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魔王と呼ばれた男  作者: あき
27/50

ドルクロイ王 ドーガ

登場人物や名称一覧


現 世  :元々主人公が住んでいた世界。(物質世界)

霊 界  :今、主人公が生活している世界。(半物質半精神世界)

神 界  :神様が住む精神世界。

イヒン  :霊界に存在する人族。魂の理解度が高く魔法が得意。

ドルーク :霊界に存在する人族。好戦的で力が強い。

イフアン :イヒンとドルークの混血。

妖 人  :魂の理解度が低い転生者。コボルド・ゴブリン・オーク・オーガ等

亜 人  :精霊の影響を受けた転生者。ノーム・ベアーフット・ドワーフ・エルフ等

魔 人  :魂の理解度がすすみ、寿命を超越した存在。バンパイア・リッチ等

古代竜  :理を理解した竜。大抵1万年以上生きている。

ワード大陸:ペニ城が存在した大きな大陸。魔王の登場で一度全生物が滅ぶ。

ペニ城  :魔王の襲撃を受けて滅んだイヒンの国の城。

ヨドム村 :隕石衝突後にできた魔海沿いの港町。

ドルクロイ:ヨルド村から陸続きで繋がっているドルークの国。

穴道 徹 :霊界では「トール」と名乗っている主人公。一応魔王。

オルグ  :元ペニ城の戦士長。トールに救出されてからは魔王の眷属となる。

コムケ  :元ペニ城の戦士。トールに救出されてからは魔王の眷属となる。

ゲルダ  :神様に幽閉された魔法使い。冬の女王。トールの登場で解放される。

セレナ  :ゲルダが作ったゴーレム。

シルク :トールの愛馬。ノーム製作の鳥馬ゴーレム。

ヨルドン爺:ヨドム村の墓守。境界の監視人。

ダイゴ  :ヨドム村の自営団の団長。モルテガの子ども。

モルテガ :ヨドム村の村長。ダイゴの父親。

マスター :竜のゆりかご亭のマスター。

マリア  :竜のゆりかご亭の料理人。マスターの妻。

ティアラ :竜のゆりかご亭の看板娘。マスターの娘。

ステラ  :竜のゆりかご亭の店員。マスターの娘。ティアラの姉。

27 ドルクロイ王 ドーガ


 北の大陸で冬の女王が帰還した。

 このワーガ大陸で大戦士オルグが復活し、魔王へ従属した。

 おそらく、1000年前の魔王も復活するかもしれない・・・


 今ドルクロイで囁かれている噂である。


 「ワーガ大陸を絶滅させた魔王の復活か・・・考えたくもない。」


 ドーガ王は、飲んでいた杯を地面に叩きつけた。


 魔王復活の懸念があるため、魔海の監視を強めようとヨドムに使者をだした。しかし、ドルクロイ兵の駐在は拒否された。


 だから、海賊を使って、傀儡政権を建てる計画だったのに・・・


 この300年間で、ドルクロイの技術は大きく向上した。海に面しているため、造船技術にテコ入れし、巨大な軍艦を建設した。またそれに伴い、遠距離まで届く大砲・・・火薬技術も向上した。


 この軍艦で、海から奇襲をかければ、小さなヨドム村などすぐに陥落すると思っていた。また海賊が支配することで、他の国への牽制にもなる。


 そのはずだった・・・


 軍艦は沈み、パワースーツは奪われ、捕虜にされた兵士は、何事もなく帰ってきた。そして口々に言った。


 「ヨドムは、強い魔人に守られている。その魔人が一人でババスに攻めてくる。」


  怒りのあまり、その者達の首をはねてしまった。


 「魔人だと!すでに魔王の手下が入り込んでいるのか。」


 ヨドムに一番近い砦に警戒を促し、軍隊に召集をかける。



 「相手は、このワーガ大陸を滅ぼした魔王だ!国の運命がかかっていると思え!」


 「「「「「はっ!!」」」」」




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





 これで5つ目の砦か・・・・


 さすがにもう抵抗してくる砦はない。砦に着くと門はすぐに開き、住民が迎えてくれる。領主や兵隊は一人も残っていない。住民たちは、街がそのまま残っているという噂を頼りに、僕を迎え入れているようだ。


 中央の通路沿いに整然と並び、土下座をして僕が通る過ぎるのは待っている。正面で土下座して出迎えたのは、やはり組合長らしい。住民を束ねることができるのが組合長なのか?


 「魔人様、われわれはあなた様に服従します・・・・」


 服従した住民に危害は加えない。組合長を責任者に任命し、おって命令があるまで、この街を管理するよう指示をだす。


 すこし、街でゆっくりしたい気持ちもあるが、いくら服従したとはいえ、敵地の街でゆっくりする気にはならない。



 そのまま御者台に飛び乗り、裏門目指して、キャンピングカーをすすめる。虫たちの目で見ていると、僕の姿が見えなくなって、ほっとしている組合長。緊張がピークに達したのか、泣き出す子どもたち。だれも立ち上がらず、そのまま大地に横になって無事を実感している・・・


 国民には恐怖が伝わっているようだ。あとは・・・王様がどうでるかだ。





 ヨドムを出てから3週間がすぎた。


 のんびり歩を進めていたので、あまり距離は稼いでない・・


 目に前に4人の男が張り付けにされている。


 一体何者だろう?


 そして、はるか向こうに、地平線を埋め尽くす人、人、人。


 先頭は、大きな鎧を着込んだ集団だ。おそらくパワースーツだろう。

 その後ろに騎馬の集団。馬も人も鎧を着ている。あれもパワースーツか?騎馬隊の横に弓矢の部隊が並んでいる。


 先頭のパワースーツ部隊が動きだし・・・ものすごい速さで突進してくる。ヨドムに攻めてきたパワースーツの比ではない。なんとなく昔テレビで大好きだったアニメ「ボトムズ」の突進ににている。足を動かさず、車輪のような物で縦横無尽に動いているようだ。


 おそらくこの平原での戦いに特化したパワースーツだろう。



 シルクに飛び乗り、くちばしを開ける。魔石に魔力を込め、機会をうかがう。


 なるべくパワースーツの部隊が一直線上に集まった瞬間に魔力砲を撃とうと注視する。



 そして・・・・


 レーダーの跡が派手になるように、手前の地面からパワースーツの部隊のはるか後方、騎馬部隊まで縦断するように魔力砲を放つ。



 ひかりの筋が、一瞬部隊の中心を横切る。あとから大爆発が手前から順に奥まで続く・・・・



 もうもうと上がる爆煙。



 パワースーツの突進音も、敵部隊のざわめきも、すべて消えた。


 煙がはれてくると・・・・手前から奥まで一直線に地面が蒸発した跡が続き、左右で腰を抜かしている面々。1/4近くのパワースーツ部隊が消滅した。


 シルクから降りて、蒸発した跡をゆっくりすすむ。一応次元断の用意をして、攻めてきたら切れるように準備をする・・・・。


 パワースーツ部隊の中程まで歩いても、見てるだけで、襲ってこない。恐怖心で動けなくなってくれていたらラッキーだ。


 パワースーツ部隊を過ぎて、騎馬部隊の前まで着たとき、騎馬部隊の後方から檄がとんだ!


 「何を見ている!残った重騎士は、後ろから突っ込め!騎馬兵は槍を構えろ!」


 一際大きな重装備の馬にまたがる騎士が叫んだ!


 とりあえず好戦的な人物はすぐ排除することにした。次元断の一振りで馬諸共袈裟切りにする・・・・馬からは血がでず、かわりに蛍光色の液体が噴出した。


 ノームの街で見かけた魔力の液体システムだ。なんだ、すでに馬のゴーレムは作られていたのか・・・・


 馬が倒れると同時に、馬上の騎士の体も斜めにずれ始め、上半身が足下に落ちる。


 後ろから突進音が聞こえてくる・・・僕は次元断を30mほど延ばし、体の周りを一周するように回した。


 僕を中心に、半径30mの範囲にいた人物の動きが止まった。後ろから迫っていたパワースーツは、そのまま僕の横を通り抜けて騎馬部隊につっこんでいって、上と下に分かれて止まった。その振動で、騎馬部隊の馬と騎士たちも、上下に分かれて倒れた。


 こんどこそ、すべての音も声も止まった。


 僕がそのまま、まっすぐ騎馬部隊の方に歩みを進めると・・・騎馬部隊が左右に分かれた。


 この軍隊は、王様が指揮をしているのだろうか?それとも王様は城にいるのかな?


 鳴き虫を軍隊の上空に散らして声を伝える・・・・


 「この軍隊のリーダーに聞きたい。服従か死か・・・。」


今日2回目の更新です。

なんとなく夕飯後に書いていたら、たまっていた。

もっと迫力ある無双描写しようと、参考に本棚の「バンパイアハンターD」を読み始めたら、、、、、、、もちろん最後まで読んでしまった。

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