表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

12/20

第十話おまけ レムのひみつ①

数ある作品の中から興味を持っていただき、本当にありがとうございます!

時は、少し前.........

レムに名前をつけてあげたところまでさかのぼる。


「........じゃあレムちゃん♡ お名前もできたことだし、冒険者のみんなにあいさつしに行きましょうねぇ♡」


「.............うん...............。」


クロエさんが僕たちにそう告げると、レムは無表情のままこくこくとうなずいた。

僕もクロエさんの後に続いて、冒険者のみなさんがいる受付に行こうとしたんだけど...........


「............レム...........? そろそろ、はなしてほしいんだけど.........」


レムが、まるでお気に入りのぬいぐるみを抱きかかえて手放さないように、両腕で僕をやさしくだっこして離そうとしない。


確かにレムに抱っこされているとあたたかくて居心地が良いのだが、みなさんに見られるのは恥ずかしいし............

なにより..........レムのものすごく大きな胸に背中が当たってて、ドキドキして別の意味で落ち着かない.......

というか、ちょうど谷間のところに僕の体が埋もれちゃってて.........ううっ..........。


「...............やだ.....................。」


そんな僕の切実な提案もむなしく、レムが少しだけふてくされたような表情でぽつりと答える。


「...............ずーっと....................くっついてたい...........。


...........それに.....................ここだったら.......................わたしが...........パパのこと..............まもれる..........。」


確かに、レムの腕のなかにいたら安全ではあると思うけど........

.........うう........やわらかい..............いいにおいする............。



「..........それに...................おっぱいだったら....................ぎゅーってしてても..................いたくないでしょ.....................?」



レムがそうつぶやきながら、さらに力をこめて僕のことをぎゅーっと抱きしめる。

確かに痛くはないけど、よりおっきな胸が押し付けられて............!!!!!


「.........................................♪」


「............ちょっ..........ちょっと待ってよーっ........!!!」


すっかり上機嫌になったレムが、僕をだっこしながらずしんずしんと音を立てて受付へと向かってゆく。

.........どうやら、しばらくはこのまま生活することになさそうだ。


激しく伝わる振動とやわらかすぎる胸の感触を味わいながら、僕はレムの腕のなかで顔を真っ赤にすることしかできないのであった..............。

読んでいただきありがとうございました!!

少しでも「面白そう!」「続きが気になる!」などと思っていただけたら、下の【☆☆☆☆☆】の所から評価をして頂けるとものすごく嬉しいです!!!

感想やリアクションもして頂けると、凄く励みになります!!!!!

次回もよろしくお願いします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ