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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
超特別編「コラボしまくりですが、何か?」
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【猫耳レミリア編】その2『Escape from Enemy』


お待たせしました、その2です!


「はぁ…」


此処は何処?


というより…なんか寒気がする。

なんだろう…後ろから恐ろしいオーラを感じるんだけど…


「こんにちは。」


後ろから声がした。


私は一応、確認の為に振り向いてみた。






ゆうかりんが居ました。






最初からクライマックスです、本当にありがとうございました。






「貴女が私の兎(獲物)ね?じゃ、美味しく頂こうかしら。」


あくまで笑顔を崩さない彼女、とっっっても怖いです。


「私は食べ物じゃないぃぃぃぃぃ!!!!!」


とにかく逃げた。

後ろから黄色い閃光が多数飛んできたけど、構わず逃げた。


で、なんとか逃げ切れた。




「さっきのは間違いなく風見幽香…てことは此処って…幻想郷!?」


まさかの幻想入りという事態に私は文字通り、口をポカーンと開けてしまっていた。


「そういえばさっきクロナさんが言ってた…『最悪…死ぬことになる』って…え、こういうことなの!?」


確かにあんなレーザーを喰らったら即死だろう。


つまり、原作のようにピチュっても復活は不可能…


残機1という…






現実。






うぅ…クリア出来る気がしない。


とりあえず、現在はきっとStage1の道中と言った所だろうか…にしては中ボスがかなり理不尽な強さな気がするが…


流石現実。






『東方猫耳絵巻』


Stage1:『幻想の世界』

中ボス…風見幽香

ボス…???


Stage2:『???』

中ボス…???

ボス…???


Stage3:『???』

中ボス…???

ボス…???


Stage4:『???』

中ボス…???

ボス…???


Stage5:『???』

中ボス…???

ボス…???


Stage6(Final):『???』

中ボス…???

ボス…???






…幽香から逃げて、私は新たな場所に着いた。


「…よりによって、なんで迷いの竹林なのよ…」


位置関係がすごくおかしい気がする…あの隙間妖怪の仕業かもしれない。


「あ、此処って幻想郷なんだよね?なら…!」


きゅぴーんと目を光らせる私。


それもそのはず…




愛しのレミリアお嬢様が居るんだから!




「よぉし、お嬢様の為ならこんな竹林なんて楽々突破出来るわ!」


私は意気揚々と竹林に入る。











一時間後。











「迷いました…」


ずーんと落ち込む私。

ホントに迷うんだね、迷路なんだね。


「確かこんな時は藤原妹紅を探せばいいんだったっけ…」


そう、もこたん。

何処かにINする事に定評があるもこたん。


寧ろけーねにINされるんじゃ…角的な意味で。


「って何考えてるのよ私!今はこの竹林を出ることだけを考えるのよ!」


私は確実に脱出する為のある妙案を取った。


竹に傷をはっきりとつけ、目印とする。


「よし、これで大丈夫!ついでに妹紅に会ったら万々歳よ!」


…現実、このあと2時間程会えませんでした。



この間の出来事を列記してもいいのだが、竹を見た、印を付けた、何故か印を付けた竹をまた見たの繰り返しなので面白くも何ともないので割愛。







「ありゃ?なんであんたがこんな所に?」


「あ、藤原妹紅だ!会いたかったよぉ〜!」


救世主、現れる。

そう言えば本物のお嬢様って妹紅と仲良かったなんて描写…なかった気が。


私は涙を浮かべて妹紅の身体に抱き着く。胸…でかいけど。私と違ってかなりでかいけどっ!!


「うわっ、なんで抱き着いてくるんだ!?お前は吸血鬼だろ!私の血はきっと美味しくないよ!?」


「ふぇ?血は要らないよ?」


どうやら本物と勘違いしているみたいだ。


「へ?あんた…レミリアだろ?」


「うぅん…レミリアであってレミリアでない。私は猫耳レミリア。血は要らない、雑食系の普通の女の子です!」


自分で『普通の女の子』と言うのも色々とアレだが、少なくとも本物(レミリア)みたいなカリスマさ及び強さは持ち合わせていないつもりなので、きっと普通…だと思う。


「そ、そうなの?もう一度聞くけど、普通のフリして後ろから襲いかかって来るとかって展開じゃないよ…ね?」


「そんな勇気ある事出来ませんよ…」


まずはこの竹林を突破する事が一番なのに、その唯一の近道を塞ぐような真似は出来ない。


「わ、解った…とにかく、外に出たいんだよね?」


「永遠に迷うのは嫌…」


「よし、だったらこっちよ!」


私は妹紅についていくような形で、なんとか竹林を脱出した。






「すみません、ご案内ありがとうございました。」


「ほ、本物と違ってすっごく礼儀正しいっ!?」


凄く怪訝そうな目でこちらを見てくる妹紅。


「本物がこんな性格だったらいいのにな…」


そうこう言っている内に、何故か人里に着いてしまいました。













「へっくち!」


「お嬢様、風邪を引かれたのですか?」


「いいえ咲夜、誰かが私を噂していた気がするのよ…」


と言っていた本物さんが居たりした。


次回予告


「その3『Flying a Visitor』」


なんと本編で出ていないあのキャラが先にフライング登場!


こ、これはアリなのか!?


とにかくお楽しみに!





出てくるキャラのヒント:三月精・緋想天・風神録(あやややや以外)の内から出ます。

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