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100万回死んでも生き返りますが、何か?  作者: らぐな。
第三章「月は出ているか?と言ってみたい」
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Δ5…不死の脅威

少々短めですが次回がきっと長くなると思います…

ー文視点ー


「全く、貴女達は何をしようとしているか解りませんが、何となくあの姫は放っておいたらいけない気がします。」


「烏天狗ですか…剥製にしてみたいですね。」


怖い人。


「私の裸は誰にも見せないですよ?貴女のような年増には見せても意味ないですし。私は百合なんかじゃないですから。」


「…流石、挑発だけは一流みたいね、編集長さん。」


相手…八意永琳が弓を構えます。


「下手なお世辞をありがとうございます。ですが、貴女では私を射抜くことは出来ませんよ?」


「何故?」


貴女も月の民とは言え、所詮人間の枠でしかありません。


対して、私は…


「幻想郷最速ですから。」


大地を蹴り、戦いを始めた!





ーらぐな視点ー


「今更恐怖か?貴様はどこまでもめでたい人間のようだ。」


斧を振り回し、奴を追い詰める。


「趣味が悪いわね」


「貴様に比べればマシだ」


頭をかち割りたいが、奴はそう簡単には割らせてくれない、頭蓋目掛けて降り下ろした斧は大地を軽く砕いた。


「貴方は何者なの?私の命を狙うという所を見れば、月の人間なのかしら?」


「月?あんな腐った社会は嫌だね。この間こそ月の姫…確か何とかの豊姫とやらを地獄に送ったばかりだ。まぁこの間と言っても3年くらい前だが。」


「あ、貴方…!?あの豊姫を!?」


お、奴が動揺している。


「ああ。妹みたいな奴が泣いていたな。貴様も後を追うか?地獄生活は楽しいそうだぞ?」


「お断りだわ!」


…豊姫を捕まえるのは大変だったな…


まぁこの話は気が向いたら振り返ってみてもいいかもな。


ま、すぐに釈放されたけど。


「さて…そろそろ苦しんでみようか。」


そうして俺は3年前の繰り返しをすることにした。


「堕ちろ。処刑『王妃の断頭台』」


瞬間、奴を捕らえる鎖。


「最後に聞く。蓬莱山輝夜、罪を償う気はないか?」


これが最後のチャンスだ、蓬莱山輝夜。


「ないわ。罪なんて犯してないもの。」


…駄目か。

やはり、首を落とすしかないようだ。


「なら死ね。」


降り下ろす斧。


…鮮血が、俺に飛び散った。








が、奴は死んではいなかった。

まぁ豊姫の時もそうだったから薄々予想は出来ていたが。


「…豊姫は確か扇で俺の斧を消したから死ななかったが…貴様は単に不死か。」


「さっきから言ってるじゃない。」


分かれたはずの身体の内、生首が喋る。


「痛いのよ?本当に気を失いそうな痛さなの。…それでも死なない。それが蓬莱の薬の力…」


手が生首を抱え、断面にくっつける。


これは筆舌に尽くしがたいグロさだ。


これくらいの描写しか出来ないのがグロ好きの作者にとっては物足りない感じらしいが…


「ふぅ…残念ね、殺す事が出来なくて。」


「ミンチになりたいのか?貴様はそこまでのマゾか?」


「逆よ。貴方の苦悶の表情が見たい…サドよ?」


「貴様の性癖は聞いていない」


何度でも落としてやる。

貴様は裁かれるべき存在…故に、俺は貴様を裁く!






ー零奈視点ー


「数が多すぎる…!」


流石に私の能力…『痛みを操る程度の能力』をもってしても、いつまでもうまく捌ける訳ではない。


疲れていないと言えば嘘。いつガタが来るか…


「そこだ!」


しまっ…!?


「恋符『マスタースパーク』!」

「霊符『夢想封印』!」


こ、これって…!


吹き飛ぶ白を横目に、私は攻撃の出所を見た。


「零奈、お待たせ!」

「助けに来たぜ!」


「霊夢…魔理沙…!」


英雄が二人も…!


「怯むな!たかが女3人!囲めば恐れる事はない!」


白があっという間に私達を囲む。


一見すれば絶体絶命の大ピンチだ、だが霊夢と魔理沙は困るどころか笑っていた。


「それはどうだか。」


「そうだな、まだあいつが来てないぜ!」



あいつ…?



誰のこと?と思考を一瞬巡らせていると…


「砲符『リヴァイバル』!!」


さらに吹き飛ぶ白。



「来たわ…!」


「遅いぜ、レナ!」


あの隙間…紫の仕業ね。


中から出てきたのは…!


「先に暴れてたのって零奈だったのか。お待たせ!」


「ダ、ダーリン…!」


「「「え?いつの間に夫に?」」」


いいじゃん、どうせ私はダーリンの嫁なんだから。


っと、ボケてる暇はないわね。


「待ってたわ!まだまだ数が多いから気をつけて!」


「解った、行くぞ!」


約800対4の戦いが…

と言っても後に無双と言われる戦いが、始まった。

次回予告

「Δ6…幻想無双」


リアル無双が今始まる!


レッツボコボコ!


お楽しみに!

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