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魔王と呼ばれた男  作者: あき
21/50

蠅の王 その2

登場人物や名称一覧


現 世  :元々主人公が住んでいた世界。(物質世界)

霊 界  :今、主人公が生活している世界。(半物質半精神世界)

神 界  :神様が住む精神世界。

イヒン  :霊界に存在する人族。魂の理解度が高く魔法が得意。

ドルーク :霊界に存在する人族。好戦的で力が強い。

イフアン :イヒンとドルークの混血。

妖 人  :魂の理解度が低い転生者。コボルド・ゴブリン・オーク・オーガ等

亜 人  :精霊の影響を受けた転生者。ノーム・ベアーフット・ドワーフ・エルフ等

魔 人  :魂の理解度がすすみ、寿命を超越した存在。バンパイア・リッチ等

古代竜  :理を理解した竜。大抵1万年以上生きている。

ワード大陸:ペニ城が存在した大きな大陸。魔王の登場で一度全生物が滅ぶ。

ペニ城  :魔王の襲撃を受けて滅んだイヒンの国の城。

ヨドム村 :隕石衝突後にできた魔海沿いの港町。

ドルクロイ:ヨルド村から陸続きで繋がっているドルークの国。

穴道 徹 :霊界では「トール」と名乗っている主人公。一応魔王。

オルグ  :元ペニ城の戦士長。トールに救出されてからは魔王の眷属となる。

コムケ  :元ペニ城の戦士。トールに救出されてからは魔王の眷属となる。

ゲルダ  :神様に幽閉された魔法使い。冬の女王。トールの登場で解放される。

セレナ  :ゲルダが作ったゴーレム。

ヨルドン爺:ヨドム村の墓守。境界の監視人。

ダイゴ  :ヨドム村の自営団の団長。モルテガの子ども。

モルテガ :ヨドム村の村長。ダイゴの父親。

マスター :竜のゆりかご亭のマスター。

マリア  :竜のゆりかご亭の料理人。マスターの妻。

ティアラ :竜のゆりかご亭の看板娘。マスターの娘。

ステラ  :竜のゆりかご亭の店員。マスターの娘。ティアラの姉。

21 蠅の王 その2


 暇をみては、魂を切り離す作業を続けている。大きな魔獣の魂はあらかた片づいた。問題は、小さな魔獣や魔虫だ。小さくて切り分けるのが面倒なのだ。とくに魔虫の数が半端ない。魂が小さい分、影響はあまりないが、一つ一つ切り離すとなると・・・


 そのため、魂を切り離す作業は頓挫していた。そもそもみな自我が消失しているので、僕の精神にはなんの問題もない。そんないい訳を自分にしていた。




 ところが、ある日気がついた。


 山脈の中の魂に指示を出すと、その通りに動くのだ。もちろん見た目は何も変わらない。でも、僕が集まるよう指示をだすと、山脈の体の中を僕の方に移動してくる。


 そこで、今度は魔虫の魂に、虫の姿になって出てくるように指示をだした・・・・・


 ザワザワザワ・・・・・・カサカサカサ・・・・


 指示をだして・・・後悔した。


 山脈の表面に、いろいろな黒い虫たちがザワザワと出現し始めた。それも数匹ではない・・・・おそらく何万匹と。


 ムカデにゴキブリ、蜘蛛に蠅、バッタにトンボ・・・だがどれも見慣れた姿の虫はいない。どこか違うのだ。たとえばあのムカデは、小さな羽が何対もついていて、空を飛んでいる。太り過ぎた蠅に、はやすぎて見えないトンボ。蜘蛛のいる場所は、すでに真っ白に覆われ、他の虫がくっついて暴れている。


 それが山肌いっぱいに展開されている。さすがに気持ち悪い。


 すぐ山脈に戻るように指示をだすと、みな地面に吸収されていった。


 何のことはない。自我を失った魂は、切り離す必要がなかったのである。指示一つで出たり入ったりができるのである。ただ自我があるオルグ達と違って、指示がないと動かない存在なのだ。


 せっかく霊界に転生したのに、自我を失うなんて・・・これなら現世で何も知らずに生まれ変わっていた方がましなのでは?それとも魂の理解度が低いから僕には何もわからないのか?




 いつか理について学ぼう・・・だが今はのんびり自由に生きたい。



 眷属となった自我がない魔獣たちは、指示がないと動かない。だけど指示をだせば、実直にそれを守る。


 オルグに預けていた魔狼に、ノームの街の入り口を守るように指示をだした。もちろんノーム王の目の前で呼び出し、ノーム達のにおいも覚えさせた。普段は山脈に吸収されて見えないが、ノーム達が出入りする際、たまたま居合わせた魔獣に襲われたら、速攻で姿を現し攻撃する。



 おかげで、ノーム達の安全が保たれ、感謝された。





 この山脈は、魔力が充満しているため、魔力の強い魔獣が呼び寄せられる。


 もちろんその魔獣を吸収することはできるが、自我が残る魂も取り込むため、体内に魂が増える危険性がある。


 そのため、僕はそれらの魔獣を放置している。


 古の山脈は、魔王の体が機能していて、来る魔獣を片っ端に吸収する危険な山脈だったが、今は魔力の強い魔獣が闊歩する危険地帯となっているようだ。


 ノームにドワーフは、よくこんな山脈に街を築けたな。きっと浸食が止まったタイミングで山の中に街を築いたのだろう。今なら、魔獣が多すぎて難しい。


 自分の体のことだが、あまりに大きすぎて実感がわかない。



能力の説明回ですが、なんか面白くない。

大事な主人公の能力である虫たちであるが・・・できれば宮崎駿が作った虫3つの漢字を使いたかった。

それに、能力の説明に徹してしまって・・・書き直したいかも。

とりあえず公開して、そのうち書き直すかも。


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