表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王子様は働きたくない!?  作者: さざなみ
誕生編
21/66

カレンとその後・・・

誕生編がここまでになります。

次からは幼年期編に移ります。

「クラマく・・・申し訳ありません!クラマ様お茶が入りました!」


「アハハ、まだ馴れてないんだろカレン?」


「う、うん。まだ馴れてなくてごめんなさい。」


カレンは顔真っ赤にして俯く。


「大丈夫だよカレン。メイドを始めて間もないんだ。あせることなくやっていけばいいさ。」


「ごめんなさい、クラマくん。あぁ、また!ホントにごめんなさい!」




あのあとカレンの両親を探すために兵士達に湖周辺を捜索させたが、結局見つからずじまいだった。

カレンがひどく落ち込んでいたところにお袋が声をかけた。


「カレンちゃん!クラマのメイドにならないかしら?そうすれば、住むところと食べ物は保証するわ。御給金も仕事次第だけど渡すけどどうかしら?」


「で、でも私メイドのお仕事なんてしたことなんてありませんし・・・」


「大丈夫よ。ちゃんと教えてくれる人もいるわ。カレンちゃんも行くところないのでしょう?」


「それは・・・」


「なら決まりね!勿論御両親が見つかったら直ぐに御両親の元へ戻れるわよ。兵士達にも言っておくからちゃんと探してくれるわよ。」


それを聞いたカレンは笑顔になり


「本当ですか!?」


「えぇ、勿論よ。」


「ありがとうございます!ありがとうございます!」


「それじゃあ、メイドになってくれるかしら?」


「やります!やらせてください!」





そんなこんなでカレンは俺のメイドになった。

最初は俺がこの国の王子と聞き卒倒したカレンだったが、毎日マリアに仕事を教わり頑張っている。

マリアいわくまだ馴れてないが筋は良いそうだ。

空いた時間には勉強を俺と一緒にやっている。

今まで魔法の勉強などやったことがなく悪戦苦闘しているが二度とこんなことがないようにと必死にやっている

それを見た俺も勉強と武術の練習を更に増やしたが恥ずかしいから誰にも言ってない。




ガッシャーン!!!




「あっちいいいいいいい!」




「ごめんなさい、クラマくん!」






新しいこのメイド本当に大丈夫なんだろうか・・・






お読み頂きありがとうございます!


宜しければブクマや評価などしていていただけたら嬉しいです!


基本的に火曜日と金曜日に更新したいと思いますが繁忙期が終わったらまた更新頻度をあげられたらいいなと・・・


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ