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過去に戻れたと思ったら俺の身体じゃなかったんだか!?  作者: パリトン
1章

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13/26

願いをこめて

清水寺へ向かった。


昼食も食べ、満腹である。


「高っ、怖」


傾斜もあって結構怖い。


神社の近くに地主神社というものがある。

三間も着いたらしく時間も無いので、合流する。

東は、「けっ、彼女かよ」と吐き捨て同じ班の藤原くんと清水寺を観に行った。


待ち合わせ場所に着くと三間は、お守りを見ていた。


「凄くない?いっぱいお守りあるよ!」


棚にズラリと御守りが並んでいる。縁結びの神社という事もあり、恋愛成就を中心としたものも多い。


「なんか、気に入ったのがあったか?」


何か悩んでいる様だったので、挨拶代わりに声を掛ける。


「うん。これは、買っておこうかなって」


手に持っていたのは、良縁の御守り。


「奢りは、これでいいか?」


御守りを手に取り俺は、言う。


「え?別に本当に奢って貰おうと思ってなかったんだけど?自分で買うからいいよ。」


「一緒に回ってくれるだけでよかったのに」


「俺に買うって言わせてそれ言うか...。男としての面子があるんだぜ」


「...そっか。ありがとう」


「それで良し」


出ていくのは、松田の金だが。

そうして、良縁のお守りを買う。


「じゃ、私からも」

俺が買った御守りを渡そうとすると、三間から鈴の付いたハートの形のストラップを渡された。


「これは?」


「両思いの人がつけるお守り。バレない為だよ。ちゃんとつけておいてよね」


「そうか、払う」


お財布を取り出すと三間は、財布を抑える仕草をする


「ううん、これは私からの命令なのでお代はいらない」


「命令って...」


「ちなみに、私はもう付けてる」


そう言うと、付けているストラップを見せてきた。


俺もストラップを付ける。

ストラップは、色違いで三間は金色。俺は、銀色だ。俺は、女性が金色らしいが金の方が欲しかったなぁ。


俺は特に付ける所がおもいうかばなかったので、三間と同じ様に財布につける。


そして、本日2回目の2ショット写真。早速買ったペアルックスのお守りを見せる様に満面の笑みで写真を撮る。

撮るたびにドキドキしちゃう。何で女の子ってこんな良い匂いするんだ。


パシャッ


写真を撮るとスッと満面の笑みは消え、真顔に変わる。


「よし、イソスタにあげよう」


早速、写真をSNSにアップする様だ。

さっきまでドキドキしてたの馬鹿みたい。このテンションの差で風邪引きそう。


ついでにおみくじがあったので引くことにした。


恋のおみくじがあるのでそれを引く。

三間は、うーんと唸っている。念でも込めてるんだろう。


決心をしたのか、くじに手を突っ込み、くじの中身を確認する。


「やった!大吉だ!」


三間は、大吉で大いに喜んで見せびらかしてくる。


「運命の人は、身近な人だって!」


「そうだろうな。良かったな」


身近な人の範囲は知らんが、大林は少なくとも身近な人だろう。

三間は、気分上々なので良しとしよう。


「翔太は、引かないの?」


「引かないよ。俺くじ運悪くて引くの嫌なんだよ」


自慢じゃないがこう言う神社とかで引いたくじで大吉を当てた事がない。我ながら中々の運の持ち主だと思う。


「そっか」


少ししょぼんとした。気が伝わってきた。


「わかったよ。引くよ」


しょうがないので自分も引く。


くじの結果は、凶。大凶だけじゃ無いだけマシかな。


「なんかごめん」


慰められると何も感じてなかったのに、悲しい気持ちになった。



また、恋占いの石という物もあったのでそれも行った。この石は、始点と終点の2つの石があり、始点から終点まで目を閉じて歩くというもの。挑戦回数が少ない程早く恋が叶うらしい。


三間が挑戦をしてみたが、5回以上だろうかかなり時間がかかってゴール。三間が時間をかけ過ぎたので俺はやらなかった。


「別に願掛けだからいいし。」とは言っていたももの本人は、大分気にしている模様。


そんなことをしている内に時間も来た為、解散をし、班メンバーとの合流を急ぐ。



如月からラインでは出口で待っているとの事だったので出口へ向かう。

しかしそこには、如月だけがいた。


「あれ?他のみんなは?」


俺がそう問いかけると無言で如月は、俺の腕を引っ張る。


「ちょっと来て」


言われるがまま着いていくと人気のない場所に着く。

そこには、寺院があり雑草がそこら中に生い茂っており、何年も管理されて居ない様子が伺える。


寺院の前位に着くと如月が腕を離し、こちらに向く。

真剣な面持ちである。


「ごめんね。急に連れ出したりして...でも伝えたい事があって...


「伝えたい...事?」


そよ風が吹く。草木が揺れる音がこの時は、大きく聴こえた。



「松田くん!一目見た時から好きですした!付き合って下さい!」

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