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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
超特別編「コラボしまくりですが、何か?」
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【猫耳レミリア編】その4『Go to Pandemonium』

前回のお知らせに大嘘がありました…(またかよ)


PVは確かに190000だったのですが…


ユニークは21000でした、申し訳ありませんでした。

改めて、ありがとうございます!

今までのプレイバック。


『東方猫耳絵巻』


Stage:1「幻想の世界」

 中ボス…風見幽香

 ボス(?)…藤原妹紅


Stage:2「人里で…」

 中ボス…永江衣玖

 ボス(と言う名のラスボス)…上白沢慧音


今回はStage3!




‐猫耳レミリア視点‐


慧音の頭突きと言う名の制裁を受けた後、戦う気を完全に失くした私と天子は「TKG(つるぺたは希少価値だ軍団)」を設立した上で、再会を願って別れた。


「さて…早くお嬢様に会いたい…」


私の当面の目的は麗しきレミリアお嬢様に会いに行く事。

本物のお嬢様さえ見れれば死んでもいいわ。


「行こう、お嬢様に会いに!」


スキップをしながら先に進む。




「って、これは何なのぉぉぉぉ!?」


私は紅魔館に続く一本道を進んでいた…はずなのだが。


目の前が氷で、先に進めない。


マシンガンを撃って氷を砕いてみたが、氷は分厚いようで、砕けそうな雰囲気はない。


が、誰がやったくらいは予測出来る。


「あのバカの仕業ね…!!」


チルノ。公式も認めた『バカ』。


「困ったわね…このままでは先に進めない…」


ところが、実はこの氷の向こうではある戦いが繰り広げられていたりしていたのだ。









‐???視点‐


くっ、レナに届けたいものがあっただけなのに、なんでこのバカはわかってくれないのよ!?


「気持ち悪い、その姿は!凍れば少しはマシになるわ!雹符『ヘイルストーム』!!」


「しゅー君、弾幕展開!」


吹雪を回避しながら弾幕を展開し、なんとか回避する。


「手荒な真似はしたくなかったんだけど、話しても解ってくれないから実力行使しなくちゃ…!しゅー君、一回身体に戻って!」


【え!?あぶないよ!】


筆談とか相変わらずの才能の凄さだが、今はそんな事を言ってる場合ではない。


「良いから戻って!策はあるから!」


【わ、わかった!】


戻ってくれた…よし、あの手段が使えるわね。


「気持ち悪いものを出さなくていいの?あたいはあの時と違う、さらに強くなったんだから!」


「だったらさっさと本気を出しなさいよ。でないと私は倒せないわよ?」


はい、挑発に…


「言われなくても解ってるわ!」


乗った!


相手(チルノ)は両手に氷の剣を持ち、一直線に私に向かってきた!


「面白いわ!正々堂々と戦わせて貰う!」


チルノのように武器は持ってないし、作る事も出来ないが、私には『あれ』がある…!


「えぇいっ!」


真一文字に小さな身体を精いっぱい使って剣を振り下ろす。


それを私は直に…







喰らった!!






「なっ!?あんた、かわさないなんて、死にたいの!?」


「人の事より、自分の心配をした方がいいわよ?」


私の力さえ知っていれば、この時点で私から離れないといけないんだけど…

ま。知ってるわけがないよね。


斬られた右腕から鮮血が舞う。

痛いけど、これでいいの。




これで、私の勝ちは決まったから。




さっきから小さな小さな『傷』が私の素肌のあちこちに付いている。

全く、女性にとっては敵なのよ?

…でも、その『傷』こそが私の最大の武器。


『傷を操る程度の能力』…今更の能力説明とか、よく引っ張ったわね。


名前の通り、自分に付いた傷を自在に操れる。

というわけで、ぶっ倒れて貰おうじゃないか。


「さようなら、妖精さん。傷符『ペインバースト・リバース』」


…自分の傷を圧縮、及び増幅。


そして、ちょっと当てに行くだけで全ては終わる。


翼が折れた、傷だらけの妖精は放物線を描きながら飛んで行く。


小さくバウンドし、相手は動かなくなった。


「ふぅ…終わったかしら。」


私は彼女(チルノ)に触手製の治療薬を塗り、先を急いだ。





‐猫耳レミリア視点‐


…先に進めない…


奥からなんか音がしたが、何が起きてるかわかんないし、どうしましょ…


「お前、なんでこんな所に居るのかー?」


「!!」


振り返ったその先には、つるぺたその2、幼女ことルーミアが居た。


「というより、貴女の思ってる人物じゃないからね。」


「え?レミリアじゃないのかー?」


「うん…ちょっと違う。私は猫耳レミリア。レミリアであって、レミリアじゃない。」


「よく解らないけど、お前を食べていいのかー?」


「駄目っ!」


良いって言ったら肉体的な意味で間違いなく喰われる。

カニバリズムは勘弁。

…でも性的な意味でなら喰われていいかも。あ、逆に食べてしまうかも。


「うぅ…お腹空いたのだー!」


「解ったわ。ご飯食べに行きましょう。でもね、この氷があって先に進めないのよ…」


「解ったのだ!夜符『ナイトバード』!」


チュドーン!


氷が砕けました、妖怪って凄いね!


「行きましょう!」


私とルーミアは紅魔館へてくてくと歩いて行った。

次回予告!


ついに、ついに猫耳レミリア、紅魔館に着く!


というわけで次回

「その4『Into the Pandemonium』」


お楽しみに!

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