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恋の涙  作者: アイス
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複雑な気持ち

私は知識があんまりないです。

その事を踏まえた上でみてください。

私のクラスにはイケメンがいる。そのイケメンの名前はまさき。クラスの女子達も、イケメンと騒いでいるほど顔がカッコイイ。私はまさきに今日告白しようと思っている。

「まさき。ちょっといい?」

私はまさきに声をかけ、学校にある木の下に呼び出した。

「まき。なんだよ俺を呼び出して、俺は誰とも付き合わねえぞ」

まさきはそう言いながらも顔が笑っている。

「私ね・・・まさきのことが好きなの。付き合ってほしいら!」私がそう言い切った時、まさきが涙を見せる。

「ごめん。俺・・・お前のことが好きだけど付き合えねえや」まさきは涙を流し去っていく。

何が何だか分からず、呆然としていた。なぜまさきは、好きなのに私と付き合ってくれないの?

その時1人の女の子が私の近くに来る。「あなた、まきさんだよね?話したいことがあるんだけど・・・」

彼女は困惑した表情を浮かべていた。

「ごめんね突然。私の名前は桜。はっきり言うね!まさきはトランスジェンダーなの。」

「トランスジェンダー?なにそれ?」

桜はトランスジェンダーのことを説明してくれた。一言で言うと、体と心の性別が違う人のことを言うらしい。

「そっか。初めて知ったよ」

「私とまさきは幼稚園からの幼馴染なの。いつも仲良しで、毎日遊んでいた。ある日、突然まさきが男の服装をしてきたの。疑問に思って聞いてみたら、トランスジェンダーの事を説明してくれた。そして、中学の時にまさきが告白したの。もちろん、心は男だから女の子にね。そして付き合ったのはいいんだけど・・・」桜はそこで言葉が止まった。あんまり言いたくないんだろう。

「要するに、その時に体を見られて振られたって事でしょ。」

「うん。すごく傷ついててね。それから、誰とも付き合わないって決めたみたい」

「そっか」

私は体が女性だと知って驚いたが、好きな気持ちは変わらなかった。

「私はまさきの体が女性だったとしても、好きだよ」

桜は驚いた表情をしたが、すぐに嬉しそうに笑顔になった。

「そうなんだ。そう言ってくれたのはあなたが初めて。あなたならまさきを変えられるかも。」

そう言って彼女は、時間が遅いから家に帰ろうと言ってきた。私もそう思いお互い家に帰った。

家に帰るとお母さんがご飯を作って待っていた。私はご飯を食べて自室に行った。芸能人でもトランスジェンダーの人はいっぱいいる。身近にいるとは思わなかった。明日、まさきにどう接しようかと考えていたら、眠気が来たので明かりを消し眠りに入った。



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