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LSTY   作者: TMCK
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第1話

コンビニであった若い健康的な肌の色の男。髪の毛はパーマがかかった茶色で、細身。ブルーと白の縞々のポロシャツを着ている。どうやら俺の友達の名前をたくさん出してくるから、近い知り合いのようだ。

おまけに電話番号を交換すると、既に登録されていた。過去に飲みの席で交換してたらしい。

どうやら彼が日サロを安くで紹介してくれるといってきた。この辺では日サロは一つしかないロギームだ。この男はロギームの関係者で、安くしてくれる。


ロギームだよね?


と俺は尋ねた。


あ、ロギームいってるの?まじか。ロギームいってるんだったら、あんまり話が出来ないなぁ。お客さんを取っちゃうような感じになるし。ロギーム会社が大きいだろ?だから俺ら、ねぇ


と健康的な彼がいう。

安いし、俺はそこにに行きたくなった。


一回くらい行っても分からないって俺が選ぶ事だし。


と俺は健康的な彼を押し切った。そのまま予約の電話を入れてくれた。歩いてすぐの場所にあるらしい。初めてロギーム以外の場所に行くので、ワクワクしながら向かった。


工場地帯の高架下にその地区はあった。

ピンクのネオンでLSTYの看板が辺りにたくさんある。

高架下には3階建てのビルがひしめき3階には大きなマネキンのようなものがずらっと並んでる。

フェンスで通路と広場が区切られており中ではたくさんの人がドッヂボールをしている。

服装はみんなモード系といったところか

なんだここは?アパレル業の世界感がした。

急に観光気分になりビデオを回した。すると

ガシャーン!

背後のフェンスにドッヂボールが当たったようだ。


わりぃわりぃ


と嫌な笑みを浮かべて金髪東洋人男女がボールを取りに来る。

ビデオを回した事に対しての威嚇だと気付いた。ここはアウトローな場所だと薄く感づいた。

また少し歩いてくると190センチ肩幅も大きく、顔も大きな大男2人と普通体型の男1人がこちらへ歩いてきた。もうすぐエレベーターの入り口に到着する。片方の大男はとても機嫌が悪く僕たちに何か当たってきた。これは危険だと思い、急いでエレベーターに乗ろうとボタンを押した。なんだか健康的な彼が壁の端に押し込まれて、何か言われている。

するとエレベーターが到着。

急いで中に乗り込むと、普通体系の男が俺を押し込むかのようにエレベーターに入れて、健康的な彼も引きずり出しエレベーターに入れてくれた。どうやら、怒ってない方の大柄な男も乗るらしい。

普通体系の男は大柄の男の機嫌を取りながら俺らを押しこんだ。

エレベーターは3人乗る事になった。

健康的な男は3.5階に行きたいと言いながら3階のボタンを押した。

一緒に乗った大柄な男は4階に行きたいと言う。この大柄な男はどうやら知的障害があるようにみえる。俺と健康的な彼の手を握ってきて、上下に振り、なんだか喜んでる。握られた手からは異臭がする。

早く3階に着けば別れれると思った。

3階に着いた。このフロアはどうやら温泉施設の休憩所ようだ。

少し壁際ぞいに歩き健康的な男が畳素材の壁を手で探る。


確かこの辺だ


手で壁を押すと隠し扉のように壁が縦に開いて、小さな入り口が見えた。


さっ、入って!


と健康的な彼が

すると中から全裸の20後半くらいの女性が顔を出してきた。

眉毛の手入れを怠っており、真ん中あたりが繋がりそうになっていて、鼻の下には髭も少し目立つ。


お金はどうするつもりだい?


経費で出します


経費ってなんの経費だい?


飲食をやっててそこの経費から使います。


中に入りな


入り口は人が1人通れるかくらいの小ささ。頭からしか入れない。


これ服脱ぐんでしたけっけ?


尋ねると、


脱がないと始まらないでしょうが!


強引に中に引きずり込まれた。

中は2畳くらいの広さでふとんが半分敷いてある。明かりは薄く赤い光で包まれてる。

周りにはどこかの国の伝統的な、小さな壺のような、日本人で言うところの急須や煙管のようなものがズラっと並んでる。


服を早く脱ぎな


と言われ、言われるがまま

全裸でうつ伏せになった。


んじゃあまずは


いてててててて!


女が俺の尻にあるツボを両手で押す。


いててててててて!


でも辞めないって事はあんたまだイケるわよね


まだ強く押す。


いててててててててててて!


うつ伏せの枕は俺の唾液か、涙かよく分からないもので濡れていた。まだ続くようだが、健康になれそうな気がして、やめなかった。


いてててててててててて!


そこで記憶がプツンと消えた。

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