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異世界で夢物語  作者: タリリタタリムラ
1/2

夢の始まり



世の中というものは力が全てである。



そんなわけないと思うやつもいるだろう。


例えば、だ、争いの場があるとしよう。そこにどんなに理由や訳があったとしても、結局そこには二つのものしかない。


所謂“奪う”か“奪われるか”だ。


奪ったものはでに入るし、奪われたものは帰っては来ない。


世の中というものはこの二つの存在しかない。もっと言えば力のあるやつは非力なやつから搾取し、非力なやつはどう足掻こうと搾取されるしかない。


簡単だろ?単純だろ?世界とはそういうもんだ。


本題に戻そう。


つまり奪われたくなければ護る力がいるし、奪われたものを取り返すにも力がいる。結局理由は何であれそれらは力だ。


話し合い?それもいいだろう。しかしそれにしても話すための力がいる。どこをどう言っても力、ちから、チカラ‥


ほらな?この世の中力がすべてだろ?


何故俺がこんな風に思い始めたか‥


まぁそれはいずれわかるさ。ただ一つ言えるのは力を持たない奴はまぁ個人の意見もあるが死んでんのとおなじだってことだな。


なんたって俺は力がないせいで一度ひでぇ目にあってるからな、


でもまぁ、今はちょっとは身につけたからな、”あの時”よりはだけど。


「おーい、けぇーん置いてくぞー」


‥‥お呼びがかかったか。ほんじゃまぁ帰るとしますかね


今更ながら独白とか俺痛いやつみたいだなぁ

声に出してないだけましか‥‥


「そういや、さっきなにブツブツ言ってたんだよ」


‥‥‥‥どうやら声に出てたようだ。


「うるせぇよ」


隣の阿呆の頭をスパーンと叩いておく。全く恥ずかしい限りだな‥‥


そうして前を向き直り家までの若干暗くなった帰り道を歩き出すのだった。













「見つけたな‥」


「アァ見つけた。」


「あれが次の‥‥」


「ふふふ‥面白くなってきたの」


暗闇の中何人ものささやき声がこだまする

それはこれから始まる物語の序章だとでも言うのだろうか‥‥









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