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大好きな幼馴染がほかの男にとられないように頑張ります  作者: 完成された欠陥品
第一章

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6 カフェ

「あ、あのさ、マジでここに入るの?」


 あまりにもおしゃれな見た目のカフェ。

 多分ここは、カフェの中でも最上級なカフェに違いないと思う。

 コーヒー一杯1万円とかで売られているに違いない。


 テラス席に座っているのは優雅なマダムたち。

 明らかにブランド物の服やバックを身に着けて、優雅な時間を過ごしている。

 多分彼女たちは、カッフェでお茶でもしばこうぜなんて言わないだろう。

 隣にでも座ろうものなら、マナーが恥ずかしくて飲み食いできなくなるに違いない。


「うん。ここ。

 めっちゃ雰囲気いいでしょ?前に来た時すごくよかったから、一緒に来たかったんだよね。」


 まぁ、春香ならば絵になるだろう。

 絵画のように美しい彼女に、このカフェが似合わないなんてことはあり得ない。


「雰囲気が良すぎて入りづらいよ。

 絶対美味いパスタとか出てくるじゃん。めっちゃうまいプリンとか出てくるじゃん。素敵なマスターが素敵な時間を提供してくれたりするじゃん。」


「前回来たときは、ミルフィーユとコーヒーだけだったけどおいしかったよ。

 それに、隣の人が食べていたカルボナーラがおいしそうだったの。

 良し、入ろう。」


 ドアを押して中に入るとカランコロンと心地の良い音で店主へと入店を知らせてくれる。

 静かなのに、よく通る素敵なお声で、マスターが『いらっしゃいませ』と俺たちの入店を歓迎してくれた。


 マスターの指示通り、奥のボックス席に着席する。

 テーブルに置かれる水の入ったグラスとメニュー。


 お値段は、高校生からしたら高いくらいだ。

 コーヒーが大体千円、フードが千円から二千円、デザート八百円前後。


 俺はハンバーグドリアという男の子大好きメニューとミートソースパスタ、食後はマスターのおすすめコーヒー。春香はカルボナーラ、俺と同じくコーヒーを一つ。

 おしゃれな店だから緊張していた俺も店の中の落ち着いた雰囲気に、段々落ち着いてくる。


「ここって、どうやって見つけたの?」


 この辺は、あまり遊びに来る場所ではない。

 隣町の裏路地にあるようなカフェなど、中々見つけられるものではない。


「佐久間君が教えてくれたの。」


 突拍子もない名前が出てきた。

 佐久間 優太、やつこそが、俺の親友であり、春香が愛原君と出かけてたのを教えてくれたやつだ。


「佐久間って、俺の友達の佐久間 優太?」


「そう、その佐久間君。

 なんか突然席にきて、ここおすすめだからって言ってくれたんだけど、後日お母さんと来たらすごくよくて、真一とも来たいって思ったの。」


 やつにこんなおしゃれな店を探すセンスがあったとは。

 俺も、デートで店に困ったらいいお店を紹介してもらおう。


 ほどなくしてマスターがワゴンを押して料理を運んできてくれた。

 美味そうな料理がテーブルに並ぶ。ちょっとテンションが上がる。


 気づけば一瞬で食べ終わっていた。

 食後のコーヒーもおいしいし、春香が追加でパフェを頼んでいたが、それもおいしかった。

 今度来るときは、一人でゆったりとした時間を過ごしたいなと思った。

食べモノの話、こんなにいるのかってくらい書いてしまった。

教えてくれたの、最後まで親友と愛原君で迷っていました。僕が嫉妬に狂いそうなので親友に任せました。


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