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NO.6 突入

NO.6 突入


「05:00。商館に向けて出航しろ。」


「管制室より出航許可出ました。」


「機関始動。微速前進。」


既に錨を上げている船は少しずつ動き出し、港の出口へと向かう。


「コンセラー起動しろ。朝焼けの面に合わせて大気圏に突入する。くれぐれも空力加熱を起こさないように気をつけろ。」


船は慣性制御機関をフル稼働させながら減速していき、大気圏に突入した。大気圏に進入したあと、展開したシールドが赤熱しつつ、音速以下まで減速する。シュミレーターで何度も訓練を受けた大気圏突入は、調整済みの舵もあり予定通りに進んで行った。


高度は順調に下がっていき、船は雲に進入し視界がホワイトアウトする。計器航行はとても不安があるが、航行用レーダーには障害物は映っていない。

不安になりつつ雲を抜けると、眼下に広大な美しい青い海と水平線の辺りに大陸が見える。船は艦首を上げその青い海と平行になるよう高度を保ちながら空を進む。数分そらを進むと大陸の崖の上に商館が見え、通信士が商館に着港許可を求める。通信機から、此方ジョレーク5-2第一商館。キャリスプへ第一ドックへの着港を許可する。と女性の声で返事が届く。


崖の隠蔽ハッチはゆっくりと出迎えるように開き、中に見える白っぽい内壁が特徴的なドックに船が進入した。

念の為の解説

コンセラー

多目的隠蔽システム。

軍事用から民間輸送用まで幅広く使われている装置。光学探知機、電波感知器、ソナー、熱源探知機、エネルギー探知機、空間歪曲探知機、流体変化探知機、生体反応探知機、魔力探知機、結界等の目を誤魔化す事ができますが、民間用のものは技術流出を防ぐためモンキーモデルになっています。

だんだん短くなっている気がしますがそのうち増えます。多分。

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