誕生
3日坊主?
胸が痛いです・・・
真っ白だ・・・
見渡す限り真っ白だ・・・
て言うか何にも見えん!
これが赤ん坊か・・・
周りが何か騒いでるいるけど何か言っって位にしか聞こえない
体もいうことが利かないし
体は子供頭は大人もらくじゃないなコ○ン君も大変だわ
あぁ眠くなってきた・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・
「若様、おしめ代えまちゅよ~」
「あ~」
(いつもすまんね、ありがとうございます。)
「若様!お返事が出来るのですか!さぞ優秀に育たれるのでしょうね!」
俺のおしめを代えてくれているメイドさんは、マリアというらしい。
ハリウッドセレブも裸足で逃げ出す位の美人で金髪ロングに母性溢れまくっているお胸様までお持ちで、抱っこされる度に役得だと感じてしまう。
と言ってもこの体だからなのか性欲もなにもないのだが。
「あう~」
(お腹が空いたよマリア)
「若様、お腹が空いたんでちゅね!若は泣かないのに凄く分かりやすいですね!うちの子もこれだけ賢いと良いのですが・・・ごめんなさいご飯ですね。」
マリアはそう言うと、上着を脱ぎだし自慢?の双球がポロんと出し俺の口元へと出しそれに俺は吸い付いた。
(決して!決しっっっっっっってやましい気持ちは無いぞ!食欲なのだ生理現象!人間の三大欲求なのだ!)
そんなこんなで彼女は、俺の乳母だった。
ちょうど、彼女は娘が産まれたばっかりで母乳が出るということで乳母に任命されたらしい。
(育児休養というのは、やっぱり無いんだよな・・・)
メイドがいるというからには、俺は結構良いところの坊っちゃんに産まれたんではないかと思うだろ?
マリアからも若様って呼ばれるし。
金持ちの家?
まぁ、そうだな
貴族?
近いな!
正解は!!!
王族!
豪運発揮しちゃいました。テヘペロ☆
すいません30過ぎたオッサンが・・・
コンコン
「マリア、今大丈夫かしら?」
「はい!少々御待ちください!」
マリアは、身だしなみを整え扉を開け一礼した。
「リリス様お待たせして申し訳ありません。」
「クラマの授乳をしていたのでしょう?急がせて御免なさいね。」
「いえ、恐縮でございます!」
今入ってきた女性はリリスは、二次元から出てきたような絶世の美女だ。
光がキラキラと反射する綺麗な銀髪、すらりと絶壁・・・いやいやスレンダーな体つきで。
何とこんな美人が俺のお袋さんらしい転生前のお袋と比べたいわ!
そういえばお袋元気かな・・・まぁいっか。
そんなわけでこんな美人さんがお母様でありこの国の妃らしい。
「クラマ、パパが呼んでるからママと一緒に行きましょうね。」
そう言うとリリスは、俺を抱っこすると親父の所へと向かった。
「あうー」
(ちょっと胸骨が痛いって・・・)
ギラっ!
「どうしたのクラマ?」
リリスは、微笑みかけるが
「あう!」
(何でもありません!目が笑ってないよママン・・・)
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