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建造

「よし、建造しよう」


「唐突ですね」


「そうだ。そうなんだよ電。電も聞いていた通り俺たちは建造をしないといけないんだ!」


…と、そういえば時雨と川内には説明してなかったな


「おーい、時雨、川内!こっちに来てくれ、建造だぞ!」


「川内参上!」

「知ってた!」


毎度の如く蹴り飛ばされる。もしかしなくてもうちの川内って工廠に来ると飛び蹴りする癖があるんですかね…?


「だっ、大丈夫?提督」


「あぁ大丈夫だ。もしこれが艤装をつけている時だったらもう既に肉片と化してるから。ほらみた通り完璧に近い状態だろ?」


「うーん我ながら素晴らしい」

「どこが素晴らしいのか説明してくれるか?」


口には出さないけど痛いんだよね。その飛び蹴り

顎外れますて


「…あー、ごめんね?提督」


「いや、別にいいさ。生活が楽しければそれでよし、だからな。君たちにへたなふたんはかけられないから無理に我慢せず俺を頼るように…それと、蹴る時は事前に何か言ってね?本当に死ぬから…」


「わ、わかった」


「さて、と、仕切り直して、建造しますか!」


「提督さん、今日はどの艦種を狙うんですか?」


「うーん、特定の娘が来ないと嫌だってわけでもないから別にフリーでいいかなぁ」


「フリー、ですか?うーん……」


「俺の言い方が悪かったよ。じゃあ今日はおまかせでいいかな?」


「了解なのです!」


そうして毎度の如く工廠から一度外に出る


「あー、楽しみだね!妹が来てくれないかなぁ…」


「提督、今日はどうするの?」


「え?今日……あぁ!そうだね!今日もお祝い的なのをしようか…今度こそは君たちに迷惑をかけないようにするよ」


「別に良いんだよー?私たちは気にしてないんだしさ。ね、時雨」


「そうだね。僕も同じ意見かな」


「なら決まりだな!今日もお祝いをやるぞー!そして、俺は今日こそは酔い潰れないで明日まで耐え抜くぞー!」


「「おー!」」




「みなさん、新しい艦が着任したのです!」


お、やっとか。結構待ったけど、誰が来てくれたんだろうか?


「雷よ!かみなりじゃないわ!そこのところもよろしく頼むわね!」

「あの……軽巡洋艦、神通です。どうか、よろしくお願い致します…」


「あれぇ!?二人!?まぁそっちの方が賑やかで良いんだけどさ…まぁ、二人ともよろしくねー」


「すみません提督さん、間違えて工廠二個使っちゃいました…」


「ん?あぁいや全然いいよ。雷は電の姉で、神通は川内の妹だろ?当たり前だが、仲良くしてくれよ?」


「「勿論です!」」


よろしい。


うーん、何だか、この子達にも髪飾りを作ってあげなくなったと言うか…よし!次からの子達は貝殻の模様を彫った髪飾りを作ろう!


…うん?それにしても、何だか二人の様子が変…と言うか何だか動きがとってもぎこちない


「おい雷、どうし―――」

「電、ちょっとこっち来てちょうだい!」


「えっ?…あっ、ちょっと待つのです〜…」


…あれ、電が連れてかれちゃった


「提督、出来ればここの施設の説明などをして欲しいんですけど…あっ、いや、時間がないならいいです…」


「ぇえ!?いやいや良いよ?良いんだけど…」


…まぁいいか、ここで俺が追いかけてもただの変態だからな


…でも、何だか避けられてる感じがして悲しい気が…


「じゃあ、行きましょう」


俺は、どこかに行ってしまった雷と電とは別に、ここを案内する事になったのであった…





あ”あ”あ”あ”あ”(泣

え?どうして泣いてるかって?いつか分かりますよ。思い出して悲しくなりました

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