【蓮也&トシキ編】その1『落ちた先は…?』
最初は「東方七人録」とコラボです!
「紫、ふと思ったんだが」
「どうしたの、神那女?」
此処は『別の』幻想郷…レナが居る幻想郷とは別の世界。
「蓮也…幻想郷を護る男にしては余りにも弱くないか?」
「え、今頃気付いたの?」
紫と話しているのは、遠命神那女という色々とぶっ飛んだ強さを持った女性である。
黒と白で彩った袴に、きらりと輝く長髪、出るところは出て締まってる所は締まってるというまさに完璧な女性だ。
「我ながら今頃気付いたのだ。蓮也はなんかいまいちパッとしないんだ。」
「でも、この世界じゃトップクラスよ?」
「うぅむ、確かにそうなんだが…もっと強くて、『俺がガン〇ムだ』ならぬ『俺が主人公だ』と言えるような強さを持って欲しい、そう思うのはダメか?」
「ダメじゃないけど…でもどうやるの?」
「この間、私は暇だったから何となく色んな世界を旅していた。」
「相変わらず凄いわね」
この神那女と言う女性の能力、『世界を巡る程度の能力』はその名の通りあらゆる世界に行けるというスケールがでかすぎる能力である。
「するとな、面白い世界を見つけた。その世界には、どんなことをしても死なない人間が居たんだよ!」
久しぶりに面白いものを見付けたようなキラキラした眼で喋る神那女。
「つまり、不死身?」
「そうなのだ。少しちょっかいを出したくなって、真っ二つに斬ってみたが死ななかった!
しかも中々の上物だ…傍に置いておきたい程の!
そこでだ、蓮也をその人間と戦わせてみたいと思う。面白そうと思わんか?」
「確かに面白いとは思うけど、他の世界に介入すると言うのは…」
この世界の紫は考えた。
他の世界に介入するというのは、一見楽しそうだが危険だらけである。
例えばだが、他の世界で誤って人を殺してしまったとしよう。
パラレルワールドの大前提として、選択の数だけ世界があるというのがある。
その殺してしまった人が仮にその世界では王様になることになっていたとしたら?
その世界はおかしなことになってしまう…
そうなれば、世界は歪み、いずれ消滅する。
つまり、他の世界への介入はある意味危険なのだ。
「解っているさ。必要以上の介入はしない…ただ、その不死身の人間の強さを見てみたくてね。」
「そこまで言うならやってみるわ。」
こうして、他の世界への介入を決めた二人。
この二人、行動力が半端なかった!
「というわけでいってらっしゃーい♪」
「ちょ、いきなり何を…アッー!!」
対象を即座に隙間送りにする紫。
「うわぁぁぁぁ…!」
「あ、関係ない人まで落としちゃった…ま、いいか♪」
こうして、この世界から送り込まれた二人。
「送っておいたわよ。一人巻き込んじゃったけど。」
「そうか…いずれ戻ってくるだろう。それまで…ゆっくり待とうっ!」
「きゃっ!い、いきなり、激し過ぎるわっ!」
「よいではないかー、よいではないかー!」
高宮蓮也とトシキ=スピードスター…
彼らは何を成すのか!?
乞うご期待っ!!
で終わると思ったか、甘いわぁ!!
-以下、「100万回〜」の紫視点でお楽しみ下さい-
「…え?」
扉を開けた先には、また部屋が。
しかもさっきの部屋と特に変わった所がない。
「迷路じゃあるまいし…」
また机の上にノートが。
「今度は何が書かれているのかしら…?」
ノートを開いてみた。
『正面に扉があるはずだ。開ければ別の世界に繋がる。
さぁ、開けたまえ。新たな世界が君を待っている。
そして、そこには君を待つ人物が居る。』
「何処の誰かは解らないけど…迎えに行ってあげましょう…!」
私は扉を開け放った。
次回予告
ついに蓮也、レナと邂逅!
というわけで次回
「その2『邂逅、そして戦いの始まり』」
お楽しみに!