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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
超特別編「コラボしまくりですが、何か?」
70/123

【蓮也&トシキ編】その6『スピードスターの名は伊達じゃない』


…わけのわからない人の為のあらすじ。




レナ、零奈、蓮也→トシキ探し


トシキ→瀕死




トシキの運命や如何に!




-以下、トシキ視点でお楽しみ下さい-


「う…うぅ…」


記憶が一部飛んでいる。


ありゃ?なんでオレは布団で寝てるんだ?


確か風呂に入って…それから…それから…


思い出せません。




「あ、起きたのね。」


「ゆ…紫…さん?」


というより…なんで寝間着?なんで目の前に顔が?

髪も伸ばしてるし…頬がくすぐったいです。


「もう夜も遅いわ。貴方、結構気絶していたわよ。」


もうひとつ、寝間着姿…


ほんのりした紫色のゆったりした、ふわふわしてそうな寝間着。


…凄く…色気があります…



「あんまりにも女性に弱すぎるものだから、少し貴方の心の境界を弄らせて貰ったわ。貴方、このままじゃ女性の裸見ただけで死にそうだから。」


「そ、そうなんですか…」


そう言えば、ちらりと素肌が襟の辺りから見えているのに、鼻血が出ない。


「それと、貴方には訓練が必要ね。将来、貴方が嫁を持てるようになるための訓練よ…女性の本気、味わいなさい♪」


「え、ちょ、何するんですか紫さん…え、嘘、マジで、アッー!!」




この後、何故か記憶が飛んでしまい、気が付いた頃には朝になっていた。

真横で紫さんがすやすやと眠っている時点で凄くおかしいのだが。


「な…何が…あったんだろう…」


思い出したら負けな気がして記憶を漁るのは止めた。


唯一解る事は…大人の階段を1つ上った気がしている事だ。


「やっと起きたのね。第二ラウンド行くわよ♪」


「え、嘘、もう一回とか聞いてないよぉぉぉ!!!」


「良いもの持ってるじゃない♪使わなきゃ損よ♪」


「アッー!!」




…助けて、誰か。











-蓮也視点-


…こっちも何が起こってるのか解らない…


「なぁ…レナ…これは何なんだ…?」


「解らない…何があったんだろう…」


俺とレナ、すなわち男性陣は目前で起きている事に顔を赤らめていた。


目の前には零奈が眠っている、そこまでは普通なんだ。



…が…


何故に四肢が触手に拘束されて、宙に浮いているのだろうか…


「レナ、これ以上はなんか駄目だ、色んな意味で駄目だ!」


「確かに、やるぞ!!」


俺は右腕に撃ち込み式の杭打ち機(パイルバンカー)、リボルビング・ステークを創造する。


「分の悪い賭けは嫌いじゃない…!」


「霊掌っ!!」


手を縛る触手目掛けて一撃加える。


パンッ!!と杭が打たれる音がする。


「よっしゃ、次は足だ!」


「オッケー、任せろ!!」


もう一撃、レナが霊掌を加え、零奈の身体が崩れ落ちる。


「大丈夫か、零奈!?」


「う…うぅん…レナ…?」


「良かった…無事で…って……………」


レナが黙り込む。


「どうした、レナ…………………………」


俺も黙るしかなかった。


だってさ…だってさ…






服のちょうど下着がある部分だけ何故か溶けていて、下着が露出してるんだぜ?





「へ…へ…変態!!私が寝てる間に襲おうとしたの!?」


「待て、冷静に話を」


「言い逃れなんて聞きたくないわ!さっさと死んでなさい!傷符『炸裂する痛み』!!」


「「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!」」












「…え?私を…助けてくれてたの?」


「「はい…」」


「ご、ごめん!よく解らない中、こんなことしちゃって!」


「「こちらこそすみませんでした…」」


顔がボコボコに腫れている二人に、触手で治療する零奈。


「で、蓮也、トシキが何処に居るか解るか?」


「解らないな…あ、もしかしたらゆかりんと一緒かも。」


「紫と?そうか…なら紫の所へ行ってみよう。」


俺達はとりあえずゆかりんの家、マヨヒガへ向かう事にした。











-その頃のトシキ-


「…つ、疲れた…」


「気持ち良かったわ♪」


もう腰がガクガクで…

え?なんでって?聞かないでくれ…


「…トシキ、彼が来たみたいね。」


「へ?」


蓮也(あいつ)。」


「ま、マジで!?」


オレは自分の能力、『速度を操る程度の能力』を発動し、一瞬で服を着た。


「何処ですか!?」


「向こうね…」


紫さんが指したのは遥か先。


「掴まってて下さい!飛ばしますよ!!」


「え?何するの!?」


「瞬足『韋駄天走り』!!」


「ひゃっ!」


超高速のダッシュ!


待ってろよ、蓮也…!


感動の再会、見せてやるぜ!


次回蓮也編最終回!




というわけで次回

「その7『感動の再会?』」



お楽しみに!

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