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GATE KEEPER  作者: ちゃすけ丸
第3章
61/76

(59)

 ミーチェの予想は正しかった。

 進む先には草木がなく石畳が続く広場が見えてくる。



「参ったな、丸見えだ」



 苦笑いを浮かべたアシュレーは急にディドを隠すように前に出た。



 不思議に思った彼女が背中越しに覗くと、遠くに数人の兵が待ち伏せているのが見える。




「先回り…… じゃなさそうだな。 まだ仲間がいたのか」



 頭を掻きながら悩むアシュレーの後ろでディドは無意識に一層フードを深くかぶった。




「いったいどこで気付かれたんだ?」



 小さく呟いたアシュレーは今にも広場に踊り出そうな二人に声をかけた。




「二人とも待った!」




 突然の停止号令にミーチェとリンツは見事に前につんのめる。



「今度はなに!? さっきから走れとか止まれとか、いくらアシュレーでも怒るわよ!!」



「ごめんごめん、でもアレ」




 食って掛かったミーチェにアシュレーは前方を指差す。





「「え!? ……兵士?」」





 二人の声が揃う。





「もう一回確認。 俺たち悪いことはしてないんだよな?」



「あたりまえでしょ!」



「……じゃあ、なんでかな?」



「わ、私が知るわけないでしょ! 今日は何も壊してないわよ!!」



「ハハ ……ごめん。 たぶん、奴らの目的は俺たちだ」






「「え?」」

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