オラウータンで遊ぼう
あ~あ~また今週が始まってしまった
「今週が始まってしまった」
ミキトは悔いていた
休みなのに休めなかったからだ
「はぁ~めんどいな」
まあいつもめんどいけどな
「1時間目、理科じゃん」
ん?マサルが何か言っとるな
「オラウータンを怒らせないか」
そりゃたのしそうだ俺もやろ
「いいねいいね」
「俺はいいよ、ちゃんと進学したいし」
ユウタは全然参加する気がないようだった
「やろうぜー」
マサルはしつこく誘っているな
「俺は見学してるよ」
なんだよ今日はつれないなユウタ
まあいっか
そういえばオラウータンとは理科の先生のことだ
理由はうん分かるよね?うんわかってるね、よしよし
「ああ、ごめんごめん。ミキト~、ちょいきて~」
マサルが呼んでるな
「お前が来いよ。」
人のこと呼びやがって自分が来いやぁぁぁぁ
「イイから来い!」
マサルは五月蝿いなしょうがないないってやるよ
「なに?」
何の話だ?
「どうする?どうやって怒らせ…」
あ~その話ねってチャイムなっちまったな
何するのか聞いてねえや
マサルは何か書いてるな
まあいいや適当に授業を受けるか
キーンコーンカーンコーン
「そういやさ、24日前のこと覚えてるか?」
マサル君は何をいっているんだ?24日前?..........あ!あれか
「ああ、当たり前だろ?今まで忘れてたけど。」
アブねえアブねえ話についていけなくなるところだったぜ
「ああ、俺もおれも。」
さすがに皆おぼえてたな
印象深い言葉が多かったからな