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第二話

「ようこそおいで下さりました、我が神よ。」


「いやいや神じゃないけど。」


「そんなご謙遜を、神の言葉を書き残されたこの壁画を御覧ください。」


「ん?なになに………三日三晩祈りを捧げよ。

天界から地上へ銀よりも柔らかで金よりも綺麗な光が指すときそなたらの願いを一つ聞くことになるだろう。…………厨二臭!」


「痛々しいっすね~。」


「神よ私達の願いを一つきいて貰えませんか?」


「まず、その神って言うのは止めてくれ。

恥ずかし過ぎる。」


「おぉ~なんとご謙遜な方なのだ。

皆もこの素晴らしい我らの神に祈りを捧げよぞ。」


「「「「「我らの絶対神よ~」」」」」


「きゃ~悶死ぬ~。

なんでエリーもやってるんだよ!」


「我らの絶対神竹永賢三よこれからどうするっすか?」


「ええ加減にせ~い。」


「グハッ!」


「とにかく俺は竹永賢三だ。

賢三と呼んでくれ。」


「分かりました。

皆よ!これからは賢三様と呼ぶのだ!

これは神があまり他の者に悟られないようにするための神のご意識だ!」


「「「「「はは~」」」」」


緑色の生き物は、賢三に向かって一斉に膝まずいた。もちろんエリーも。


「ていっ!」


「ブベラ!」


エリーの体が宙を舞った。



ーーーーー



「楽しんでいただけましたか?」


「あぁ。」


今は、村全員で宴をしている。

話によるとこの緑色の生き物は、グリーンゴブリンと呼ばれる魔物でありスライムに次ぐ弱小生物である。

極稀に強力なレッドゴブリンが生まれることもあるが、生まれる事が稀の為に弱い事にはかわらなかった。


「それでは、お願いの方を聞いて貰ってもいいですか?」


「あぁ、そうだったな。」


「実は最近、オーガの連中がこの村を乗っ取ろうとしているのです。」


「理由は?」


「この村は資源が豊富で純度の高い魔力が流れていることに気付かれてしまいまして………。」


「なら移動をしたらどうだ?」


「それは出来ません。

ここは、我々の聖地ですから。」


「そっ、そうか。」


「はい!賢三様の加護を受けているのですからこの場所を守らないとならないのです。」


「これは助けないとダメっすね。」


「やっぱりか。」


「神様に貰ったスキルを試してみたらどうっすか?」


「スキルか……。」


「そうっす。」


「そうだな気になっていたしやってみるか。」


「頑張るっす。」


「なんの話をしているのでしょう?」


「あぁ、すまんこっちの話だ。

ちょっとこっちへ来てもらへるか村長。」


「はい、もちろんです。

あと私程度の者のことは、名前の呼び捨てで結構ですので。

名前はゲボラです。」


「わかった、ゲボラこっちにきてくれ。」


「はい!」


賢三に名前をを呼ばれたゴブリンのゲボラは、嬉しそうに賢三の近くへ小走りで行った。


【ゲボラを覚醒・進化せよ】


賢三はゲボラの頭の上に手を置いて心の中でスキルを発動するように命じた。

するとゲボラの体がだんだんと赤く染まっていき、少しすると完全に赤い体になった。


「………」


ゲボラは、自分に起こった事に頭がついていかずしばらく固まっていた。


何だか上手くいった様だけどゲボラが固まってしまったな。


『条件に達しました。』


「ん?何かいった?」


「なにをっすか?」


ゲボラは、まだ固まっている。


『以下のスキルが追加されました。

PP変換スキル

鑑定スキル

メニュー画面表示スキル

マップ表示スキル

これらのスキルの説明を求めますか?

Y/N 』


「へ?」


「どうしたっすか?」


「いや、頭の中に変なものが………。」


『Y/N?』


「Yで…。」


『PP変換スキル:魔物の死体等をPPに変換できる。

鑑定スキル:全ての生物・物質のが詳しく分かる。

メニュー画面表示スキル:自分のレベル・ステータス・スキル・道具袋の中身を確認できます。

マップ表示スキル:今まで通った道を全て完璧にマッピングして頭の中に表示します。

以上になりますが何か他に聞きたいことはありますか?Y/N』


「Yで。

とりあえずあなたはなに?」


『私はあなたに対する助言者です。

あなたの行動が最も最適になるように助言をします。

あと、私と話ときは頭の中で話だけでいいです。

逆にそうでないと変人になります。』


「え?」


賢三が辺りを見回すとエリーが白い目でこちらをみていた。


「大丈夫っす、最初から変人なのは気付いていたっす。」


もっと早くいってよ!


『申し訳ありません、優先順位が賢三様の質問だと思いました。』


いや、素直に謝られるとちょっと言い過ぎた気がしてきた。


『気を付けて下さい。』


あれ?


『メニューの説明がいるY/N』


あれ?何故かタメ口になった。


『Y/N?』


Yで。


『頭の中でメニューと唱えて下さい。』


メニュー。


賢三が頭の中でメニューと唱えると、ステータス・スキル・道具袋の順番で上から並んでてきた。


『その中で見たいものを唱えて下さい。』


ステータス。


名前 竹永賢三

性別 男

種族 ヒューマン

取得PP 0/100000

体力 50/50

魔力 100/100

攻撃力 28

防御力 14

魔攻力 5

魔防力 4

スキル 言語理解・完全抽出Lv1・レシピ解放Lv1・他者覚醒Lv2・他者進化Lv2・マップ表示・PP変換Lv1

「俺弱っ!!!」


賢三の声が響き渡った。

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