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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
超特別編「コラボしまくりですが、何か?」
68/123

【蓮也&トシキ編】その4『デジャヴと狂気』


ユニーク19,000突破…!


もうすぐ大台の20,000だー!!


-蓮也視点-


…ふぅ、鈴仙を嫁にしておいて助かった…


レナは何をどうしても死なないみたいだからな…ならば頭を狂わせてしまえばいい。


俺の能力…『幻想を実現する程度の能力』の1つ、『波長的幻想実現』。


ぶっちゃければ鈴仙の能力…『狂気を操る程度の能力』をさらに強化したような感じの能力だ。


相手が俺の目さえ見てくれれば狂わせられる。

まるでギ〇スだな…そのうち『貴様は…死ね!!』とか使えるようになるのだろうか。


ま、レナが狂ってくれたから俺の勝ちはほぼ決まったようなものだ。


さぁて…止めを用意しておきますか。


「魔砲『ディバインバスター』」


右手の先に集まる紫色の光。


「…終いだ。」






ゴウッ!!!!






「…な、なんで…」






なんでだ、なんで。


なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで…


俺が、宙に舞ってるんだ。






「…済まねぇな、蓮也。蓮也の精神攻撃は、治した。」


レナの能力は解る…『己の傷を癒す程度の能力』。


だが、一体何のカラクリだ?


傷なんて与えていないはず…なのに、何故?


「精神まで狂わせたのが悪かったな。狂わせて自傷行為に走らせるか自殺に持ち込む…それが、鈴仙の能力だろ?」


「だが、俺はレナに狂気をぶつけた…狂ったはずだ!」


「悪いな。俺はその対策もきちんとしていたんだ。精神異常も、立派な『傷』だぜ?」


やられた、治っちまうじゃん!


「マジかよ…!それでも、なんで俺が宙に舞ってたんだ!?」


するとレナは、右手を開いて見せた。


レンズ…?


「照準『ハイパーグラビトンレンズ』…蓮也のミラーシールドと同じ事をやったまでだ。」


「びっくりだ…!サプライズだぜ、マジで…!」


「戦いを再開しようぜ?蓮也…まだ終わりじゃないんだろ?」


当たり前だ…だけど、俺も結構疲れてるんだ…


「次の一撃で決めてやる…!!」


「お、そりゃいいな!んじゃ、大技出しますか!」



レナの動きが…止まった?



「大技には大技で対抗だ!螺旋…」


「砲打…」


同時に動く二人!


「超電磁ぃ!!ゲッタァァァドリル!!ブレェェェェェク!!」


「シューティング!!ドライバァァァァァァ!!!!」

















「「どがべしっ!!」」



で、同時に倒れた。



被害状況は…


俺→ぶっ飛んで木を薙ぎ倒し、全身打撲


レナ→ドリル直撃でぶっ飛んで地面に埋まり、全身打撲


「あ…が…やべぇ…身体が…」


「俺もだ…死にはしないが…こりゃやばい…」


…お互い、虫の息状態…















…そして。




この世界に一人、とんでもない事になっていた人がいた。


「な…なんで…」


その人は自らの変化に驚いていた。


「なんでこんなに気持ち悪い身体になったのよぉぉぉぉぉ!!!?」


その人の身体には、緑色の鈍く光る触手が生えていた。


「最近全然出番ないなって思って影でちまちま頑張ってたのに!それの報いがこれなの!?あんまりだよー!!」


うわぁぁぁんと泣いているこの人物。


名前は…

















砕先零奈。






そうだよ、名前一致ネタだよっ!!




こんな奴居たっけ?と思う方は第二章読むと幸せになれると思うよ!




「なんなのこの妙にヌメヌメした触手は!?なんかえっちぃ感じがしてやだよー!!」


キャラ完全崩壊。


「ふぇ?何これ?」


多数の触手の内の一本が器用に一冊のノートを掴んでいた。


「…」


零奈はそのノートを開いて見てみた。


『済まないな、君に魔法をかけておいた。別の世界に居る、零奈という女性の力を一部コピーして君に移植した。

その触手は「しゅー君」と言って、君の思い通りに動いてくれる優しい奴だ。

見た目はアレだが、どうか嫌わないでやって欲しい。』


「しゅー君って…言うの?」


すると触手達が一斉に頷いた。


「え!?皆しゅー君なの!?」


『あ、そうだ、触手達全てひっくるめてしゅー君だからな。』


「そ…そうなんだ…」


『しゅー君は多彩な才能を持ち合わせている。まず、弾幕が張れる。』


「ほんと!?やってみて!」


すると、触手達はあちこちに弾を乱射した。


「すごーい!!」


『次に、君の心が読める。試しに、撃ってみたい方向に目を向けて念じてみたまえ。』


「…」


零奈は右手の方向に見て、軽く念じてみた。


すると触手の一本から弾が右に放たれた!


「一心同体って事…?」


『さらにだ、実はしゅー君は他人の治療までできる。怪我人が居たらやってみたまえ。因みに君にも使えるぞ。』


「才能有りすぎだね…天才なの?」


すると触手は何かを書いて見せた。


【ちがうんだ、しょくしゅいっぽんいっぽんがちがうさいのうをもってるんだ。ぼくみたいにてさき(というよりしょくしゅだけどね)がきようなやつもいれば、だんまくをはるのがとくいなやつもいるんだ。】


「平仮名でも文字が書けるって器用不器用の話じゃない気が…」


【れんしゅうしたんだ!でもかんじはあんまりかけないんだ…】


「それでも凄いよ…」


【ぼくたちはいろいろできるんだ、だからきらいにならないでね!】


「解ったわ。でも、ちょっと…このままじゃ流石にやばいかなぁ…」


【かくれることならできるよ!でも、あなたのからだをすこしかりなきゃいけないんだ…】


「別にいいわ。それくらいなら大丈夫よ!」


【わかりました!そしたらかくれるね!】


背中に寒気が走った。


「背中に隠れたのね…これから宜しくね、しゅー君。」


『気に入って貰ったようで何よりだ。だが、君には1つデメリットがある…』


「え?」


『まぁ…それはいずれ解るだろう。』


「すっごく気になる!」






こうして、触手を手に入れた零奈。


これは大丈夫なのか!?


色んな意味で!












そしてレナと蓮也の運命や如何に!


トシキ、君は何処に行ったんだ!?






次回を待て!




此処で1つ…






東方七人録のファンの皆様、ごめんなさい!(零奈的な意味で)




というわけで次回

「その5『この世界の零奈はなんか…真面目だなbyトシキ』」


お楽しみに!

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