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NO.2 出航


NO.2 出航


"07:54"


私は航海艦橋に入った。すでに気象士と通信士がいる中、私は軽く会釈をしながら自分の座席につき各種点検を始めた。5分程すると艦長が入って来る。


「! かっ艦長!」


そう通信士が気がつき礼をし、それに私達も続いた。艦長は笑いながらジェスチャーで応え、艦長席に座った。


「抜錨出来るか?」


「何時でも行けます。」


私がそう答えると艦長は難しい顔をしながら自分のパネルを見つめた後、少しばかり笑みを浮かべながら顎をかいて顔を上げ、特に問題は無いようだなと言った。私はそれを聞いてミスが無かった事に安堵しながら艦長の指示を待った。


「08:00。出航する。錨上げ!」


「抜錨確認。機関始動。」


「管制室から出航許可。」


「ゆっくりと輸送ゲートに向かえ、その先は向こうがやってくれる。」


私は初めての実践操舵に対してシュミレーターより少しばかり舵が軽いように感じたが、その程度ならなんとか出来ると考えゆっくりと船を動かした。

恐らく10分程操舵を続けていたと感じたが、輸送ゲートまで船を動かした後、ふと時計を見ると3分程しか経っていなかったようだ。


「ゲート管制室、ゲート通過許可を願います。」


「おぉ、あの新人の嬢ちゃんか!頑張ってるようじゃないか!」


通信機から流れるその声に、対応していた通信士が恥ずかしがりながら、仕事中です!と返した。通信機からは笑い声が流れた後、そうだったな、許可すると返された。艦長はそのやり取りを笑いながら眺めていると通信士が、笑わないでください!と怒ったのを聞き流しながら通信機を借り、頼みましたよ、管制士さんよと伝えると少し笑ったような音がした後、頼まれましたよ、艦長さんと返されたのを艦長は少しばかり笑みを浮かべ、鼻で笑いながら通信を切った。

システムが艦内の検疫検査を終え、船はようやくゲート管理室に入る。


青白く光る壁が眼前に迫った。


念の為の解説

ゲートシステム

長距離の恒星間輸送中に海賊(宙賊?)に襲われないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

恒星系同士をワープゲートで繋ぐ事で航行する時間を減らせばいいのです!

ハブとなるステーションにはハブ同士を繋ぐ長距離ゲートと配下のステーションを繋ぐ短距離ゲートの二種類を配備し、配下となるステーションには短距離ゲートを配備することで、もしもの防衛時も安心です。

なお、世界間を繋ぐための世界間ゲートも存在しますがこのお話しにはでてこないでしょう。

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