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津軽海峡分断 蝦夷と日本  作者: 鈴夜
統一戦争
24/33

第17話 集中爆撃

津軽海峡の嵐の始まり

8月14日未明

蝦夷人民共和国苫小牧管区及び渡島管区

「全ミサイル発射」


日本国首相官邸

「林総理」

「ついに攻撃が始まったのか」

「はい、第二師団、第五師団の両司令部が被弾 倒壊、青森、北秋田、湯沢飛行場、花巻、仙台の空港滑走路が破壊されて、松島飛行基地、三沢飛行基地、大潟飛行基地も滑走路が使用不能になったと、各警察、第二師団、第五師団や当該自治体から報告が」

「住民は」

「東陸道北緯40度以北在住の市民は同緯度以南に避難したとのことです」

「EATOで真っ先に援軍が来るのは」

「17日までに中華民国から援軍が来る予定です」


「航空隊の被害は」

「被害は10機、三沢と松島の両飛行場は、機体収容所も被害を受けたため、F- 2が6機、Fー15Jが4機が稼働不能になりました」

「大潟空軍基地は、滑走路だけの被害か」

「ええ、ミサイル迎撃が効をそうして、滑走路のみの被害になりましたが、滑走路修復には時間が掛かり、大潟基地からの離着陸は不可能です」

「つまり、東陸道内の高速道路を代替滑走路として使用するしかないというわけか」

「ええ」

「衛星からの情報は」

「今のところ、動きは、しかし、日本海機動部隊と東北太平洋艦隊は、編成がすんでおらず、明日以降の出発になります」

「くそっ」


翌15日未明

東陸道津軽半島

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「ウラー」

「蝦夷人民共和国軍だ」


蝦夷人民共和国連合管区(道北、首都、苫小牧、渡島)軍と日本陸上防衛隊第5師団が激突

通信機能が麻痺して、統率力が一時的に乱れていた、第5師団は、津軽半島の付け根まで、一時撤退

一方、下北半島にも、蝦夷人民共和国道東管区軍が上陸

激しい攻防戦になるも、南侵を防いだ


15日午前10時

茨城県百里基地

RFー4EJ偵察機と近年配備されたLR-2偵察機が、下北半島、津軽半島偵察のため離陸

11時に両機から報告があり

津軽半島は、ほぼ占領されたという情報だった


そして、三沢近郊に展開していた陸上防衛隊第10師団が青森市内に展開

第5師団の後詰めの役割を担った


蝦夷人民共和国軍は、これにより、本土や樺太の援軍を待つため、現状維持を決めた


札幌市

「樺太管区長は、まだ見つからないのか」

「はい、真岡町役場に潜伏していた情報があり調べたところ、昨日のミサイル発射時刻と同時に逃げた模様です」

「どっちに逃げた北か南か」

「管区軍基地に逃げ込まれたら危ないですね」

「大丈夫だ、樺太管区軍基地周辺は息のかかった樺太管区警察が警備している」

「じゃあ、何処にいるんだ」

続く



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