表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大好きな幼馴染がほかの男にとられないように頑張ります  作者: 完成された欠陥品
第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/33

18 登校

 最低限の準備だけして、二人で学校に走った。

 10分ほどで月、最速を更新しつつチャイムが鳴るギリギリに到着することができた。


 俺は気が付けば春香の手を引くように走っていたようで、教室についても手をがっちりとつないだままだった。

 教室内にはほぼすべての生徒が揃っていて、教室内に駆け込んだ俺たちは全員の視線を集めた。

 その目は確かに、俺たちの手がつながっているのを見ていた。

 そして、クラスメイトの多くがにやりと笑った感じがした。


「え、あのさ、ついに?」


 教室の後ろ側の出入り口のあたりに座っている春香の友人、嶋野 涼子(しまの りょうこ)がにやにやと笑いながら声をかけてきた。

 クラス中が聞き耳を立てている気がする。


「そうなの。ついに、真一が告白してくれたの。

 めでたく、昨日からお付き合いを始めました。」


 繋いだ左手はそのままに、右手でピースをする。

 俺たちの関係をあまり茶化さずに見守ってくれ、時には背中を押してくれたクラスの温かさを感じた。


 黒板側のドアが開く音がして、藤堂 晴馬(とうどう はるま)先生が現れた。


「おーい。イチャイチャ突っ立ってないで、席座れよー。」


 俺たちの担任であり、36歳独身の藤堂先生はノリがいいため生徒から人気な先生だ。

 だが、今回はそれが災いしたと俺は感じざる負えなかった。


「藤堂せんせー、この二人ついに付き合い始めたんだってー。」


 またしても、声を上げたのは嶋野さんだった。


「おー、おめでとう。

 長らくクラスのみんなで見守って来た甲斐があったな。


 よし、クラスのみんなで拍手をしておめでとうと言ってあげよう。」


 藤堂先生の悪乗りに嶋野が乗り、その波はクラス全体に広がった。

 みんなが口々におめでとうと言いながら、手をたたく。

 まるで、結婚でもしたかのような状況に、俺は絶句していた。


 ふと、窓辺の席の男が目に入った。

 祝うのではなく、こちらをにらみつけている男。

 先日、春香とデートしたと聞いた相原君がこちらをにらんでいた。


 俺と目が合ったからか、相原君は目をそらした。

 彼の口がパクパクと動いていた、何か独り言を言ったようだった。

 何となく、いやな感じがした。


 こんなにも悪意を向けられるのが初めてだったからかもしれない。と、自分を納得させて、気が付けばこのことは忘れていた。

この話で第二章終了になります。

閑話とキャラ紹介を一回はさみたいと思います。


ブックマークと評価をお願いします。

たくさん来ると、僕のやる気が上がります。


この小説の絵を描いてくれる人いませんか?

送ってくださった絵は、必ず「小説家になろう」と自分のブログにて使用します。

こちらでも、下記Twitterでもどっちでもいいので、絵をかいて送ってほしいです。

https://twitter.com/81Kekkanhin

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ