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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
第3.25章「出会いの物語」
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伝説の孤狼、フェンリル


今回は色んな意味でカオスです…


ー前回までのあらすじー


伝説の孤狼フェンリルの撃退をすべく、レミリアは八雲紫と手を結ぶ。


一方、フェンリルの出現に気付いた者も居た。

風見幽香…そして、「約束を果たしに来た」と言う謎の人物。


本来の主人公が出番なしというこの展開、果たしてどうなる!?




ー以下本編、幽香視点でお楽しみ下さいー


「貴方は…!」


まさか、こんなに早く戻って来るのは予想外だった。


「なんだよその顔、まるでお化けを見るような顔だな。そんなにびっくりしたのか?」


「…雑魚にしてはよくやった方だなと思って。で、どうやって逃げてきたの?」


「逃げてねぇよ!ちゃんと戦いました!でなきゃこれが手に入らねぇよ!」


…驚いたわ。

本当に『これ』を持って帰ってくるとは。


「つまり、少しは強くなったと見ていいのね?」


「ああ。で、なんか来たんだろ?」


「ええ。今回は少々手強いかもしれない。…早速貴方の力試しが出来るわね。」


「…力が付きすぎてるのを見て腰抜かすなよ?ついでに惚れるなよ?」


「腰抜かすのは万が一あるとしても、惚れるのはないわ。」


大体、私が惚れるとか何かの冗談でしょうに。


「おお、手厳しい。…んじゃ、行こうかね。」


でも、雰囲気は変わったのは確かね。


「…ええ。」











ーレミリア視点ー


「…で、1つ聞いていいかしら…」


「何?」


凄い違和感、というか絶対に何かおかしい。


「なんで…」




私と八雲紫しかあの時はいなかったのに。




「こんなに不気味な集団が私達に付いてきてるの…?」


私と八雲紫が先頭で、その後ろには…






ざっと数百名の人間が。


ところが全員何故か白い布の袋を被って、なんか顔の部分には「罪」なんて文字が書いてあったりする。


「私のファンクラブの罪袋よ。気にしないで。」


「気にするわよ!!全員男だし、大事な部分隠さずに顔を隠すなんて馬鹿としか言えないじゃない!」


これぞ『頭隠して尻隠さず』…確かこの小説、全年齢対象なのよね?


色々な意味で大丈夫なのかしら?


「あら、そうなの?貴方達、ちゃんと隠す所隠しなさい。」


なんか心読まれた!?


『ゆかりんの仰る通りに!!』


凄い統一感!?


…ま、まぁ、隠す所は隠したみたいだから良いとして…


「それより、フェンリルは何処に居るのかしら?」


「解らないわね。神出鬼没なのが狼だから。相手が神話クラスなら尚更ね。」


ふむ…困ったわ。



仕方ない…やりたくなかったんだけど。



「作者!フェンリルの居場所を吐きなさい!!」


作者に居場所を吐かせる事にした。


「ちょっと待ってくれよ、そもそもフェンリルは狼なんだろ?そしたら妖怪の山とかそこらへんにいるんじゃないの?違うの?」


毛玉の作者がなんかほざいてる。


「貴方達、妖怪の山を捜索しなさい。」


『ゆかりんの仰る通りに!!』


話がかなり進んだ!?


罪袋…なかなかやるわね…






「で、収穫なしと。」


よくあるパターン。


「こんなときに目の前に居たりするパターンなんだよな…って…」


毛玉が何かにぶつかり、その何かを視認した。


「マ ジ で 来 た !!」


目前に佇む、一匹の獣。


白銀の体毛に、純白の爪と牙。


その眼は私達を鋭く睨む。



…伝説の孤狼、フェンリル。




「八雲紫!奴が来たわ!」


「解ってる、あれがフェンリルね…!」


私と八雲紫は戦闘体勢をとるが、一人あたふたしてるアホが居た。


「作者、あんたも戦いなさい!」


「ふぇ!?だって俺、毛玉だぜ!?毛玉がどうやって伝説の狼を倒せるってんだ!」


いや、戦えるわ!だって…!


「あんた、毛玉が様々な奴をぶっ倒す小説書いてるじゃない!」


「ちょい待てぇー!あれは別の作品だ!あれは毛玉を操れる少女が居るからこそどうにかなるんだよ!毛玉一匹でどうこうする話じゃない!」


「そんなのはいいわ!さっさと更新しなさいよ!二ヶ月くらい放置してるでしょ!」


「それには深い事情が」


「ただのサボりでしょう!読者を大切にしなさい!!」


さっきから何を言っているのかしら、私は。


「あのね、此処で耳寄りな情報があるのよ。」


「なに!?」


そして、八雲紫が私に耳打ち。


「そう…それなら仕方ないわよね…ってなるか!!」



どうやら作者はあの作品の事を忘れていなかったらしく、更新しようと書き溜めをしていたらしい。


ところがある日、保存していた書き溜めが携帯の故障により喪失。


これが作者が携帯を変える理由となり、今現在ない頭を絞ってプロットを再び構成し直しているらしい。


…自業自得じゃん。



とにかく、現在鋭意製作中らしいのでもう少し待ってほしいとのこと。






「あのぉ…何時になったら戦ってくれるんだろうか…」


「「喋れるの!?」」


フェンリルは喋れるらしい。


作者も私もびっくり。



と、とりあえずフェンリルを討伐するわよ!



…次回!(えっ?



次回予告


レミリア「フェンリルを倒すわよ!」


作者「どうやって?」


レミリア「どうやればいいか考えなさい!」



というわけで次回

「VSフェンリルという名のクライマックス」


お楽しみに!

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