚も見える。

 ここで、自分の喉が渇いていたことに今更気づいて、ひたすらその水を飲んだ。


「ふぅ……」


 そして、あたりを見渡す。視界にあるのは、緑の森と白っぽいレンガでできた橋。……橋? やった!

 その人工物を見た途端、疲労がたまっていた足がウソのように軽くなり、僕はまた駆け出した。橋を渡ると、人が通ったような土の道があった。それを見て足はさらに軽くなり、僕はほぼ全速力で道を駆け抜ける!

「待ってろよ〜! 美少女たちよ!」

 町が見えるまでに、時間はかからなかった。


      *


 橋と同じレンガで作られたアーチの先は、たくさんの人でにぎわっていた。アーチからは、一直線に伸びる土の道。道の両端にはレンガで出来た平屋建ての建物。その建物の前のシートの上にはいろんなものが並べられている。どうやら、ここがメインストリートというやつなのだろう。

 人種はヨーロッパ人に近い。僕のようなアジア系の人は、見る限りでは見当たらなかった。服は、クリーム色の布の服が多い。そこに、花や草をあしらっておしゃれをしている人もいる。

 いいねえ、外国人。我のストライクゾーンにも含まれているぞ……ムフフ。

 しばらく眺めていると、ひとりの若い女の人が目についた。顔といい、頭と胸に飾ってある黄色い花といい、今までで一番美しい。第一村人ならぬ、第一ヒロイン発見!

 情報収集も兼ねて、その人に話しかけることにした。情報収集から芽生える愛もなかなか見ものだ。


「あの〜すいません」

「マジカ?」


 僕の呼びかけに、美しい女性は首をかしげた。

 オウ! その角度がとてもスバラシーデース! 百二十度位の黄金比! 天下一品のラーメン並みの黄金比デース!

 

「フヒッ。いや、その……この町のお勧めとかを聞きたいなって思いまして」


 僕は極力にやけるのを我慢しながら、美女の瞳を見つめて聞いた。


「スマン。マジカ?」


 ……ん?

 すまん、マジか? どういう意味だ?

 そういえば、声をかけた時もそんなことをおっしゃっていたような……。


「あの〜。日本語わかります?」

「…………」


 女性は首をかしげたまま動かない。その姿はやっぱり美しい……じゃなくて、これは、最大のピンチかもしれない。


「あいうえお。かきくけこ。はい、次は?」

「…………マジカ?」


 最後のあがきも空振りに終わった。


「さようなら!」


 ここで僕は一つの可能性に思い至った。人々をよけてあのゲートまで戻る。女性は、不思議な顔のままで、再び町の中へ消えていった。


「まずい。これは本当にまずい」


 これは、異世界ものでは絶対に起こってはいけないことだ。



「日本語が……通じないッ!」



 そのジャンルを作品にする以上、読み手に伝わらなければ意味がない。今までの様々な作品でも、例えば文字は違うけど言葉は同じとか、特殊なリングで想いを言葉に変換して会話するとか、発音が近いとか、何らかの対策があった。しかし、ここにはそんな都合のいい文化も道具も存在しない。僕は完全なアウェーになってしまった。


「僕のヒロインとも、これじゃあ会話ができないッ!」


 そうなると、僕にとっては必然的にそこが問題になってしまう。

 そして、何か方法はないかと、あたりを見回した。さっきは、女性の顔しか見ていなかったせいか、こんどはいくらか特徴を見つけた。

 まず、店の看板。これはすべて絵で描かれている。花の絵がかいてある所には花が売っているし、服だってそうだ。文字らしきものは見当たらなかった。象形文字……ってことはないだろう。

 次に物を買う方法。客を見る限り、物々交換で成り立っているようだ。

 あと、物を要求する時に「リョーカ」と言わなければいけないこともわかった。いやそもそもリョーカってなんだ?


「はぁ……」


 そこまで確認して、僕はその場に座り込んだ。

 なんだよこれ。もしこれが本だったら絶対売れないよ。

 などと、変な考えが頭の中を駆け巡る。そもそも、日本語が通じるとばかり思っていた自分が情けなくも思えてきた。


 ぐ〜。

 そんな僕に追い打ちをかけるように、お腹が鳴った。

 仕方ない。町を回ってみるか。

 手の中にあるのは、クロニクルとペンのみ。僕から出すものといえばこの二つぐらいしかないわけだが、これがないと出来事を記すことさえできない――


「ああ、もういいや!」


 空腹にはかなわない。どこか、ペンと交換してくれそうなところを探すことにするか。

 しばらく進むと、メインストリートに木をはみ出させている材木屋らしきところの隣には、サンドイッチのようなものが売っていた。しかし、サンドイッチとペンを交換する人はさすがにいないだろう。鍋の中の料理を皿によそっているところもあるが、お客がそのスープと果物三つを交換しているところからして、そちらも無理そうだ。

 徘徊すること数分。ようやく、リンゴのようなものを売っているところを見つけ、店のおばさんにペンを差し出し聞いてみることに。僕だったら喜んで交換するね。


「リョーカ」

「キョッヒ」


 しかし、おばさんはそう言って首を振る。うむむ……もう一度!


「リョーカ」

「キョッヒ!」


 今度は強い口調で言われた。どうやら細かなアピールが必要みたいだ。


「これは、異世界の文明の利器でありまして」

「……マジカ?」

「あっもういいです」


 仕方なく、リンゴのようなものはあきらめることに。ほかの店を探す。

 結果。


 収穫、ゼロ。


「あああああああああああああ! 腹減ったああああああああああああああ!」


 僕は再びあのゲートに逆戻りしていた。叫び声に、何人かの人間がこちらに視線を向ける。しかし、その意味を理解して、食事を持ってきてくれる人がいるはずもない。

 誰か……。誰か助けてくれ……。


『マスター。頑張ってください』

「ああ、ジュリ。なに、そんなことはわかっている」


 しまいには幻聴――じゃなくて、我が身に宿る精霊ジュリの声(小動物系だ)さえも聞こえてきた。これは、かなりのピンチだ。


『マスター。いい方法があります』

「なんだ? 言ってみろ」

『盗めばいいのです』

「なるほど――って! そんなことできるわけないだろう!」

『いいえ。マスターのその力さえあれば。その『ステルス』さえ使用すれば、物を取るなんてたやすいものです』

「そうか、その手があったか!」


『ステルス』とは、僕の超能力の一つだ。空気中に漂う『精霊の息吹』というエネルギー源を、ジュリを介して体に取り込み、光の幕を作ることで、光の進路を変えて姿を見えなくすることができる。地球ではできなかったけど、異世界に来た今なら!

 あと、ジュリ自身のチカラであるのに、それは我の能力だと言い切る謙虚さが好みでならない。やはり我は、ジュリこそがお気に入りである。


「ありがとうジュリ。我は力を尽くそう」

『頑張ってください。あと、もし成功したら、その……イイコト、しちゃいましょう? ちょうど人間になりたいと思っていましたので』

「うへっ。そうだな。場所は路地裏とかでいいな?」

『はい、どこでも。マスターのお望みのままに』

「よし。やる気も出たし、いざゆかん!」


 ジュリに励まされ、僕はさっきのサンドイッチのようなものの所へ向かうことにした。

 店主は、少し若さの残る女の人だった。笑顔が素敵だ。ぜひお付き合いしたい。客も男性客が多い気がする。


 ――ごめんよ。きれいなお嬢さん。この借りは、我のハグで返してやるから――


「ステルス!」


 瞬間、辺りがヒカリに包まれる。

『精霊の息吹』を取り込んだことにより、一時的にセカイの均衡が少し破れ、道行く人がスローモーションになり、セカイが我を中心に回る。

 フハハハハ! 愉快愉快!

 ……これで完成だ。もう大丈夫。

 そして、サンドイッチのようなものを難なくかっさり、その場から離れ――


「ユ―――――――!」


 ――た時、なぜか女の人が僕を指さした。

「なにっ!?」

 貴様、我の姿が見えるというのか!


「プンプン!」


 そのあとに、いかにも怒った声を出して店の中から飛び出してきたのは、体つきのいい男。どうやら旦那のようだ。


「プンプン! プンプン!」


 すごい顔。イケメンの顔が台無しってほどに歪んでいる。少し怖いか? ……フッ、大丈夫。なぜなら我はセカイの救世主田中卓郎。あんなヒョロヒョロの体など相手にならん。だが、逃げるが勝ちという時もたまにはあるだけだ。


 《ピ―――――――》


「何事だ!」


 さらに、笛のようなものまで鳴らされた。

 うーむ。さすがにこれはまずい。『ステルス』はこの世界では効果がないようだ。残念ながら『精霊の息吹』が漂っていなかったらしい。


『プンプン! プンプン! プンプン!』


 しばらく走ると、前方から謎のプンプン集団が迫ってきた。頭には草の冠がつけられている。というかすごい形相だ。

 仕方ない。人ごみで撒くのはあきらめるか。よし! ターンライトだ!

 道が急に狭くなり、レンガの壁がすごく近い。幸いにも、メインストリートの外はかなり入り組んだ路地だったので、それを利用し、とにかくランダムに曲がった。


『プンプン! プンプン!』


 建物の隙間に隠れる僕に気づかず、違う方向に追いかけていくプンプンさん。こう見るとなかなか滑稽だのう。はっはっは!


「ふう、危なかった……」


 手には、クロニクルと少し崩れたサンドイッチ。ようやく食事にありつける。

 念のため、食べる前にもう一度追手がいないか確認する。


「……ん?」


 その時、ひとりの小さな子供が壁にもたれかかっているのを見つけた。

 汚れたローブ。そして細い足が膝のあたりから覗いている。顔は下を向いていて、かすかなはかなさが感じられた。

 見捨てられずに近寄ると、子供が顔を上げた。


 かわいい。


 透き通るような青い瞳に少し光っている金髪。とても小さくて、守りたくなるようなあどけない顔は、お人形さんみたいで十分に魅力があった。おぅYes!


「どうしたの?」

「……シクシク」


 幼女はか細い声でそう言った。……しくしく?


「どうした? 悲しいのか?」

「……シクシク」


 女の子はおなかを抱えて、上目遣いで僕を見る。

 か、かわいい。


「おなかがすいたのか?」


 そう思い、手にあるサンドイッチを前に出すと、女の子は目を輝かせる。左右に振るとその顔も一緒に動く。猫みたいだ。


「わかったよ。半分……じゃなくて、ゼェェンブあげる!」


 その方が好感度上がるだろうし。


「はむっ」


 女の子は、渡されたサンドイッチを、まるで宝石を扱う時のようにまじまじと眺めた後、勢いよくかぶりついた。ゆっくりと、ゆっくりと味わい、口の中がなくなると、ほふぅ、と満足げな息を吐く。そしてまたかぶりつく――


「幸せだ……」


 僕はその様子を、瞬きさえも惜しむほどに眺めた。やはり選択は正しかった。自分が食べるよりも何十倍、いや何百倍も幸せだ。ああ神様。異世界って素晴らしいデスネ!

 しかし、その素晴らしい時間は永遠には続かない。ついにあと一口というところまで来て、その子はそれを懐にしまおうとする。


「あっ、だめだよ! その服すごく汚れてる!」


 僕は、その手をつかみ、その子の口まで持って行った。女の子は不思議そうな顔をして僕を見る。その視線に倒れそうになりながら、僕は手のひらで「どうぞ」と促した。

 僕の気持ちを理解したのか、女の子は再び笑顔になると、そのサンドイッチを口の中に放り込んだ。そして惜しむように、味わうように口を動かした。


「どう? おいしかった?」


 言葉は通じないけど、口に出さずにはいられない。

 また、ほふぅ、と息を漏らした女の子は、笑顔でこう返した。



「アリガトウ」



「えっ――」

 《ピ―――――――》

 どうしてその言葉を? と聞く余裕はなかった。


『プンプン!』

「ま、また会おうね!」

「……マジカ!」


 僕が走り出すと、女の子がそう叫んだ。やはり日本語を知っているとは思えない。さっきのアリガトウは、気のせいだったのかもしれない。


「やっべ。行き止まりだ」


 曲がった道の先は、壁に囲まれた空間だった。今からもとの道に戻ろうにも、今度は見つかってしまうだろう。……普通、ライトノベルなら、チカラを使ってゲートを呼び出すとか、急に地面が崩れて、地底人の美少女が現れるのだろうが。そんなことは期待しないでおこう。


『プンプン! プンプ――』

 二の足を踏んでいると、突然、叫び声が収まり、足音がこちらに向かってきた。どうやら勘付かれたらしい。


(ええええええええと、『混沌世界』のきゅきゅきゅ救援リストは……)


 必死に神界との通信を試みるが、あいにくここが地球じゃないからだろう、僕のチカラを必要とする美少女たちはいなかった。


『マスター。私にいい考えがあります』

「ジュリ! 待っていたぞ!」


 頭の中で声が響いた。そうだ! 僕にはまだジュリがいる!


『あんな男たち、ボッコボコにすればよいのです』

「なるほど――って、そんなことできるわけないだろう!」


 僕が見る限り、サンドイッチ屋の旦那も、プンプン集団もすべて屈強な男どもだったような気が。


『いいえ。マスターの、その力さえあれば。その、『エンハンス』さえ使用すれば、敵を倒すなんてたやすいものです』

「そうか! その手があったか!」


『エンハンス』とは、『ステルス』と同じく、僕の超能力の一つだ。身体能力を上げ、強くなることができる。しかし、このチカラは自分の体内に宿る精霊ジュリの力を利用するので、空気中に『精霊の息吹』がなくとも使用可能だ!


『ユー、ユー!』


 偵察役だろう、プンプン集団のうちの二人が僕を見つけて叫んだ。もう時間がない。


「ジュリ! さっそく頼む!」

『はい。マイマスター』


 刹那、我の右腕がセカイを救う光となり、周囲を照らした。


「うおお……うおお……右手が……右手がァァァァ!」


 イタミ。

 それは、チカラを手に入れるダイショウ。

 この『エンハンス』は身体を無理やり動かすために、相当な負荷がかかるのだ。

 だがしかし、さすがはセカイの救世主田中卓郎。この痛みにももう慣れた。


「フッフッフ……性懲りもなく向かって来おったわ。馬鹿な奴め」


 痛みを制御し、敵と向き合う。

 能力を確かめるまでもない。この状態の僕は稲妻よりも早く、そして火山のように力強い。敵というにも弱すぎるくらいだ。

 さ~て。いっちょやりますか。



    *



「いやだ! 出してくれ! 僕にはまだ出会うべき美少女が!」


 僕の必死の呼びかけにも、その人は「プンプン」としか答えない。

 捕まってしまった。

『エンハンス』の効果は、僕に抵抗を促しただけだった。僕はあっけなくとらえられ、ここに連れてこられたのだ。あれからジュリに問いかけてみても、彼女は一向に応じない。ついに、見捨てられてしまったのか。


「はぁ……」


 なんだこれ。


 



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