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魔学徒と王子様

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 「それで、本当にここに住んでるの?」

「うむ、司令からはそう聞いておる。…余は訪れたことはないがな」

「これはまあ随分と…その、物が多いね」

「余の部屋とは真逆だな」


 有り体に言えばゴミ屋敷ともいえる屋敷に、蕗乃ちゃんと一緒に合鍵を使って入っていく。縛られたゴミ箱、弁当のがら、ペットボトルに空き缶が所狭しと乱雑に転がっている。僕は思わず鼻をつまみ、蕗乃ちゃんは眉をひそめている。かさかさ、と音が鳴って、嫌な予感がして下を見ると、言及するのも憚られる黒色の昆虫が、自由をほしいままにして駆けていった。びっくりして飛び上がってしまったが、蕗乃ちゃんは案外平然としている。


「…其方は蟲が苦手なようだな。対蟲最終兵器・噴霧型でも持ってくるか?」

「いや、びっくりしただけだから大丈夫。…蕗乃ちゃんは、虫系は平気なんだね」

「いや、苦手だ」

「あれ、そうなの?」


 意外に思って訊ねてみると、蕗乃ちゃんは少し黙って、目をつむってしみじみと話し始めた。


「まあ、魔獣の中には蟲をそのまま大きくしたようなものや、大量の蟲が群集して一体の怪物をなすものもあったからな。あれらに比べれば、まあ此奴らなど可愛いものだ」

「あぁ、なるほど…」

「数千の百足が一匹の百足になっている奴と対峙したときは、流石に応えたが。…そういうときに頼りになるのが、このぼろ屋の主、殿上燈(とのがみとう)だったのだがな」


 蕗乃ちゃんは、懐かしむ様な口調で話す。彼女の言うとおり、この屋敷は、もう一人のの“Dolls”エージェント、殿上燈の屋敷だ。

 二人で、このゴミ屋敷を探索しているのは、二日前の、司令──夢川くんの依頼が原因だ。曰く、


「エージェントが失踪した。魔学徒との関連があるかも知れないから、調べてきて欲しい」


 とのことだった。「頭脳労働は其方がすべきではないか」と蕗乃ちゃんが聞いたのだが、彼は「僕は行きたくない」と答えた。


「アイツの家は正直行きたくないんだ。というか何なら、魔獣との戦いよりしんどいからそっちに任せる。マジで頼みます、なんかこうクーポンとか色々あげるから」

「其方がそれほど狼狽するとはな。はっ、興味深い。その任、余と演良で引き受けよう! …ところで割引券なのだが…」


 結局、ファーストフードやら、カフェチェーンやらと、総額で四桁後半円にのぼるクーポンを貰うのと引き換えに、僕らはこの屋敷の捜索に来た訳なのだが、ここに来て彼の言ったことがよく分かった。たしかに、こんな、大量のゴミとそれによる臭いが充満して、しかも電気が止められているから薄暗い、そこかしこに虫が潜んでいるような所の探索はかなり大変だ。まあ、僕は王子様なのでなんとかなるけれど、夢川くんには荷が重い。意外な形で、彼の大変さが分かったので、今度何か奢ってあげよう。──そういえば、彼は芽唯の弟と同い年だったけれど、面識とかはあるのかな。


「…演良、気分が悪いのなら、外で休んでいても構わないが」

「ああごめんごめん、大丈夫」


 物思いにふけっていると、前を行く蕗乃ちゃんに声を掛けられたので、気合いを入れ直す。蕗乃ちゃんに続いて行く形で、進んでいく。リビングにつくと、真っ黒のソファー、木製のダイニングテーブル、金属製のシャンデリアといった、見るからに高価な家具がいくつも並んでいて、そしてそこら中にゴミが散乱している。シャンデリアを見上げると、蜘蛛の巣がはってあり、そして何故か蝙蝠が止まっていた。…家のどこかに穴でも開いているのだろうか?


「折角の家具も持ち主がこうでは、宝の持ち腐れだな。見ろ、あのソファなど文字通り腐食しているぞ。…彼奴がここまで片付けができないとはな。任務の時は、優秀だったのだが」

「まあ、人ってどこかしらに欠点があったりもするからね。ちょっとこれは行き過ぎな気がするけど」

「これは、写真立てか? 殿上と…誰だ?」


 蕗乃ちゃんが手に取った写真立てには、ウェディングドレスを着た女性と、タキシード姿の男性が移った写真が飾られている。結婚式の写真なのだろう、男性──蕗乃ちゃんが言うに、殿上さんらしい──は満面の笑みで、幸せの絶頂といった様子だ。けれど、不思議なことに女性の顔の部分だけ、そっくり切り抜かれている。


「彼奴め、結婚していたのか」

「…確かに、この家は一人で住むには大きいね」


 写真立てをおいて、ところどころ板が剥がれていたりよく分からない液体の染みがある階段を上って、二階に行く。二階は、あくまで一階に比べるとゴミの量は少なかったけれど、代わりに虫の量が増えた。トカゲやヤモリなんかの小動物もいて、はっきり言って屋内とは言い難い。

 すぐ側にあったドアを開けると、不思議なことに、その部屋だけは綺麗に保たれていて、埃一つなかった。ベッドと化粧台があって、壁にはいくつか絵が飾られている。


「ここは、やけに綺麗だね」

「大方、奥方の部屋だったのだろう。出て行ったか、亡くなったかは知らないが、この家に住まなくなった時からそのままにしているのだろう。…他の部屋もこれくらいに綺麗であれば良いのだが」

「…ここには、何もなさそうだね」


 どこか寂しい気持ちになりながら、次の部屋へと向かう。打って変わって、今度はかなり乱雑だ。至る所に紙が散乱しているし、カーテンはちぎれている。部屋の四隅には蜘蛛の巣があり、壁際におかれた机の上には、一冊のノートが置いてある。


「ここは、凄まじいね」

「余の直感では、この書が怪しいが…ふむ、これは日記か。プライバシーに関わるから、普段なら遠慮するが…悪いな、殿上」


 そう言うと、蕗乃ちゃんはペラペラとめくり始めた。最初の方は、とても丁寧に文字が書かれている。「冬さんとデートした」「冬さんと付き合うことになった、とても嬉しい」「折角の休日なのに、仕事で潰された。子どもにしてはアイツは陰険だ」「文乃は本が好きらしい。冬さんが読まない本を大量に預けてきたので、渡そうかと思う」などと書かれていて、生活感が見える。蕗乃ちゃんは、「彼奴、あのときから交際をしておったのか」「そんなこともあったな」と、笑いながら、ページを進めていく。

 真ん中ぐらいになったとき、蕗乃ちゃんの手は止まった。そこにはほとんど文字の書かれていないページがあり、大きな、書き殴った字がにじんでいた。「冬さんが死んだ」とだけ、書かれていた。僕らは、言葉が出なかった。

 それから先は、ほとんどの日付で、一言二言だけ書かれて終わっていた。「任務が大変だった」「二人が怪我をしなければいいが」「冬さんに会いたい」「冬さんの笑顔が恋しい」。そんな文言が、続いていた。


「…彼奴め、一人で抱え込みすぎなのだ。寄り添うことなど、余にだってできるだろうに」

「ねえ、蕗乃ちゃん」

「分かっている。この屋敷には、なんら魔学徒の痕跡はあるまい。大方、戦うのに疲れて、“Dolls”を抜けたのだろうな。…ん、まだ続きがあるな」


 蕗乃ちゃんは、ページをめくる。六月一九日、つい最近の日付だ。そこには、とても綺麗な文字で、こう書かれていた。


「ユーファという魔学徒に出会った。奴は信用ならないが、もう一度冬さんに会えるなら。奴らは、計画を話してくれた…」


 魔学徒、と蕗乃ちゃんが呟く。もしかして、彼は魔学徒側についたのでは──と思った瞬間、突風が吹いた。窓の方を見ると、そこには一人の男が腰掛けていた。


「人のプライバシーを除くなんて、感心できないな文乃」

「殿上…!」


 真っ黒の服──喪服のように見える──を着た、黒髪の男が部屋に降りる。蕗乃ちゃんの言葉で、彼が殿上なのだと分かった。殿上さんは、ふう、と一息ついて、煙草を取り出した。


「貴様、この文言の説明をせよ。さもなくば、造反者と見なすぞ」

「は、見て分かるだろ。別に、魔学徒に売っただけだ。魂をな」

「…貴方は、魔学徒と戦う側の人間ではないんですか」

「誰?」


 煙草を吹かしながら、殿上さんは僕を見る。その瞳はまるで蛇のようで、僕の背筋は凍った。それほどに、よどんだ眼だった。


「此奴は“Dolls”の協力者だ」

「へえ、そう。まあ、その日記読んだら分かるだろ。俺は、冬さんにもう一度会いたい。そのためなら、別に世界がどうなろうと知った事じゃないし、悪魔だろうが畜生だろうが魔学徒だろうがこびへつらう」

「…堕ちたな、殿上。かつての其方は、誇り高き人物だった」

「堕ちた、てのはちょっと違うな」


 殿上さんは、一際深く、煙草を吸う。煙草の先が赤く光り、灰が落ちる。煙を吐ききった殿上さんは、煙草を地面に落とし、踏みつけながら呟く。


「俺は、ずっとどん底だ。冬さんが死んだときからな」


 彼はそう言うと、両手を前に突き出す。するとそこから、黒色の棘が、せり出してきた。咄嗟に後ずさるけれど、避けきれずに、何カ所か刺されてしまった。


「演良!」

「大丈夫。それより、殿上さんの能力は!?」

「…これじゃない。こんな攻撃、余は見たことがない」

「え?」


 蕗乃ちゃんは、殿上さんを睨みつける。そして、「殿上ィ!」と大きな声で叫んだ。殿上さんは、棘を戻しながら、再び取り出した煙草に火を付けた。


「貴様、憑かせたな!」

「その、とおりだ…“ドールの使徒”共よ…!」


 殿上さんの瞳が、赤黒く光る。彼の身体からは、もやが出てきている。そして、彼の声色は、先ほどまでとは大きく異なっていた。


「憑かせたっていうのは、一体…」

「演良、手短に話す。魔学徒共は、それぞれ異なる魔法を使うのだが、一つだけ、奴ら全員が所持する力がある。それが、憑依。生きた人間に、取り憑く力だ」

「その通りである」


 低く、そしてなぜか、どうしようもなく不快になる声で、殿上さんの身体は声を発する。ゆっくり戻っていく棘からは、僕の血が滴っていた。


「これは極めて便利だ。貴様らは、こうするだけで何もできないのだからな。つくづく、魔法の使えぬ人間は愚かだ。…この血は、覚えがあるな。はて、どこでやら…」


 棘が完全に戻りきってから、殿上さんの身体を乗っ取った魔学徒は、首をかしげた。そして、ぴくり、と眉を動かして、僕を睨んで声を荒げた。


「まさか貴様!“堕落の騙り手”か!!!! こんな所まで生きながらえているとはな! 外道は生き汚い!!」

「…あなたとは、初対面ですが」

「忘れたとは言わさん! 貴様が神を奪った日を、我等は未だ覚えている! 貴様のせいで、神はお隠れになったのだ!!」

「っ、なんだこの声…!」


 彼の声は非常に大きく、屋敷が、びりびりと震え、手で耳を押さえても、脳がきしむように鳴り響く。


「…“ドールの使徒”、“堕落の騙り手”!! 次に相見えるときは、貴様らを両方殺してくれようぞ!!…じゃあな、文乃」


 彼は最後にそう吐き捨てると、もやに囲まれて消えた。後には、散乱した書類が荒れているばかりで、殿上さんの日記帳は消えていた。


「なんだったんだ、今の…?」

「…調査は暗礁に乗り上げたな。残ったのは、咄嗟に破ることができたこの紙だけだ」


 蕗乃ちゃんの手には、ノートの切れ端がめくられていた。見てみると、表には「大量の人間を同時に」、裏には「篷樋学園」とだけ書かれていた。


「これだけでは、少々難儀、というよりもほぼ不可能だ。この狐を持ってしても、推測の域にすら達しないであろう」

「大量の人間、僕らの学校…あ」


 そのとき、僕の頭のなかに、一つの言葉が浮かんだ。


「もしかして、生徒会長選挙なんじゃ」

「…なっ!? いや、確かに余らのアカデメイアにて、民草が一堂に会する儀は、それだが…」


 すると、蕗乃ちゃんは携帯を取りだして、電話をかけ始めた、数回のコール音の後、がちゃり、と通じる。

 相手は夢川くんで、これまでの顛末を説明した後に、切れ端の内容と、生徒会長選挙のことを伝える。


『まさか、殿上がな…しかしなるほど、生徒会長選挙か。…なるほど、それは少々、信じてみる価値はあるかも知れない』

「そうか? だが、たった二つの言葉からでは、こじつけに過ぎない気もするのだが」

『そうだな…これは、前司令から聞いた話だ。魔学徒は、大量の魔力と、“杖”を必要としているらしい』

「…それが、どう関わってくる」

『先ず前者だが。魔力は生物から抽出することが可能なエネルギーだ。そしてそれは、高度な知能を有する生物ほど、えられる量は大きい。つまり、大量の人間は、大量の魔力と同義だ』

「でも、それだと学校を狙う理由にはならないんじゃ」


 僕の質問に、夢川くんは『その通りだ』と答え、そして『だが』と続ける。


『実はな、奴らの欲する“杖”なんだが…それは、篷樋学園の地下に封印されている』

「は…? 何故?」

『さあ、それは知らない。前の司令も、理由は知らないがとにかく場所だけ伝えられたと言っていた。とにかく、これらを組み合わせれば…奴らの計画は、こうなる。生徒会長選挙で、学園の関係者を全員魔力に変えた後、ゆっくりと杖を探す…とな』

「…そうか。司令、ありがとう。作戦を考えておいてくれ」


 そう言うと、返答を待たずに蕗乃ちゃんは電話を切った。そして、頭をかいて、見るからに焦燥していた。


「どうしたの、蕗乃ちゃん」

「…出るんだ」

「え?」

「余の同志──友人が、生徒会長選挙に立候補しているんだ」

「そっか。それは、不安だよね」


 僕は、震える蕗乃ちゃんの肩に手を置いて、安心させようとする。けれど、顔を上げた蕗乃ちゃんの顔は、蒼白としている。


「余は、どうすればいい。どうすれば、香恋を…」

「大丈夫、蕗乃ちゃん」

「そんなことを言ったって…」


 僕は、蕗乃ちゃんの肩から手を離して、スマホで電話帳を開く。電話を掛けながら、努めて笑顔で、蕗乃ちゃんに言った。


「僕には、信頼できる大切な、しかもとっっても強い友達がいるんだ。それも、二人もね!」




 最近、友達が明るくなった。この前なんて、男とデートに行ったらしい。しかもその人は、遠巻きに見たときはかなりの美男子だった。中学からの付き合いだが、ようやく蕗乃にも春が来たか、と感慨にふける。

 最初に出会ったときは、かなり暗くて、そして周りを突き刺すように、敵意が丸出しだった。今となっては、かなり丸くなって、クラスでは「言動が残念だけど割といい人」というよな扱いを受けている。口調が残念、という指摘にだけは納得がいかないけれど、それでも彼女が、なじめてきているのは良いことだ。


「…貴様、何を見ている。余は今気が立っている。さっさと失せよ」

「…パンチ強」


 初めて会ったときは、かなりきつい言葉を掛けられたけれど、アタシは話しかけ続けた。正直、かなりしつこかったと思う。アタシなら全然キレる。というか、蕗乃もキレた。


「貴様、なぜそうまで余にすり寄ってくる? 理解ができん」

「なんでって、そんなの決まってんでしょ…決まって…あれ、何でだ?」

「…ぷっ」


 アタシは、そのとき初めて、蕗乃の笑顔を見た。大人びて見えていた彼女の、年相応な笑顔。


「あ、でも一個、言えるのあるよ。…アンタの口調、話してて楽しい」

「た、楽しい…そうであろうそうであろう!」

「そんなにテンション上げること?」


 それから、あたし達は仲良くなった。遊びに行ったり、一緒に部活を作ったり。何でも中心にいなきゃ気が済まないアタシに、蕗乃は飽きずに付き合ってくれた。何度でも。

 だから、アタシは生徒会長になって、この学校で一番偉くなる。そうやって上り詰めて、アタシはアイツに聞くんだ。…ずっと、何を隠してるんだって。


「ただいま~」


 玄関を開けて、靴を脱ぎながら言うと、何故か返事はかえってこない。おかしいな、今日はお母さんもお父さんもいるはずなのに。嫌な予感がして、リビングを開けると、一人の男が、リビングに立っていた。部屋には、何故か所々に大きな氷があり、真冬のように冷たい。


「…お前が、世々川香恋か。我が名は魔学徒、フレキ。待ちわびたぞ」


 ローブに包まれて、フードで顔が見えない男が、やけに不快な声で囁く。見回すと、父と母が、氷で手足と口を塞がれていた。


「父さん、母さん!」


 二人の方に駆け寄る。けれど、なぜか動けない、下を見ると、足が凍っていた。そして、その氷は身体を上って、私の口までを覆う。息ができなくなったアタシは、パニックに陥った。すると、ローブの男が、アタシの目の前にやってきて、赤黒い眼を光らせながら、話しかけてきた。


「父親と母親を助けたいか? …だろうな、ではその身体を貰おう。…私が貴様を有効に使ってやる」

「…誰か、助けて…」


 そう言うと、だんだんと、アタシは意識が混濁し始めた。そして、奈落に堕ちていくような不安感と、身体が引きちぎられるような恐怖を覚えながら、意識を手放した。

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