異世界と言ったらギルドだよね
ハンターズギルドを前にして俺は迷っていた。それはカリスマの設定だ。
野盗の件しかり、門番の衛士しかり、どうも舐められているっぽい。つかカリスマ0って事は良く考えると、そこらの戦闘も出来ない無職な大人と同じにしか見えないわけだから、さもありなんなのだが、かといってあまり上げすぎると困るのは良く解っている。
実力に見合った、と迄はなくても、熟練冒険者並の威圧感を17歳で出すのもどのみち違和感の元だろう。とはいえ盗賊をほぼ無傷で生け捕りにした時点で大いに目立っているのだし、それを考慮するとそれなりの威圧感があった方が逆にトラブルは少なくなるかもしれない。
うんうんグダグダと小道の影で隠れながら悩む事10分。どうせなら調整できるようにするかとパラメーター項目を改造する事にした。まぁ好感度がヤバい事になっても最悪個別に調整すると言う奥の手もある。
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名前:国光啓二
年齢:17
性別:男
Lv:999999999999999
HP:999999999999999/999999999999999
MP:999999999999999/999999999999999
筋力:999999999999999
耐久:999999999999999999999
魔力:999999999999999
賢さ:999999999999999
精神:999999999999999999999/999999999999999999999
生命:999999999999999999999
カリスマ:55/999999999999999
スキル:
『翻訳』『世界システム解析』『世界システム操作』
チートコード:
『周辺探査』:ON
『無敵モード』:ON
『弱点消去』:ON
『カリスマ随時制御』:ON
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『カリスマ随時制御』
感情や意識を媒介にしてカリスマの値を変動させる。カリスマは基本好感度の初期値だが、カリスマの変化が起きると再初期化が行われるのを利用して相手に自分を再認識させる事が出来る。カリスマの変化とは所謂『男子三日会わざれば刮目してみよ』というか「こいつちょっと会わない間に一皮剥けたな」みたいなものと思って貰えばいい。
今現在の現在地は55。一般的な熟練冒険者並のカリスマ値だ。これならパッと見でなめられる事はないだろう。ちなみに999兆にすると、ドラゴンでも見た瞬間に恐怖で失禁して気絶するか、心臓が止まる程になる。
うん。まぁこんなもんだろう。んじゃギルドの受付けしますかね。
小道の影から抜け出した俺は意気揚々とギルドの扉をくぐった。中には数人のハンターと見られる人間が掲示板を眺めている。新たに入ってきた俺を一瞥し目を逸らす者もいる。それなりにカリスマの効果はあったようだ。
ギルドの中は普通に役所と変わりがない。幾つかの窓口があり、窓口の上にはそれぞれの役割が書いてある。正にお役所である。
そもそも役所とギルドが別れている理由は荒くれ者が多いハンターを一般市民が使う役所から遠ざけるために役所の仕事の一部を分裂させたに過ぎない。即ちギルドとはハンター向けの役所出張所なのである。
俺は窓口の上にあるプレートを見ながら新規登録の窓口にすすむ。
「すみません、新規登録をお願いしたいのですが、大丈夫ですか?」
「はい、新規登録ですね。こちらで承っております」
「ついでにこの賞金の受け取りもお願いしたいのですが、ここで一緒に出来ます?」
といって、受取証もみせる。
「はい、可能です。賞金は現金での受け取りと、ギルドカードによる貯金の2通りの方法が御座います。ギルド提携店ではギルドカードによる支払いも可能ですので大金は持ち歩かず貯金する事をお薦めします」
現金は盗賊のアジトから奪った金も100万円弱あるし、ひとまず全部貯金で構わないだろう。
「了解です。んじゃひとまず全部貯金で。あと登録料も賞金から差し引いて下さい」
「承りました。ではこちらの用紙にお名前と得意な戦闘方法をお書き下さい」
名前は良いとして戦闘方法か…… 一応魔法も使えるけど基本チートで効果を出した方が早いしなぁ…… 物理のみのサムライスタイルって偽る事も出来るけど戦闘を端から見れば無詠唱魔法を使うようにしか見えないわけだし、ここは魔法剣士にでもしておくか。
「ケイジ・クニミツ様、戦闘スタイルは魔法剣士で宜しいですね?」
「間違いないです」
「では別室でレベル測定を行いますので③番の扉から中へお入り下さい」
「解りました」
促されるまま③番の扉にはいるとこぶし大の水晶が填められた装置が部屋の真ん中に鎮座していた。早速解析をしてみるとどうも『看破』の魔法に加え、魔力パターンを読み取る装置が追加された物らしい。
ちなみに看破の魔法で認識できる最大値はレベルなら100、HPやMPは999迄でそれ以上はL(ラージ)と表示される。999兆とか読み取られたらヤバい事になっていたが999以上ってだけならまぁOKだろう。
ついでに説明しておくと『看破』で認識できるのは対象のレベルと現在のHPMPのみであって、自分がステータスに追加した各種パラメータ、スキル情報などは一切解らない。上級魔法の『鑑識』や『解析』を用いるとスキルや弱点も認識可能になるが、どの魔法もレベル差が20を超えるとなにも認識できなくなる。他パラメータもレベル差によって認識できる範囲が決っており、HPMPは自分のレベル以下、スキルは自分のレベル10以内、弱点は自分のレベル5以内でないと見えない。ソロで安全に戦うなら『看破』でHPMPも認識可能な自分よりも低レベルのモンスターを相手にすべきである。
一応説明しておくと、測定器で使われる『看破』の魔法は測定器に触った人物の魔力を用いて行われるので、20レベル制限に関係なく結果を出す事が可能だ。自分で自分に魔法をかける訳なので、測定不能は起きない。
このレベル計測は依頼の受け付けに影響する。小説によくあるSランクとかそう言うランク付けはなく、純粋にレベルで受領できる依頼が決る。神が定めた強さの基準があるのにワザワザ人為で決める強さのランクと言う枠組みは必要ないという訳だ。小説なんかではギルドランクは強さではなく信用度を示すなんてのもあるが、まぁこれもこの程度の小規模社会じゃ、当人同士の直接認識の方が重要だろう。
そんな訳で係員に促されるまま測定開始。結果は当然全て『L』だ。それを見た受付のおねーちゃんはガクブルである。まぁレベル100越えとか完全に英雄クラスだしね。種族が人間に限るなら全員100以下だし。
「しょ、少々お待ち下さい!」
そう言って足早に部屋を出て行った。うんこれはギルドマスターとの面会コースかな? 1~2分待つと緊張した面持ちで戻ってきた受付けさんはギルドマスターの居る執務室に案内してくれた。
部屋にはいると、両脇に2人づつ計四人の事務員(?)が並び、一斉にお辞儀をする。
「ハンターズギルド、コ・アラーノ街支部へようこそ」
なにこの最敬礼待遇? ここは小説なら新人への牽制を込めてちょっと口の悪いギルドマスターが挑発してくる所じゃないの?
ま、予想と随分違うけどまぁいいか。
「ようこそいらっしゃいました。南門からの報告でウィッツ盗賊団がほぼ全員無傷の状態で捕らえられたとは聞いていましたが、まさかマスタークラスの御方とは想像していませんでした。出来れば今後とも良き関係を築いて行ければと思っております」
「ああ、うん」
一番奥に居たギルドマスターと思われる人物がいきなり盗賊討伐を称え始める。意外だったのはファンタジー世界で良く見るような髭の長いジジイではなく、髭はきっちりと剃られ、壮年で品のいい、しかし歴戦を感じさせる落ち着いた男性だった事だ。ステータスを覗いてみるとレベルは56と人間としてはかなり高めであり、戦闘スタイルは速度重視のレンジャー系スタイルだと思われる。
「どうぞ、こちらにお座り下さい。 君、お茶を用意して。
あ、もしかしたらお酒の方が宜しかったですか?」
「あ、いやいや、お茶で結構です」
「承知いたしました」
ギルドマスターは俺に上座を譲ると、俺が座ったのを確認してから、改めて対面に座る。
「自己紹介が遅れました。私、ハンターズギルド、コ・アラーノ街支部ギルドマスターのタネン・フォールズと申します。ご気軽にタネンとお呼びください」
うん、名前はステータスみたからもう知ってたけどね。
「ありがとう御座いますタネンさん。自分は旅の者でケイジ・クニミツと申します」
「服装から察しますとホンジャ国の出身で宜しいですか?」
「そうなりますね」
「詮索するようで大変失礼とは思うのですが、幾つか質問させていただいて宜しいでしょうか?」
「はい構いません」
「見た目はとてもお若く見えるのですが、マスタークラスと言う事は種族は人間ではないのですか?」
「あー、一応人間です。まぁ若返りの秘術を使っているので見かけはこんなんですが、実際にはもっと歳という事です」
「なんと、若返りの秘術ですか!? まさかホンジャ国では一般的なので?」
「いえいえ、でも魔導を極めたものからすれば珍しい物ではないでしょう?」
「た、確かにそうではありますが、人間で其処まで極められる方は初めて拝見しました」
まぁ人間の場合、其処まで極めるまでに死んじゃうか、極めなくてもかりそめの不死を得られるリッチとかのアンデットに転生しちゃうからな。
「魔力の登録情報を検索しました所、クニミツ様はこの度初めてハンターとして登録された様ですが、これまではずっとホンジャ国にいらしたのでしょうか?」
「いえ、出身はホンジャですが様々な所を旅して歩いています。ホンジャを出たのは随分昔の事ですね。この大陸に来たのは数ヶ月前でそれまでは様々な大陸を回っていました。この大陸に来てからもどの村にも寄らず、森などでこの国の魔物類の生態観察をしつつ自給自足の生活をしておりました。しかし、研究もほぼ一通り終えたので次はこの国の文化に触れてみたいと思い、人里に降りてきた次第です」
「ほほう、研究ですか。と言う事は戦闘スタイルは魔法剣士とのことですが、本来の職業は学者様と言う事でよろしいですかな?」
「そうなりますね。なんでしたら魔の森で取得した素材を一通り提出できますよ」
「それは有り難いです。具体的にどのレベルまでの魔物素材を提供していただけるのでしょう?」
「あの森程度なら倒せない魔物は居ませんのでどれでも可能です」
「ク、クニミツ様はソロなのですよね?」
「はい」
「あの森にはレベル100越えのジャイアントトロールも居たはずですが……」
「ジャイアントトロールですか、あまり大きいのでまだ解体せず死体のまま異次元ボックスに入れたままです。ですので一応出す事は出来ますがこの部屋だと入り切りませんよ?」
「あ、いえ! ここで出す必要はありません! というかジャイアントトロールがすっぽり入る異次元ボックスですか…… まさかそのお腰の物が?」
「あぁいえ、異次元ボックスは私の独自魔法です。収納袋では大きさに制限がありますから」
「独自魔法!? いやはや何とも素晴らしい!」
「独自魔法と言っても、収納袋と原理は変わりませんよ。取り込める大きさが大きく、袋などの媒体が要らないだけです。まぁ発動にはそれなりにMPは必要ですけどね」
「そう言えばクニミツ様はレベルだけでなくHPMP共に振り切られているのでしたな。実のところどれほどおありで?」
「あはは、それは秘密と言う事で」
「秘密ですか……残念です。ですが大型輸送レベルの収納となると、必要MPは数千では効かないはずです。となるとそれ以上は確実ですか……」
「まぁご想像にお任せします」
「そうですか…… では最後の確認なのですが、この国に対する害意はおありですか?」
「随分直接的な事を聞きますね」
「申し訳ありません。国家防衛上、重要な事ですのでお答え頂ければと思います」
「今のところはありません。先程申し上げましたとおり、ここに来たのは文化に触れに来だけで基本観光と変わりありません。ですがもし私に敵対行動を取る者が居るのであれば、その限りではないと言っておきます」
一応、威しなのでカリスマ値を上昇させて威圧を上げて発言する。まぁ人間の英雄クラスの100越えぐらいで良いかな?
「……… き、肝に銘じておきます」
「出来れば上の方にもお伝え下さい。あと権力に取り込まれる気もありませんので、特にそう言った事がお好きな方達にはくれぐれも不干渉をお願いしたい所です」
「報告させて頂きます」
「まぁ親しい隣人である限りは、有事の際に協力を惜しまないつもりですけどね」
と、ここで威圧を元に戻す。
「そ、それを聞いて安心しました」
そんなちょっとキナ臭いやり取りをしていると、応接室がノックされ事務員がギルドカードを持ってきてくれた。ギルドカードは守衛隊長の知識にある物とは違い金色でした。
「金色ですか……通常のギルドカードは薄茶だと聞いていたのですが?」
「そのギルドカードは特別製で、通話機能が御座いまして緊急時に連絡を付ける事が出来るものです」
「それってギルドの紐付きにされるって事ですよね? しかもこのカード、位置特定魔法までかかっているじゃないですか」
「う……確かにそうなのですが…… ゴールドカードを所持したハンターは幾つかのサービスが無料になる上に、ギルド提携店での全ての支払いを半額にさせていただいています。また国内のあらゆる場所での市民権、定住権も含みますので、土地を購入しさえすれば個人宅を建てるのも商売をする際の店舗設置も可能です」
「なるほど、家を買えるってのは確かに美味しいかな。でも位置情報の常時特定はやりすぎですよね?」
と、再び威圧をする。まぁ危険人物の可能性のある人間の位置を常に知っておきたいって言うのは解るけど、プライバシーの侵害にも程があるよね?というか位置情報を知られると、人外の速度で移動したり、転移魔法使うと色々面倒な事になりそうだ。そもそもギルドマスターの記憶をコッソリ読んだ所、本来のゴールドカードの仕様には位置特定魔法なんて掛かってない。明らかに俺用の特別仕様だ。
「………解りました。位置特定は特例として外させて頂きます。 君、手続きを」
「あ、良い良い。 こんなあからさまな後付機能の解除ぐらい自分で出来るし」
「そ、そうですか……」
そっちに任せると、また別の機能つけられかねないしね。『あからさまな後付』と発言した事で小細工した事がバレた事を悟り、ギルドマスターは冷や汗タラタラ状態だ。
「まぁそちらの立場も理解できますので、今回は不問にしますが、あまり小細工をされると不快ですので気をつけて下さい」
「も、申し訳ありません!」
「んじゃ、ジャイアントトロールの引き渡しでもしますか。あ、ついでに他の魔物も渡しちゃって良いですかね?」
「も、もちろんです。解体場所に訓練場を確保しますのでそちらに出して頂ければと思います」
「そう言えばゴールドカードの無料サービスには解体費無料もありましたっけ?なら全て解体前の死体のままでも良いですね?」
「は、はい。というかクニミツ様は既にゴールドカードの仕様も知っていらしたのですね……浅はかな真似をしてしまい誠に申し訳ありませんでした」
「いえいえ、んじゃ訓練場とやらに行きましょう」
ま、ゴールドカードの本来の仕様は記憶の読み取りでさっき知ったんだが、こういう勘違いは好都合だ。
訓練場に着いた後、ジャイアントトロールを取り出す真似をする準備をする。うん、実は魔の森での狩りなんて、自分が食べる分しかしてないから素材なんて1個も持ってません。
まぁでもジャイアントトロールの情報等は記憶を捜査した時に得ているので、遠隔で魔の森を探査しステータス操作でジャイアンとトロールを含めたレベルの高い魔物を適当に10体程HP0にして死体にした後、直接ここに転送する。
「こ、これは…… なんと見事な…… 何故ここまで全く傷のない死体に成るのですか?」
「ああそれは心臓を直接止める魔法を使用しているからです。まぁそれなりにレベル差とMPがないと成功しませんけど」
対単体の上級魔法の一つに『即死』があるし、そういう事で誤魔化しておこう。ちなみに本来の『即死』魔法はレベル差が自分のレベルの3分の2以下でないとまず成功しない。3分の2以下であっても成功率は20%を切るような殆ど運試しのような魔法だ。しかも精神値が高かったり、魔法耐性を持っていると、殆ど無駄撃ちに終る。
「まさか魔法耐性の強いサラマンドルまで……」
ジャイアントトロールの次にレベルの高かったサラマンドルの死体を見ながらギルドマスターがブツブツ呟いてる。まぁ自分のは魔法じゃないし、魔法防御とか耐性とか知ったこっちゃ無い。
ちなみにジャイアントトロールのレベルは180前後、サラマンドルのレベルは150前後だ。100レベル以上の人間がマスタークラスと呼ばれるのと同様、認識レベル外の魔物もエクステンドクラスと言われ、討伐の際にはエクステンドクラス一匹に対し、レベル40以上の熟練ハンターが100人以上の討伐隊が組まれる程だ。そしてその素材の魔力的価値も当然跳ね上がる事になる。100レベルを超えたばかりのギリギリのエクステンドクラスであっても素材価値は数千万クラスになる。
特に魔の森のエクステンドクラスは『森』という立地条件であるため、討伐が非常に難しい。平地や草原に出てくるエクステンドクラスであるなら、落とし穴などの罠や攻城戦用武器、遠距離からの魔法等を巧みに使う作戦によって効率よく倒す事も不可能ではないが、それが出来ない魔の森では純粋に数による力押しに頼らざるえず、レアリティによる素材価値は更に跳ね上がる事になる。
「んじゃ、解体と買い取りの方よろしくお願いします。買い取り金はカードの口座の方に入金しておいて下さい。解体と買い取りの明細は後日受け取りに来ます」
「はい、即時買い取りの入金に関しては明日中には完了できると思います。幾つかの素材はオークションに掛けた方が更に高値に成ると思いますがどういたしましょう?」
「オークションで売りさばくとすると、どれ位の期間かかります?」
「オークションは月に一度行っていますが、これだけの物だと事前告知して買い手が集まるのを待った方が良いでしょうね。一週間後のオークションで正式告知すれば、その次のオークションではかなりの買い手が集まると思います」
「ふむ……全部ちゃんと売れたら家ぐらい買えるかな?」
「もちろんです。ざっと見積もりしても最低6億は下らないかと。オークション次第で8億、いえ傷がない事を考えると10億以上の価値はあるかと思います。なんでしたらオークションで纏まったお金が入るまで、先払いという形で3億円までなら即時入金させていただきますが?」
「ならそれもお願いしようかな。ついでに良い不動産屋さんを紹介して貰える?」
「喜んで。クニミツ様に定住していただければこの街も更なる発展を期待できます。先方にも勉強するよう通達しておきましょう」
「お気遣いありがとう御座います」
「いえいえ、こちらこそありがとう御座います」
しかし10億か……ちょっと儲け過ぎたかもしれん。エクステンドは熟練冒険者が100人クラスの討伐隊が必要な訳だから、一人あたりの報酬が数十万としても通常討伐でかかる人件費は数千万に成るわけで、その素材の最低値段が人件費以上になるのは当然か。武力で何かしてこようとする奴への牽制も込めて10体ほど出してみたんだが、お金の方はすっぽり抜けてた。まぁ精々豪邸を買って街へ還元するとしよう。