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ギャルゲー&乙女ゲーの世界に迷い込みました  作者: 堀江ヒロ
ギャルゲーの世界に迷い込みました
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3 金髪ドリルにツンデレされる

PVを見たら、1日で100いってました。ありがとうございます。



 おかしい・・・ 自分の記憶なのにちぐはぐだ。

 そもそも、両親はどうなった? 昨日までは両親と俺の3人家族で妹なんていなかった。

 一方で、半年前から父親の単身赴任に母親がついて行って妹の2人暮らしだったという知識もある。


 二重の記憶・知識が自分にはあり、齟齬そごが生じている。

 妹が目の前にいるという現実を見る限り、前者が間違っていると考えるのが正しい・・・はずだ。

 違和感を感じているはずなのに、気のせいだとも感じている。いうなれば、魚の小骨が喉にひっかかった感じ・・・、例えが思い浮かばない。




 考え事押しつつも、無意識のうちに自分の席に着いたようだ。


「お早うございます。山本さん。 今日も冴えないお顔ですわね」


 席に着くなり金髪にドリルという驚くべき髪型のクラスメートが声をかけてくる


 彼女は西園寺あをい(誤字にあらず)。成績優秀で運動も抜群。委員長もしている優等生。しかも、どっかの会社の社長令嬢という正真正銘のお嬢様だ。しかしながら、ドリルというバカらしい髪型を恥ずかしげもなくしているからも分かる通り、残念な感性をしている。


 毎朝、顔を合わせる度に嫌味を言ってくる。何故か、俺にだけ。


「冴えない顔で悪かったな」

 毎回嫌味を言うくらいなら、無視すればいいのに。

 毎朝何かしら言われるので、受け答えするのも慣れたものだ。


 ・・・あれ、慣れてたっけ? 慣れてるはずだよな?

 またなんとなく変な感じがする。


「調子でも、悪いんですの?」

 考え事して下を向いてしまった俺を心配して西園寺が声をかけてくる。


「いや、単にボーとしていただけ。昨日夜更かししたから、まだ眠いんだよ」

 俺に嫌味を言うことを除けば、良い奴なんだよな。


「それなら良いですわ」



三人目は金髪ドリルのツンデレお嬢様。

文章だと簡単にドリルなんて書いていますが、実際にこんな髪型てしたら毎朝大変でしょうね。フィクション万歳。


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