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“裏”女王候補サラの受難 ~英雄の末裔の末っ子娘が、国を裏から支配する?!~

作者:野菜ばたけ
「平民だって、毎日コツコツ頑張って平凡な幸せ掴んでんだよ! 『普通』舐めんな!」

 ◆ ◆ ◆

“実はこの国には、表に出ている王族をも裏で操る『裏王族』と呼ばれる人たちがいるらしい”
プラナール王国に、昔から言い伝えられているその噂は、王族や貴族などはもちろん、平民だって知っている。

 しかし実際に、いるのかどうか。

 きっとただの噂に過ぎないよ。
 だって、誰も実際に見た事がないじゃないか。
 そんなふうに笑う人が大半なんだけど……。

「いるんだよ、裏王族! だって、私がそうだもの! いやぁだぁ~。何で私なの!」

 泣き虫サラ、凡人サラ、運動神経を母親のお腹の中に置いて生まれてきちゃったサラ。
 兄姉からそう揶揄われ可愛がられている六人兄第の末っ子・サラは、なんと古からの決まりによって時代の裏王族の女王にならなくてはならない身。
 嫌だけど、どんなに平穏を望みその通りに王都で町娘をしていても、厄介事は耳に入ってくる。

 それをどうにかしようとしたら、時に方々で身分を隠して要職に就いている兄姉に助けられ、時に自身の矜持を示し、気付いたらまた国の正常化に一役買っちゃった?!

「残念なことに」
「またその口癖? 今度は何」
「裏女王ランクが1、上がったよ」
「えぇ、いやぁだぁ~!!」

 次代の裏の王の裁定遺物もとい代々のダメ王のお目付け役兼補助機構、今の姿は可愛いクマのぬいぐるみのスヴェインと一緒に、平凡サラは無事に裏王女になれるのか。
 平穏に生きたいサラの平民目線の国家統治が始まる!

※カクヨムで先行公開中です。
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