寝起き
「提督、起きてください!もう8時になりますよ!」
…気付けば少しだけ顔を赤らめた電が俺の肩を揺さぶって…?
「俺寝落ちしてたんだ。じゃあここまで運んでくれたのは…?」
「全員なのです。艤装をつけてない状態で一人で運べと言うのは流石に鬼畜なのです」
「お、おお。そうか、なんかごめん…というか普通に艤装使えばいいのに…何で使わないんだ?」
「港の陸上での艤装開放は基本的に禁じられてるんですよ…?」
…あぁ、そんなものもあったな。
「すまん。眠ってたせいかもはやそういう細かいところ忘れてて…」
「そんななりでよく提督業につけたね…」
気付けばドアのところに川内が立っている
…というか俺の部屋の中に全員いる
「お、おはよう。みんな……朝から早いね」
「「「提督が遅いんですよ!?」」」
うーん、困ったものだ。気付いたらもう朝の8時になってるなんて…
「いやぁでもみんな俺にツッコんでくれるくらいには仲が良くなれてよかったよかった」
「提督、もうある程度資材は貯まってるんだからさ、行こうよ。や、せ、ん!」
「ま、まぁ、夜戦はまた今度考えておくよ…そうだな。神通と雷はまだこの世界の広い海へ出てないだろう?今日こそは出撃しようか」
「やったー!提督、さすがね!」
「ありがとうございます…あれ?」
…んで、編成はどうするんだっけか
「編成はどうするのですか?」
同じこと考えてる人いた!神通さんさすがです
でもね…
「俺もわからん」
「まだ編成についてしっかり会議なんてしたことないからね」
「まぁ時雨、ゆる〜く行くのも大事だと思うぞ」
「炬燵でみかんを食べながら…とかかい?」
「ごめんそれは緩すぎる」
「えーでも提督、夜戦は緩くいったらダメだよ?気を引き締めないとっ!」
「私は切り替えが大事だと思うのです!」
「私は電と同じ意見だわ!」
「別に私は全部気を引き締めないとなんて言ってないよ」
「何よ!決めつけたわけじゃないじゃない!」
「ま、まぁ、二人とも、みんな違ってみんないいじゃないか」
「時雨の言う通りなのです!」
…あ、あのう、僕ベッドの上なんですけど…
「にしても提督は何をしてるの?私が引っ張っていかないとベッドから降りることも出来ないのかしら」
「あっ、それは…」
「時雨、ダメよ甘やかしちゃ」
「いや、そうじゃなくて…」
「提督!早くベッドから降りて着替えてちょうだい!」
「…あの、みんなが俺の部屋にぎゅうぎゅうに詰まってるせいでベッドから降りれないんだ。それと、着替えたいから部屋出てもらっても良いかな?」
「…ごめん」
なにやら顔を隠すようにしてドアから出ていってしまった。チラッと見えた顔が赤かったから…恥ずかしかったのかな?別に失敗したとかでもないし恥ずかしがることじゃないとは思うけど…俺の言い方のせいかなぁ…
「提督、悪かったね。僕たちが勝手に部屋に入ったせいで」
「あぁいや!いいんだよ。むしろ朝からみんなの顔を見れて嬉しいな」
「ふふっ、ありがとう。提督」
…全員出ていったか。
俺は背伸びをしてベッドを降り、顔を洗って着替えてから執務室に向かった…が
「誰も居ない…」
…そっか、朝飯だ
「…あっ、提督やっときたんだね」
「ごめん。割と起きるのに時間がかかって…」
「わかるよ、朝って気持ちいいよね」
…時雨はいい子だなぁ
「…えっ!?提督…?」
「…ん?いや、ここに着任することができてよかったなぁ、って…」
「ううん、それは僕たちのセリフだよ」
…なるほど
「じゃあ、お互いすごいと言うことで」
「す、すご…まぁいいや。それで、今回の作戦はどうするの?」
いつのまにか朝ごはんや食べながら俺の周りを囲まれた
「今回の旗艦は―――――
なにやら予定が入り組んでいる模様…
追記 誤字が多い




