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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
第四章「胡散臭い宗教ほど、面倒なものはない」
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こんな始まり方は今までなかった気がする


更新不安定で申し訳ないです…


-零奈視点-


…行ったわね。

察しが早い人は本当に助かるわ。


あの神は目の前に居る巫女よりも頭がおかしいしね。




ならより頭がまともな方に付くのが普通でしょ?




しかしまぁ、信用させるのにかなり苦労したわ。


だけど、力もついた、信用されている、此処まで来たら後はあの二人に賭けるしかないわね。


私は時間を稼ぎましょう、なるべく長く…ね。


「さぁ、気付かれないように上手くやらなくちゃね…」






-レナ視点-


「…そろそろ話しても良い頃だろう、レナ。あいつの…零奈の目的を…」


「さっきも言ったんですが、霊夢を殺す事じゃないんですか?」


「違うな。俺の推測が正しければ、そもそも『零奈には霊夢を殺す理由がない』と言う結論に至る。」


「え、でもさっきのって本気の攻撃に見えましたが…」


ペインバースト…あれの火力は半端じゃない。


「なら考えてみろ。幾らお人好しとは言え、『自分とは違う生き物の為にわざわざ復讐を果たしに来た』なんて言う奴が居るか?

友達とか居るならまだしも、他人の為にそこまで出来るような人間なんていないな。」


「話が良く見えないんですが…」


要は、とらぐなさんが言い、続ける。


「つまり零奈は復讐を目的としていない、ならば目的は何だ?そう考えた時、俺はある仮説を考え付いた。

もしかすると『零奈は霊夢を博麗神社に留めておきたい』のではないかとな。」


「…あ!!」


そうか、確かに零奈の前に来たあの3人は本気で霊夢を殺そうとしていた!

それから霊夢を守りたかっただけだったって可能性も…!


「零奈の目的は霊夢を保護する事…間違いなくあの馬鹿神は霊夢を殺しに来るだろう…そうなった時に、一番霊夢を守れる方法…それが『敵のふりをして戦う』事だったんだな。」


「そしたらもう戦う必要ないんじゃないんですか?こうして俺達が止めに行っているんですし…」


「そうはいかないぞ、レナ。霊夢達の性格を考えろ…それを知ったら霊夢はどうする?」


「…飛んできますね…」


「だろ?そんなことになれば零奈の努力が無駄になる。今回は俺達で奴等を仕留めるぞ…と言いたい所なんだが。」



らぐなさんが立ち止まる。



「正直な話、俺一人でやっと神一人を倒せるか倒せないかって所だ…もう一人の神をレナに任せるとしても、きっと刺客が立ちはだかる…二人じゃ分が悪いと判断した。というわけで…」


目の前の森の奥から、二つの人影が現れる。


二人とも…空を飛んでるみたいだが…?


「援護を頼んだ。」


現れたのは…!






「はぁ…久しぶりに外に出れると思ったら任務ですか…あ、レナ!」


「小悪魔!?何で此処に!?」


え?いつもパチュリーやレミリアの世話役の小悪魔が何故に?


「彼女はああ見えて恐ろしく強い。特に賞金稼ぎとなるとびっくりな程強いぞ。」


「まぁ元賞金稼ぎですけどね。神様ぶちのめしたら賞金と聞いて、久しぶりに血が騒ぎました!」


「あ、ああ…よろしく…」


強そうな気が全然しないが、助っ人は多いに越した事はない。


そしてもう一人…


「妖夢を連れて来ないで外に出るなんて何年ぶりかしら〜。」


この間が抜けた喋り方…


「幽々子!?」


「頼まれたから出て来たのよ~、今度の敵もなかなか強いんですって?」


待て、俺じゃなくても良かったんじゃね?


「と言うわけだ、レナ。この2人が居ればなんとかなるだろう。」


「なんとかなるって…」


だが、仲間は多いに越した事はないのは事実。


「行きますか!」


4人での冒険、後に「守矢神社殴りこみ事件」と報道される冒険が始まった。


次回予告。


やっとこさ物語進みます!


タイトル未定っ!!


お楽しみに!

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