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ショッピングと王子様

結局、僅差で敗れたけれども、頑張っていた香恋に贈り物でも送りたい…とこぼしたところ、演良に買い物に誘われた。以前も一度行った、棚市から数駅離れた繁華街に行くらしく、前回とは違う服──香恋曰く、甘い系らしい──を着て、うきうきとしながら待ち合わせ場所に行った。そして、前とは違って黒い、大人びた格好の演良に、緊張しながら話しかけると、彼は二人の女性──片方はふわっとしたボブカットの可愛いワンピースを着ていて、もう片方は銀髪のストレートでパンツスタイルだった──と談笑していた。


「あ、蕗乃ちゃん! …今日の格好は、かわいらしくて素敵だね」

「う、うむ。其方も、今日は随分とシックで格好良いな。…それで、そこの女性らは?」


 女性の方に目をやると、可愛い女性が、にこりと笑って話しかけてきた。


「私は瑪奈川芽唯だよ~、よろしくねふっきーちゃん」

「ふ、ふっきー?」

「あ、あだ名嫌なタイプだったりする? だったらごめんね」

「いや、余は別に構わないが…瑪奈川さんといえば、其方が先の戦いにて、協力してくれた演良の同志か」

「ん、そうだよ。あ、芽唯で良いよ~。にしてもふっきーちゃん、ファッションセンス良いね。そのスカートとかすっごい可愛いけど、どこで買ったの? やっぱりGONEとか…でもブランドっぽいし、結構高そうだよね~…」


 瑪奈川芽唯と名乗る女性の勢いが強く、圧倒されて困っていると、銀髪の女性が、見かねて助け船を出してくれる。


「瑪奈川、勢いが強い。文乃が困惑している。…私はエルヴィラ・エイト、エルヴィラでいい。…貴方の話は彩嗣から聞いている。よろしく」

「其方がエルヴィラさんか。…二人とも、先日は本当に助かった。礼を言わせて欲しい」


 余は、エルヴィラと芽唯に向かって、頭を下げる。二人が、ユーファを討ってくれなければ──あるいは、そもそも戦ってくれなければ、魔学徒から、学校を守り抜くことは決してできなかっただろう。


「それはそれとして、演良。余は、瑪奈…芽唯さんとエルヴィラさんが来ることは聞いていなかったのだが、もしかして今日はこの四人で遊ぶのだろうか?」

「あれ、言ってなかった? 世々川さんへのプレゼントだし、女の子の意見も必要だと思ったんだけど…」

「…一理はある。一理は、な。…だがその、なんというか…」


 正直なところ、一緒に買い物に行こうか、と誘われて、二人きりでないことを想定するのは無理があるというか、好いた人と二人きりのお出かけと思っていたから肩透かしを食らったというか、けれど恩人だからただ嫌なばかりでもないというか、とにもかくにも吃驚してしまって、言葉が出てこない。言葉に詰まりながら演良を見ていると、エルヴィラさんが、演良に冷たい眼で話しかける。


「彩嗣…もしかして、文乃を誘った後に、私たちを誘ったの?」

「え、うん…僕だけだと、あんまり良い意見は出せないなって」

「…彩嗣、そういうのは本当に良くないと思う」

「え」


 エルヴィラさんが演良に向ける瞳はとても冷たく、声は凍えるように低い。当人ではないけれど、少しおびえていると、芽唯さんが話しかけてくる。


「うん、流石に私もこればっかりは見過ごせないなあ。ごめんねふっきーちゃん、あくくんと二人きりが良かったでしょ?」

「え、あ、いや…まぁ、その、正直なところ、それは期待してはいた」

「だよねぇ~」


 結局、エルヴィラさんが演良に、今度、埋め合わせで余と二人きりで遊ぶ…という、正直なところ嬉しさより恥ずかしさの方が勝つ命令を下したところで、余らは繁華街へと繰り出した。


「いやあ、ごめんね蕗乃ちゃん…次は、完璧なプラン考えてくるから…」

「ま、まあ余も、芽唯さんとエルヴィラさんとは話してみたかったから、そこまで落ち込まぬでもよいぞ。別に、弄ばれただとか、思わせぶりな行動をする浅薄な男だなどと、思ってもおらぬし…」

「うっ」

「あはは、ふっきーちゃん言うね。あ、私たちもあくくんとおんなじで、呼び捨てで良いよ。呼びにくいでしょ? ね、エルちゃん」

「ええ」


 二人は、歩きながら笑顔で余に話しかけてくる。やはり、良い人間の周りには良い人間が集まるのだろう、初対面だがかなりいい人達だ。


「うむ、そうか。では、そうするが…芽唯とエルヴィラは、演良と同じクラスなのか?」

「うん、そうだよ」

「文乃には悪いけれど、私たちは大丸と同じクラスだから…私は大丸派」

「あ、そういえばそうであったな。…まあ、余は香恋派だが…大丸氏の演説も素晴らしいものだった」


 結局、余があの場の全員に幻覚をかけて眠らせたことで、ガスの漏出による事故だとか何だとか言われ、翌日にもう一度生徒会長選挙は行われた。票は割れたが、経験の差やら何やらで、大丸氏が勝利した。

 色々と話していると、メイク用品の店に着いた。最近香恋はメイクに興味を持っていたので、なにかそれに関連したものを贈ろうと考えていた。


「…なんか、僕も入るのはちょっと憚られるな」

「でも最近は、男の人もメイクはするし…あくくんも何か買っちゃえば?」

「あー、それも悪くないね」


 話しながら入店すると、店内は煌びやかで、余にとっては少し居心地が悪い空間だと感じた。芽唯と演良は、どうやら高揚しているらしいが、エルヴィラは対照的に、歩みが重そうだ。話しかけてみると、「…メイクの経験はないから」と答えてくれた。


「それと、こういう空間は少し苦手」

「…余も、どちらかと言えばそちら側だ。狐は、あまり人前に姿を晒さぬしな」

「…?」


 辺りを見回して、何が何やら分からないので戸惑っていると、楽しそうな芽唯がやってきて、余に話しかける。


「それで、確かプレゼントって、もう一人の会長候補だった人だよね?」

「うむ、その通りだ」

「えっと、その子って、普段からメイクしてたりする?」

「いや、確かしていなかったはずだ。出かけるときも、あまりしていないな」

「うーん…だったら、化粧水とか、消耗品の方が良いかもね」

「そうなのか?」

「うん、メイクとかって、実際に試したり、ベースとか色々あるから、一緒に来て買った方が良いと思うよ」

「ふむ…では、なにかおすすめはあるか?」

「これとかは、結構保湿が良くて…」


 それから、芽唯に指南を受けて、香恋が乾燥肌気味と言うこともあって、保湿性の高い化粧水を買うことにした。

 贈り物は買えたので、ここには用がなくなったな…と思ったが、芽唯が、キラキラとした眼で、「じゃあ次は皆のもの買っちゃう?」と言い始めた。


「贈り物はこれに決定したのだが…」

「でもさ、ふっきーちゃんもエルちゃんも、あとあくくんもメイクあんまりしてないじゃん? 皆素材は良いからさ、買ってかない?」

「…別に、そういうことに興味はないけれど」

「余も、装いに気をかけるという事に不得手なのだが」

「えー、もったいないよ。ね、あくくん?」


 芽唯は、演良に話を振る。演良は、何かを考え込むように押し黙っていたが、「あんまり気は進まないな」と言いだした。


「その、芽唯がメイクしてるだけでも、可愛すぎていっぱいいっぱいなのに…蕗乃ちゃんとエルヴィラまでも更に綺麗に、格好良くなったら…正直、照れてお出かけどころじゃないかも」

「…彩嗣、そういうところ」

「そーゆーとこだよ、あくくん」

「演良、斯様なことを気安く言われると、余も困る」


 顔を赤くしながら演良が言い放った一言に、芽唯とエルヴィラ、余は呆れながらも、顔を赤くした。

 それから、結局芽唯に押し切られる形で様々なグッズを見て、店舗を出た。一店舗を見て回っただけなのに、かなり疲弊した。空を見てみると、太陽が高く昇っていて、どうやら昼時になっているらしい。演良が昼ご飯を提案したので、余らはファミレスに入り、昼食を取ることになった。


「ふむ…斯様な飲食店で舌鼓を打つのは、初めての経験だな」

「そっか。じゃあ、しっかり楽しまないとね」

「うむ。…ほう、ここまで品揃えが豊富なのか。意外だな」

「そうなんだよね~、ここっていっぱい食べれるんだよね」


 余はグラタンを食べることにして、注文をした。驚いたことに、芽唯は一気に五品ぐらい頼んでおり、店員も驚愕を隠せていなかった。けれど、演良とエルヴィラは一切動じず、「たくさん食べるね」とにこやかに笑っていた。

 料理が運ばれてくると、芽唯が頼んだ大量の料理が所狭しと並べられた。芽唯は、満面の笑みで、それらの料理を難なく平らげていく。


「…芽唯は、大食いなのだな。しかし、その身体には、その量の供物を受け入れる容量が無いように思えるが…」

「そこは永遠の謎」

「まあでも、美味しそうに食べる芽唯は可愛いから、些細な問題だよ」

「ええ」

「…そういうものなのだろうか?」


 どこか満足げに、芽唯の食べる姿をエルヴィラと演良は眺めている。たしかに、彼女の笑みは可愛いけれど。

 料理を食べ終わって、デザートを待つ間に、エルヴィラと芽唯がお手洗いに行き、余は演良と二入きりになった。すると、演良は余の瞳をまっすぐ見て、真剣な声で問いかけてきた。


「…蕗乃ちゃん、今日は楽しめてる?」

「ああ、楽しんでいる」

「そっか。良かった」

「これまでも、香恋とは遊びに行ったり、演良とも出かけた。ただ、そうやっていても、いつも“Dolls”としての戦いが、脳裏から離れなかった。けれど、今日は違う。今日は、ただの文乃蕗乃として、ここに来ている。だから、とても楽しいんだ。…ありがとう、演良」

「…それは良かった。でも、これからももっと楽しいよ」


 二人が手洗いから帰ってくるのと、デザートが運ばれてくるのははほとんど同時だった。そして、デザートを食べ、余達はファミレスを後にした。




 僕らはゲームセンターにやってきた。すると、ダンスゲームの筐体をみて、エルヴィラが「やってみたい」と言い、プレイを始めた。最近流行っている、『ぐるりん』という人の曲を、なぜか、いきなり最高難度で始めだし、エルヴィラは大苦戦していた。


「くっ…両腕も両脚も別の動きをするのは、至難の業」

「…難易度落とした方が良いんじゃ?」

「いいえ、壁は高ければ高いほど良い」


 芽唯の提案にも、エルヴィラは首を縦に振らず、真剣な眼差しでプレイを続ける。すると、蕗乃ちゃんが、「最初の動きは、足をそこまで動かす必要は無いぞ」とアドバイスを始めた。そのアドバイスを受けて実践したエルヴィラは、目に見えて上達しはじめた。


「あれ、蕗乃ちゃんやったことあるの?」

「いや、ないぞ? ただ、余は訓練を受けていたからな。動きの核を見つけるのは極めて得意だ」

「凄いね、蕗乃ちゃん。…お、凄いよエルヴィラ、スコアが倍になってる!」

「ほんとだ、いけるよエルちゃん!」


 エルヴィラは、次第に動きのキレが上がっていった。逐一、蕗乃ちゃんが的確なアドバイスをするので、プレイする度に、スコアが右肩上がりに上っていく。

 そして、当初はあたふたとして、危なげのあった動きも、だんだんと、まるで天女が舞っているかのように、綺麗になっていき、すらっとした手足とたなびく銀髪が、絵画のような美を醸し出している。僕らはその動きに心奪われて、ただじっと見て、そしてエルヴィラを応援していた。

 ステップをふみ、ターンをして一曲が終わる。そしてリザルト画面には、『CLEAR』の文字が表示された。僕らは、喝采を挙げてエルヴィラを祝う。エルヴィラは、静かに拳を握った。


「凄いよエルちゃん、かっこよかった!」

「綺麗なダンスだったよ、エルヴィラさん!」

「…ありがとう。文乃も、礼を言う」

「所詮は、ただの助言。胸を張るべきは、実際に挑んだ其方であろう」


 それから、僕らはクレーンゲームで、巨大なぬいぐるみを取ったり、芽唯のすすめでプリクラを撮ったりとした後に、エルヴィラが行ったことがないというので、カラオケに向かった。それなりに広い部屋で、ソファがとても柔らかい。


「…こういう場所なのか」

「エルちゃんは来たこと無いんだっけ?」

「ええ。だから、皆と来れて、とても嬉しい」

「エルちゃん…! 私も嬉しいよ~!」


 エルヴィラの言葉を聞いた芽唯が、ばっと抱きつく。それにエルヴィラは困ったような顔をしているけれど、どこか嬉しそうだ。

 とりあえず、いきなり歌うのは皆もプレッシャーがあるかも知れないから、人気のPOPの曲を入れて、歌い始める。少なくとも、90点前後がとれる程度だけれども、場を温めることには成功したらしく、芽唯、エルヴィラ、蕗乃ちゃんの三人は、きらきらとした眼で僕を眺める。王子様っぽく、少しパフォーマンスを入れて歌っているから、楽しませられているのだろう。

 歌い終わると、芽唯がぱちぱちと拍手をしてくれた。


「あくくん、やっぱり歌うの上手だね!」

「はは、ありがと」

「…彩嗣は格好良いな」

「…なんと美麗な歌声に、仕草…」

「次誰か入れてる?」

「あ、私歌う~」


 芽唯は、意外にもラップを歌い始めた。曰く、引きこもっている部長から進められた曲らしい。普段は可愛い彼女が、こんなにも格好良い曲を歌うのはギャップがあって、とても魅力的で、心が動かされる。

 歌い終わりに、芽唯は僕を指さしてウィンクをした。どきっ、と心臓が動いた気がして、一気に頬が赤く染まった。


「どう、良かった?」

「うん、なんだか大人っぽくて、でもやっぱり可愛くて…最高だったよ、芽唯」

「はは、良かったー。次の曲誰?」

「次は、私が歌う」


 明るいイントロが流れ始める。エルヴィラが歌うのは、女性アイドルの有名な曲だった。先ほどの芽唯の選曲とは対照的に、こちらの曲調は可愛く、それにあわせてエルヴィラも、可愛らしく、きらきらと歌う。けれども、歌っているときのエルヴィラの姿はとっても綺麗で、天使が歌っているかのように、綺麗な歌声が響いた。

 歌い終わって、エルヴィラは僕を見て、にこりと笑う。その姿に、僕は心奪われて、心臓の鼓動が早まるのを感じていた。


「どう、彩嗣?」

「とっっても良かったよ! 綺麗だけど、どこか可愛くて…最高だよ!」

「そう、それは良かった。…文乃、歌ってみる?」

「あ、ああ…そう、だな。余の番だな…」


 エルヴィラにマイクを手渡された蕗乃ちゃんは、不安そうな顔をして、選曲用の端末を操作する。けれど、その手は震えていて、どうにも歌えそうでは無い。


「大丈夫、蕗乃ちゃん。…苦手だったら、歌わなくても大丈夫だよ?」

「いや、苦手では…ある、な。というより、人前でこのような事をしたことがなくて、少し、怖い…」

「そっか…」


 蕗乃ちゃんは、俯いて弱音を零す。王子様として、そんな彼女にしてやれることは無いだろうか…と考えて、マイクを手に取って、蕗乃ちゃんに手を差し出す。不思議そうに顔を上げる彼女にに、笑顔で声をかける。


「それなら、僕とデュエットしよう。それなら、怖さも僕とで半分こだ」

「演良…うむ、そうだな! では、共に歌うとしようか!」


 曲が流れ始める。蕗乃ちゃんの緊張をほぐすために手を握って歌い始めると、初めは小さかった蕗乃ちゃんの歌声も、だんだんと大きくなってくる。格好良い曲調に、格好良い蕗乃ちゃんの歌声が相まって、そんな彼女の隣で歌っていると、最高に気持ちが高揚してくる。こんなに格好いい蕗乃ちゃんを、最前席で見られるなんて、僕は幸せ者だ。

 曲が終わると、芽唯とエルヴィラが、一斉に拍手を始める。僕は蕗乃ちゃんの、少し赤みがかった顔をみながら、「どうだった?」と訊ねる。彼女はにやりと笑って答えた。


「其方の隣は、やはり最高だな!」





「ただいま…」


 相も変わらず、余の家に帰っても、出迎えてくれる人は誰もいない。あるのは最低限の家具ばかりだ。けれども、今はもう、何も寂しくは無い。しわがつかないように着替えて、ベッドに転ぶ。


「今日は、楽しかったな…」


 今日一日を思い出す。演良と二人きりではなかったことは、とてもとても残念だったけれど、今まで生きてきた中で、今日は最高に楽しかった。

 むくりと起き上がって、持って帰ってきた荷物を見る。ゲームセンターにて取ったぬいぐるみやら、人形やら、半ば買わされたメイク用品やら、いろいろなものが出てくる。


「…しまう場所が無いな」


 ほとんど家具が無いから、収納スペースも、何かを飾っておく場所も無い。今ばかりは、こんな部屋でなければ良かったなと思う。同時に、部屋の殺風景さを、ようやく疎ましく思えたことに、少しだけ喜びを感じる。

 再びベッドに転ぶと、疲れたのか瞼がとても重い。レインに、交換した芽唯とエルヴィラからメッセージがいくつか来ていて、演良からもメッセージが来ていて、返信をしなければいけないなと思いながら、眠さでスマホを手放してしまう。そして、気が付くと余は眠ってしまっていた。

 夢の内容は一つも思い出せないけれど、ただ目を覚ましたとき、暖かな幸福感に包まれていた事だけは覚えている。

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