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閑話・昼下がりのこと

 俺は生まれて初めてのデート(俺主観)にテンションが最高潮に上がっていた。


 隣を歩くティアーネがときおり不思議そうに見上げてきているのは気づいているけど、どうにもニヤケが止められない。


 今日は朝から軍に出向いて新装備のデモンストレーションを行い、ゴリアンヌ師匠と打ち合わせを行った。昼はとっくに過ぎてしまっているが、オヤツの時間にはちょうどいい。


 そこで先日約束していた『門前亭』のスイーツ食べ放題に出かけようというわけだ。


 休養日で魔導書片手に勉強していたティアーネを連れ出し、ゆったりとした足取りで西区街へ向かう。


 そういえばこうしてティアーネと出かけるのもずいぶん久しぶりな気がする。ここのところ働きづめな上、休みの日はパーティーで狩りに出向いている。なるほど二人でいる時間が無かったはずだ。


「そうだティアーネ、聞いてくれよ。朝、ラインさんと軍の練兵場に行っただろ? なんとラインさんが十人の騎士相手に圧勝したんだぜ」


「ん。ライン言ってた。気持ち良かったって」


「圧勝だったしスカッとしたんだろうな。俺も無双してみてぇな〜。ティアーネは上級魔法で魔物を薙ぎ倒してた時はやっぱり気持ち良かった?」


「分からない。役目だったから」


「でも、」とティアーネのオッドアイがフードの下から見上げてきた。


 サラサラとした青髪にいつかの薄桃色の髪留めが映える。


「トラッキング・ブリザードを使ったときはちょっとスッキリした」


 ……ん? ちょっと? …………まあいいか。


「トラッキング・ブリザードってかなり高難度の魔法なんだってな。あれのおかげで戦争に勝てたって軍の人たちが言ってたよ。あそこでAランクモンスターを根こそぎにしてなきゃ押し負けてたってさ」


 魔力枯渇によって軍が押され始めたタイミングで、敗北の二文字がチラつき決死の覚悟を決める寸前だったのだとか。つまり結果としてギルド長スレイニン・シェイルクラフトの下した作戦はまさに勝敗を決める一打だったのだ。


 ちなみにその功績が大きく評価され、ギルドに対して軍より表彰があったのだとか。編纂される歴史書にもギルド率いる冒険者たちの功績が記されるそうで、実は大変な名誉なのだとかなんとか。


 その中でも一番大きな戦果と重要な役割を果たしたのがこの小さくも愛らしいティアーネだと思うとすごく誇らしい気分だ。


「ん。それも全部モッチーのおかげ。モッチーの杖が無かったらみんな助からなかった」


「謙虚だなあティアーネは。ティアーネだからこそできたことなんだからもっと誇っていいんだよ」


「……恥ずかしい」


 褒められるのが苦手なティアーネは赤くなって俯いてしまう。最近は活躍に次ぐ活躍でよく褒めそやされるのだけど、ちっとも慣れる気配はないみたいだ。


 そんな風に浮かれていたからだろうか。俺は不幸に遭遇することになってしまった。


 ドン、と身体に何かがぶつかる感触がして「おわあっ」と野太い声が聞こえた。


「え?」


 慌てて正面を振り向くとドスの効いた威圧的な風貌の大男が尻餅をついて固まっている。冒険者……だろうか、腰には抜き身のサーベルが下げられている。


 見開かれた眼が細められるにつれ、みるみる紅潮する顔。


「ってえなどこに目ぇつけて歩いてやがる!」


「あっ、すいません、大丈夫ですか?」


「大丈夫じゃねぇよ怪我したじゃねえかどうしてくれんだ、ああ!?」


 立ち上がり、睨みをきかせてオラついてくる男。見るからにピンピンしていてとても怪我をしたとは思えない。というかどこも痛がる素振りすらない。


 というかよく考えたら喋りながら歩いていたけど前はそれなりに見てた。前世の人混みで鍛えられた回避能力でそう簡単にぶつかるはずがない。


 あっ、これはあれだ。日本にいた頃には関わり合いになりたく無かった類いの人種だ。


 じゃあ今なら平気かって? もちろんお断り願いたい。


「何黙ってんだあ? この俺様にぶつかってきやがったんだ。ただで済むと思うなよ」


 凄む男の背後からさらに二人の強面がすっと寄ってくる。どちらも耳や鼻にピアスをつけ、いかにもチンピラな風貌をしていた。


「おう兄ちゃん、よくもツレにかましてくれたな。覚悟はできてんだろうなあ?」


「俺たちが誰だか知ってての狼藉かぁ? てめぇ死んだぜ。ケヒヒヒヒ」


 ぐいっと胸ぐらを掴まれる。至近距離からピアス男の臭い息が鼻をついた。


 臭っ……何のバツゲームだよこれ。


 通りを行き交う人たちが巻き込まれないためにそそくさと距離を置くのを横目で確認する。……こういう時に誰も助けに入ってくれないのは日本もここも同じか。


「すみません、この街に来たばかりなので分かりません。ぶつかったのは謝ります」


「ああ!? 俺たちを知らねえだと!?」


「どうやらたっぷりと教育が必要なようだな」


 これ見よがしに指を鳴らし、下卑た表情を浮かべる男たち。その視線が隣のティアーネに向いた。


 ……嫌な予感がする。


「女連れかぁ?」


「……おい、こいつ“呪い目”だぞ」


「ああああ!? “呪い目”だぁ!?」


 ティアーネがびくりと震えたのが分かった。目を伏せ、俺の後ろに隠れるように位置を変える。


 こいつら……!


 俺は湧き上がってくる怒りのままに男らを睨みつけた。


「何だその生意気な目はよ!」


 ピアス男が腰だめからボディーブローを繰り出してくる。それが不運にも鳩尾にめり込んだ。


「ぐっ」


「あ? かってえな。だが関係ねえ、サンドバッグになりな!」


 続けて二発、三発と続けてボディーブローが叩き込まれる。


 くそ、反応できねえ。動きが速え……。


 けど。


 ぜんぜん痛くはないね。強靭スキル舐めんなってんだ!


 俺は反撃にとピアス男に手を伸ばす。


「らぁっ!」


 手が届いた。届いたらこっちのものだ!


 俺はすかさず服を鷲掴みにする。


「離せこの!」


「効かないね! それよりよくも俺のティアーネを怖がらせやがったな!」


 明らかに俺は平静を失っていた。けどそれを取り戻そうという考えは浮かばない。考えるより先に身体が動く。


 俺はもう片方の手で脇腹を掴み、無理矢理ピアス男を投げつけた。


 もう一人の鼻ピアス男へと。


 鼻ピアスは受け止めようとしたが受け止めきれず、二人は翻筋斗打って倒れる。


「うおあっ!」


「ぐあっ……なんて馬鹿力だコイツ……!」


 よろよろと立ち上がろうとする二人を睨みつけながら、もう一人の男に注意を向ける。


 大男は仲間に目を向けた後、こめかみをピクピクさせて俺を睨んできた。


「キレたぜ俺は。お前は俺たち“永劫の暗黒”を敵に回した。ガキがCランクの冒険者様に逆らったことを後悔させてやる」


「……Cランク?」


「くたばりやがれ!」


「……えっ!?」


 大男の身体がわずか前傾姿勢になった次の瞬間、目の前に現れて右腕を繰り出していた。


 目にも止まらぬ早業。俺は反応する間もなく鳩尾に強烈な一撃をもらってしまう。


 ぐおおっ……これはさすがに痛え!


 強靭スキルを越えてダメージを入れてくるなんてさすがCランク冒険者……! けど負けられねえんだよ!


「くそおっ」


 当たりさえすれば俺の筋力なら結構なダメージを与えられるはず。そう思って繰り出した拳は大男の顔面を捉えることなく、掌で叩くようにして簡単に受け流される。


 気付いた時には大男の拳が俺の右頬を打ち据えていた。


 カウンター!? そんなのもあんのかよ!


 ヒリヒリする頰を抑えて大男を睨みつける。


 強え……高ランクの冒険者はダテじゃねえな……


 それでもティアーネを怖がらせたコイツらは一発ぶん殴ってやらねえと気が済まねえ。何発ぶん殴られようが絶対に仕返ししてやる!


 俺が決意を固めて拳を握りしめたその時。






「ふひっ。雑魚相手に苦戦してるなの。ぷぷ、なの」






「えっ……その声……?」


 声のした方を振り向くと特徴的な紫髪が印象的なミニスカのマント少女がニタニタとした笑みを浮かべていた。


 その姿は“猛き土竜”の現ヒーラーに他ならない。


「ミーナ?」


「ふひっ。久しぶりなの。相変わらず間抜けそうな顔してるなの」


「おう、久しぶり。……って誰が間抜け顔だ!」


「……ふひっ、可哀想なやつなの。鏡も見たことないなの」


「なにおう!?」


 この神経を逆撫でするようなセリフ、ふてぶてしい態度。本人以外にはありえない。


 そしてこの場に横槍を入れる形となったミーナに大男の注意が向かないはずが無かった。


「おい娘ぇ……てめえさっき何て言った? ああ? 俺様の聞き間違いかぁ?」


 凄みのある眼光で睨みつける男に対してミーナはまるで気にした風もなく、むしろ馬鹿にした目で見返している。


 ミーナのランクはB。確かに格下とは言えるが、杖を持たない後衛の彼女が明らか前衛職の大男と渡り合えるとはとても思えない。


 しかしミーナの余裕は微塵も揺るがない。


「ふひっ。ランクだけ上げてもやってることはお粗末なの。注意力も足りないなの。とっとと逃げ帰るのをオススメするなの」


「ああ?? 何言ってんだお前。頭おかしいだろ。俺ら三人に勝てるわけないだろうが」


「これだから馬鹿は困るなの。暴力に頼るしか能がないなの」


 ミーナの挑発紛いのセリフに大男の顔がどんどんと紅潮していく。


 焦った俺は制止をかける。


「おい、ミーナ、何煽ってんだよ。ここは俺に任せて下がってろって」


「ふひっ。素人が無理するななの。もうとっくに()()()()()なの」


「は? 終わってる? 何が?」


 ミーナの顎しゃくりで大男に振り向いた俺はヤバい事態を見てしまった。


 大男が腰のサーベルを抜き放っていたのだ。


 冷静を失ってるに違いない、頭に血が上って目が座っていた。


 マズい、マズいマズいマズい! 素手ならまだしも武器相手に勝てるわけがねぇ!


 強靭スキルで防げるか? ってそんなわけないだろ、滅多斬りにされるわ!


「やべえミーナ、ティアーネも逃げるぞ」


「ふひっ、やれやれなの。モッチーは下がってるといいなの」


「何言ってんだよミーナ、丸腰で相手になるかよ! 怪我するぞ!」


「ふひっ、何度も言わせるななの。問題ないなの」


「お、おい……」


 俺を制するように前に出るミーナ。


 不安にかられてティアーネの様子を確認すると、彼女も不安そうにミーナを見守っていた。その様子からやはりミーナは格闘術には精通していないのだと察せられる。


 だが心配する俺たちを他所にミーナが採った行動は全く予想だにしないものだった。




「ふひっ、衛兵さん助けてなの! 襲われてるなの!」




 …………は?


 唐突な叫びに俺は訳もわからずポカンと口を開けて固まる。


 そして事態が動いたのはまさにその瞬間だった。


 野次馬たちの間からいくつもの影が飛び出してくる。


 目にも止まらないようなスピードで瞬く間に大男たちへ殺到すると一瞬にして意識を刈り取って無力化したのだ。


「は、……え? なんだ今の、何したんだ? ってか誰? 衛兵?」


 何をしたのかはわからない。だが大男やピアス男たちは抵抗らしい抵抗すらできずに無残にもやられていったのだ。……こいつらCランク冒険者だったんじゃ……衛兵強え……。


「ふひっ。一丁上がりなの。他愛ない、なの」


「いや、ミーナは何もやってないだろ」


 思わずツッコミを入れつつ、乱入してきた影たちを確認すると確かに衛兵の制服を着た偉丈夫たちだった。


 偶然にも付近を通りがかっていたのか。それとも誰かが通報してくれたのかな?


 そんな風に考えていると衛兵たちの中に見知った顔があるのを確認した。


「あれ、モルティアさんじゃないですか!」


 それは国防軍の魔導士隊の若きエース、モルティア・クスハンだ。


 彼はほんの一瞬だけ苦笑いを浮かべた(ように感じた)後、いつもの自信に満ちた表情で振り向く。


「やあ鍛治師君。騒ぎに巻き込まれるとは災難だったね。怪我はないかい?」


「え、あ、はい。助けてくれてありがとうございます。それで……これ、どういうことになるんですかね?」


「おや? 君は冒険者もしているはずだろう、こいつらのしたことが分からないのかい?」


「え、わざとぶつかって因縁をつけてきたんですけど。これってなんらかの罪になるんですか?」


「……ふむ。筆頭閣下の言う通り、君はどこか常識知らずなところがあるんだね」


 モルティアさんは勝手に一人で納得しているが、俺はなんのことやら分からず首をひねるしかない。


 そんな俺を見かねてミーナが助け舟を出してくれた。


「ふひっ。冒険者は街中での抜刀は厳禁なの。事情次第では罰金だけじゃなくて冒険者資格の剥奪もあるなの。一般常識なの」


「……あ、ああ、なるほど。そういうルールがあるのか。確かに危ないもんな」


 だからすぐに衛兵たちが取り押さえたのか。いささか対応が早すぎるような気もするけど。いや、こうなる事態を想定して監視していたのかもしれない。


 とはいえ今回ばかりはその早い対応のおかげで助かった。衛兵たちには感謝だな。


「ティアーネ、大丈夫だったか?」


「ん。大丈夫」


 俺は安堵してティアーネの様子を伺う。思ったよりも元気そうで安心だ。


 そうして気が抜けたからか、後ろでミーナが呟いた言葉は俺の耳には届かなかった。


「ふひっ。()()()()だと思っていればいいなの。素人は気付かなくても仕方ないなの」









「ふひっ。『門前亭』でスイーツなんて贅沢なやつらなの。ミーナも連れてけなの」


 騒ぎが収まった後、俺たちは好奇心で聞いてきたミーナについうっかりスイーツ食べ放題の話をしてしまった。


 そうしたらこれである。まったくミーナという女は遠慮のないやつだ。


 しかし今回は首を縦に振るわけにはいかない。助けてもらった恩こそあれど、これは俺とティアーネのデート(俺主観)なのだ。人・生・初・デート!! なのだ!!


「すまん、ミーナ。悪いが今回はダメだ。またそのうちな」


「ふひっ。堅いこと言うななの。ミーナもタダでスイーツを食べたいなの。奢らせてやるなの」


「奢り前提かよ! そこは自分で出すとかしないのかよ!」


「ふひっ。金持ちがケチケチするななの。どうせいくらでも稼げるなの。スイーツなんてはした金なの」


「金を持ってるのも稼ぐのも俺なんだけど!? 勝手に他人の金で食おうとするなよ!」


「ふひっ。ティアーネには奢るくせに、なの。器量が狭いとすぐに嫌われるなの」


「ティアーネはそんな子じゃねえっての。それにすぐたかる女の方こそモテないぜ。ミーナなんて恋人もできねえだろうな」


「ふひっ。童貞のくせにデカい口を叩くなの。試してみる?なの」


 まったく、次から次へとよくポンポン言葉が出てくるものだ。


 多少の呆れを込めて出方を伺っているとミーナはまたも想定外の行動を取る。


 俺の手を取ったかと思うとそのまま胸に引き込んだのだ!


 ふにゅん、と柔らかな感触が膝周りを包み込む。


「み、みみみみミーナ!? な、なにゅを、何をして!?」


 この感触……! 普段はローブの下で分かりにくいが相当な代物を持っていやがる!!


 テンパってカミカミになりながら俺の頭の中は腕越しの胸の感触で一杯になっていた。


 無駄に冷静な思考が前に経験したレイアーネさんの胸よりもサイズが小さいことを報告してくる。


 違う今はそんなこと関係ねえ! この気持ちいい感触に意識を集中してうわすげえ女の子の甘い匂いが柔らか気持ちいいやば興奮して訳分からなくなってきた!


「ふひっ。動揺してるなの。ちょろいなの。愛いやつなの」


「ど、どど動揺!? 何言ってるんだ俺は冷静だぞ」


「ふひっ。その強がりもいつまで持つか、なの。さあミーナにスイーツを奢れなの。ほれほれ、なの」


 ミーナが身体を押し付けてくるたびに、甘い匂いと幸せな感触が俺の理性をボディーブローの如く打ち砕いていく。その一撃一撃は大男たちのどの一撃よりも強く深く俺を叩きのめしていた。


 くっ……。強靭スキルが仕事しねぇ! これが女の持つ魔性の力とかいうやつなのか!?


 そんな馬鹿な思考が俺の理性を薄れさせていく。だがまだ微かに残っていた理性が辛うじて反対の言葉を発してくれた。


「だ、駄目だぞ。今回は二人で行くって約束だったんだ。せめて日を改めるとか、な……だろ、ティアーネ?」


「ふひっ。女の子に助けを求めるとは情け無い男なの。ティアーネ、ミーナも連れてけなの。お姉さんが良くしてあげるなの」


「言い方ぁ! 誤解を招く発言をするなって!」


「ふひっ。勝手に妄想して誤解したのはモッチーだけなの。純真なティアーネの前ではしたないなの」


「それはお前だああぁぁ!!」


 ああ言えばこう言うとはまさにこのことか。こいつ相手だけは口で勝てる気がしねぇ。


 仕方なく助けを求めてティアーネに視線を送るが、彼女は視線を下に向けて押し黙っている。


「ティアーネ?」


 そして自分の胸に両手を当てると、おもむろに俺の空いてる腕を引き寄せてぎゅっと抱きしめた!


 なだらかな曲線と膨らみかけの控えめな感触が俺の理性をワンショットキルーー


「ぽゅ」


 我ながらなんて頭の悪い擬音を出してるんだ……


 どうでもいいことを頭に思い浮かべたまま俺は興奮のあまり意識を手放した。




 ちなみにこの後、当たり前のようにミーナも同行して、当たり前のようにイジられまくったのは言うまでもない。

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