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津軽海峡分断 蝦夷と日本  作者: 鈴夜
来統時代
20/33

第13話 突然の嵐

統一サミットまで、後10ヶ月

日本政府首脳も蝦夷共和国政府首脳も、浮かれていた


だが、それは突然裏切られた

7月23日午前1時

札幌で95式戦車が爆走 首相官邸に標準をあわせた

さらに、函館や千島でも事件が発生

各管区長自宅に、道東管区軍、苫小牧管区軍が乱入し、管区長達が拘束されたのだった


唯一、樺太管区長は、自宅脱出に成功したが行方不明になった


伊達首相も拘束され、政府機能は完全に停止状態に陥った


午前3時

蝦夷人民共和国札幌市日本大使館

「クーデターだと」

「こちらにも首都管区軍が来る危険性があります、イギリス大使館に避難してください」

「分かった」


日本政府も午前4時に事態を把握

在蝦邦人が中華民国大使館やフィリピン大使館に逃げ込んできたことで発覚

その後に、在蝦イギリス大使館から在日イギリス大使館経由で大使の無事も確認された


日本政府は大混乱に陥った

「蝦夷反乱軍の蝦夷人民政府への要求は何だと」

「日本との統一は反対する、そして我々日本政府には東陸道を非武装地帯としろと言う要求です」

「急いで閣議に移るぞ、25日までに非難声明を閣議決定して26日に国会決議とする」


林内閣は、直ちに非難声明文書の制作に取りかかった


24日

虎山国防大臣

中央方面隊

近畿地方の第3師団に出撃準備要請

東海地方の第10師団を東陸道に出動命令

東部方面隊は都内での有事の際に備え、首都圏内での治安出動準備が発令

北部方面隊に大規模警戒態勢が発令(第2師団、第5師団、第7師団、第9師団)

国防大臣命令で東陸道内の高速道路の通行規制が発令


25日未明に、第10師団は準備が完了し、東陸道へ移動を開始

西部方面隊は朝鮮人民共和国の動きを警戒するため出撃命令はでず


25日午後6時

「これが基本的な批判声明文だな」

「準備に時間が掛かりましたね」

「明日の国会で採択するぞ」


午後11時

国会議事堂内

「・・・・・・・これでよし」


26日

午前1時

保守党党本部

「これぐらいなら大丈夫だろう」


午前1時45分

民主共和党本部

「・・・・・・・これでよし」


午前6時

国会議事堂


「・・・・・・・不審物発見」

「夜中の衛視達はなにやっていたんだ」


午前7時 日本国 首相官邸

「衆議院本会議場と男子トイレから爆弾が発見されただと」

「ええ、早朝の巡回警備により発見されたと衆議院事務局から連絡が」

「念のため、国会決議は、明日に延期するしかなさそうだ、国会に防衛隊を配備し、議員全員の手荷物検査も厳重に行うように」

「了解」


午前9時

決議が1日延期になったため

各党の議員が党本部で対策を練ることにした


正午

首相官邸

「各議員宿舎からは不審物は見つかっていないようだな」

「ええ、議員会館からもそれと行った報告は」

その時、かすかな音だが相次いで爆発音が聞こえた

「何だ、今の爆発音は」

5分後、防衛大臣が汗と震えが止まらない状態で戻ってきた

「虎山防衛大臣、何があった」

「我が保守党の党本部ビルが爆発したという連絡です」

「何だと」

林首相は、凍りついた

さらに、防衛隊の一人が入ってきた

「失礼します。第1師団から緊急報告です」

林首相は、震えながら

「なにが起きた」

と問いかけた


「民主共和党本部、保守党党本部、上野駅、品川駅、東京お台場、首都高速各所で同時爆発騒動が発生したとの事です」


その言葉に、すぐに誰も返答する者はいなかった

年度内に日本統一まで書き終えたいな

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