第24話 突然の死
日本統一憲法と関連法案が完成した
ほとんどが、この世界の日本国憲法を大まかに世襲した
憲法には、首都と皇室に関する憲法もかかれた
首都に関しては、政治的首都は東京とするが
国家元首であり日本の国王とされる天皇一族の住む拠点は京都御所とし 外交や国会などでの仕事がある場合、東京の千代田城(史実で言う皇居)に居住するとかかれた
軍事統帥権は、立法機関が指名し、国家元首がそれを承認した行政府内閣長(内閣総理大臣)が最高責任を負うとした
それが完成したのが 2002年5月15日だった
だが、その二日後
17日午前11時
東京 首相官邸
「うっ、ぐっ」
「林総理、どうされました」
「何でもない、少し疲れただけだ」
「そうですか」
15分後
「うっ」
バタン
「林総理!?誰か、救急車」
林総理が倒れたのに気づいたSPが慌てて呼吸を確認するが、息は無かった
SPは、人工呼吸をしつつ、他のSPに救急車を呼ばせたが
午後2時43分
「林総理は」
「手は尽くしたんだが、もう手遅れだった」
SPは 崩れ落ちた
林総理の死は、すぐにマスコミや米国に知らされた
死因は過労とストレスによる心筋梗塞だった
林内閣は外交でいろいろと決裂することが多く、それが林総理にとってストレスになった
とされた
臨時総理に、石生副総理が就任した
「林前総理は、統一の道を夢を遂げる、後一歩のところで、この世を去ってしまいました、その夢を遂げるために、私、石生武夫が林前総理の意志を継ぎ、統一国家が正式に発足するまで、日本を背負っていく所存であります」
「石生さん、つまり 統一国家になった後は総理になるおつもりは」
「総理をそのまま続けるつもりは、一切ありません、統一日本の総理として、私は、盟友である中泉進次郎氏に総理になってもらうつもりです、今私がするのは、日本の国体を安定させ、国民に明るい未来を照らすための星空です」
後にこの言葉に疑問を持つ人が多かった
・ なぜ太陽にしなかったのか、日本国旗である 日章旗としなかったのか
・ 何故星空と言ったのか
アメリカに追従する意志があると発表した説
中華人民共和国との接近説
等の星の国旗の国への忠心や接近説が多くあげられている
だが、一番有力なのが
中泉進次郎を太陽とするための説である
林総理の葬儀は20日に行われ
残存国会議員、陸上防衛隊第1師団長、海上防衛隊防衛艦隊元帥、航空防衛隊幕僚長、旧蝦夷人民共和国伊達首相
在日米軍総司令官、皇族、林総理の後援会及び家族が参列し、林総理の死を悼んだ
EATO各国では、半旗を掲げ、林総理の死を悼んだ
多くの国会議員は、林総理の死を悼みつつ、統一日本のために、早期に統一議会の発足の占拠準備に入っていった
続く




