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霧の街

その街は大きな湖のほとりにあった。

 人族と蛮族、互いの勢力圏の境目に位置し、その支配権は人族と蛮族を行き来した。

 現在は数百年前に蛮族が街の支配権を得、バジリスクの“翠将”が街の支配者として君臨していた。

 この街は完全に蛮族の街であり、人族は奴隷か食糧としての価値しか持たなかった。

 運の悪い者や向う見ずな冒険者が、その街に連れて行かれたり忍び込んだりしたが、出てきた者は皆無だという。

 だが、そんな街にも人族は確かに存在しており、いつか、街の支配権を取り戻そうとしていた。


 高い塀に囲まれた蛮族の街。

 それが「霧の街」だ。


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