第一話
間違った文法や言葉を使っていたらごめんなさい。
はーい♪俺、竹永賢三。
普通の高校三年生さ!
え?今何してるかって?
今トラックに轢かれて宙を舞っているところさ♪
はぁ~何にもない人生だったけど彼女くらい欲しかったよ。
「ごふっ!」
やべっ、痛みが無くなってきた。
これは死ぬな、来世で頑張ろ。
「だっ大丈夫かい、君!」
あー、大丈夫に見えるかな?
やべーマジで意識がな…くな………。
「はい!こんにちわっす!」
ん?ここは?
「大丈夫っすか、鈴木章さん。」
「ん………。」
「あー、死にたてホヤホヤだからまだ意識がボーっとしてるっすね。
ていっ!」
「ぐはっ!!」
「とぉ!」
「ゲハッ!」
「オラッ!」
「グフッ!」
「いつもこき使いやがって糞上司がっす!」
「ひでぶ!」
「さぁ~て気付けはこんな感じでいいっすね。」
「てめっ、気付け所じゃないだろ。
明らかに鬱憤を晴らしてたし。」
「まぁまぁ、細かいことは気にしないでほしいっす。」
「気にするわ!」
「もう一発いるっすか?」
「いえ、結構です。」
「では、本題に入いるっす。
鈴木章さん、あなたは悪い事をし過ぎたので死んでもらいましたっす。
私と一緒に地獄へ行くっす。」
「へ?」
賢三は、言われた事の意味がわからなくて少女を凝視した。
その少女は、黒い服に大きな鎌を持って小さな骸骨のネックレスをしている。
「さぁ、いくっすよ!」
「ちょっ、力つよ!」
少女は、見かけとは裏腹にとても強い力で賢三を引っ張っている。
「ちょっちょっ、俺は鈴木章じゃないって!」
「またまた、そんな嘘はダメっす。」
「本当だって俺は竹永賢三だって。」
「そんな嘘をついても無駄ですよ。
私には、人の名前が見える能力がりますから。」
「本当だって、一回見てくれよ。」
「しょうがないですね、もし嘘ならもっと罪が重くなるっすよ。」
「いいから。」
「はぁ~、無駄っすのに。
って、えええええええええ~!」
「だからいっただろ。」
「ヤバイっす。
絶対怒られるでは、すまないっす。」
少女は明らかにオロオロしていて、今にも泣きそうになっている。
「どうする?」
「とにかく一回、神様の所にいくっす。」
少女はそう言うと、賢三を連れて空を飛んでいった。
賢三は、事故を起こした所から空に飛んで神様の住むところ(天界)にいった。
「ということなんっす。」
「ふ~ん。」
そして、土下座をしながら少女は神様に間違えたことを伝えている。
うわ~あれが神様か………どうみてもキャリアウーマン(30代独身上司ver)にしか見えないのは気のせいだろうか。
「何か?」
「いえいえ、美人です。」
「そう、ありがとう。」
神様は、少し嬉しそうに微笑むと鬼の様な顔で少女の方を向いた。
「エリー、覚悟はありますよね<ニッゴリ>」
神様が死神の様な顔で笑うと少女の顔はどんどん青ざめていき、完全に真っ青になってしまった。
「さて、竹永賢三さん。
これからあなたを転生させたいと思います。
何かご希望はありますか?」
「希望?」
「あー、知らないのは仕方がないですね。
説明しましょう。
まず、この地球以外に沢山の世界が存在しています。
しかし、それらの世界はお互いに繋がる事が無いので影響を与えることは出来ません。」
「?」
「ようするに、地球に違う世界が沢山あるけど、そこに行くことや見ることは出来ないってこと。」
「?」
「まぁいいでしょう。
とにかく、世界がいっぱいあります。
例えば今の地球の様な近代的なものや、あなたたちのいうファンタジー「ファンタジー!?」……はいファンタジーです。」
「そこ行く!」
「いいのですか?」
「ファンタジー!」
賢三は力いっぱいガッツポーズをしながら叫んだ。
「分かりました。では、ファンタジーの世界にしましょう。」
「よっしゃー!」
「では、五つのカードを引いて下さい。」
神様は、10枚ほどの裏返したカードを手品の様に手にもって賢三の前に差し出した。
「これは?」
「こちらのミスでやってしまった事なので特殊能力をつけようとおもいます。」
「チート?」
「そうです、チートです。」
「ファイヤーーー!」
またもや賢三はガッツポーズをして力いっぱい叫んだ。
「さ、どうぞ。」
「よし、これだ!
ん?全言語理解?」
「あぁ、これはファンタジーの世界の全ての言語を理解できるやつですね。」
「次は、これ!
ん?寿命無し?」
「寿命で死ぬことがなくなるやつですね。
ようするに寿命が無くなります。」
「そして、これ!
ん?完全抽出?」
「これは、鉱物や薬草の成分を100%抽出できるやつですね。」
「まだまだー!
ん?全レシピ開放?」
「鉱物や薬草を使って作るレシピを全て覚えれます。
それに素材がそろっていれば、瞬時に作れるオマケつきです。」
「最後に、これ!
ん?他者覚醒・進化可能?」
「これは他の者を覚醒することが出来るやつですね。」
「え?俺が最強にやることは?」
「無理です。
他者なら最強に出来ます。」
「orz」
「十分スゴいやつですよ。」
「最強になりたかった………。」
「まぁまぁ、それとこれをプレゼントします。」
神様は皮袋を差し出した。
「これは?」
「何でも入る魔法の皮袋です。」
「おおー!」
「あと、エリーをどうぞ。」
「へ?」
「よろしくお願いするっす。」
「首にしましたのでどうぞ好きに使って下さい。」
「いやいやいや。」
「お願いっす。
貰って下さいっす。
貰ってくれないともっと酷い事になるっす。」
エリーは、立っている賢三に膝まずいて懇願している。
「本当にいいんですか?」
「もちろんです。
好きにどうぞ。」
「なら、行こうかエリー。」
「ほっ、本当っすか!」
「うん。」
「ありがとうっす。」
エリーは、喜びのあまり賢三に勢いよく抱きついた。
はぁ~、胸に凹凸が阿倍あればもっとよかったのに。
「では、そろそろ転送しますね。
場所はランダムですので、気を付けて下さい。」
神様が何かを唱えると床が抜けて、ゆっくりと下に落ちていった。
「スゲー軽く飛んでるよ。」
「おぉ~上から光りが私達に向かって指してるっすね~。」
しばらく落ちていくととても大きな森が見えてきた。
森は、とても大きく東西南北全ての地平線上まで続いている。
「おおー!森が見えきた。」
「そ~っすね~。」
「やっぱり元いた場所とは全然違うな。
ん?」
「どうかしたっすか?」
「何か下にいる。」
「え?」
エリーが下を見ると何かの生き物が膝まずいてこっちを見上げている。
「何か緑色なんだけど。」
「本当っすね~。」
「明らかに人間ではないような。」
「そうっす。」
賢三とエリーが地面に下り立つと緑色の生き物踊りまわり始めた。
「ちょっ、なにこれ。」
「わからないっす。」
しばらく踊ると一番歳をとっていそうな生き物が前にでてきて、膝まずいきながら賢三に声をかけてきた。
「我が神!
よくぞきてくれました。」
「へ?」
最後まで読んでくれてありがとうございます。