表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

二面性の悪魔

作者: 水玉 音符

これはある男子生徒が起こした事件の話である。

大津おおつ実弥美みやみ」と「双葉ふたばりつ」が付き合っているのは、この学校では有名で成績優秀 運動神経抜群 スタイル 性格 全てにが完璧な律はかなりの数の、女子の理想の男子生徒だった… あの事件を起こすまでは…

事の始まりは、実弥美と津がいた2人きりの教室で美弥美が言った一言であった。

「私たちそろそろ受験のシーズンじゃん?勉強のためにも少し距離を置かない?」

津は性格に問題はないが甘えん坊なところがあり、実弥美と別れることを抵抗し続けたが結果、自然消滅となった。

そしてことが収まったある日、津は誰もいない教室に実弥美を呼んで後ろから抱きしめた。

「実弥美、いい香りそれに温かい…でも、残念だよ その身体からだもすぐ冷たくなちゃう 君の心と一緒で…」 といったと思うと抱きしめたまま刃物で彼女の腹を刺した。幸い彼女の命に別状は無かったが、津は警察の事情聴取で「彼女を殺せば彼女は僕の心でしか生きれない。彼女は永遠に僕のものであり続ける。 僕だけの 僕の理想の実弥美であり続ける。」

そういって彼は翌日 首を吊って他界した。

「実弥美だけの俺でいるよ」という遺言を残して…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ